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編集者:蓮那
編集内容:性格の欄も設けてみました。

概要

CV:久川綾

マルスの娘で、ハイマーシアンの1人(他のハイマーシアンは現時点では未登場な為、彼女が唯一のハイマーシアンであるとも考えられる)。

姫カットのピンク色の髪が特徴。素顔は一部が明らかになっているが、青緑の目をしたキツめの顔の美女。体には多数の傷跡がある。

火星士の一員であり聖闘士でないにもかかわらず何故か仮面を着用し、白銀聖闘士を率いている。聖域をマルス軍が乗っ取った後は、白銀聖闘士への昇格権もある程度握っているようであるが、面接もろくにしないでヒドラの市を昇格させてしまうなど妙にアバウトな面もある。

マルスの封印中も対アテナ陣営への工作を行うなど活動していた模様。

スピードを活かした高速攻撃を得意としており、同タイプの戦い方をするユナとの初戦闘では圧倒した。一方で18話の蒼摩戦では場所が蒼摩にとって火の力を借りやすい火山地帯の場所であったこと、彼がソニアを仇敵として特に気合いの入っていた戦いであることも手伝い負傷し撤退している。この事から高い実力はあるものの圧倒的と言う程の力ではない事が分かる。

銀河衣のモチーフはホーネット。闇属性の針を多数打ち出す技を使う他、鎧の手先には鋭い爪のパーツがついている。

家族

父マルスには忠実で彼を「父上」と呼び、幹部クラスでありながら積極的に前線に出る。弟のエデンには「姉上」と呼ばれているが、彼とは姉弟というより上司と部下のような態度で接してもいたが、彼が前線に出るのを止めようとするなど姉としての情は厚いようである。

また13話で「今は耐えろ、己の小宇宙を高めておくのだ」という意味深な台詞を投げかけている。

エデンとは異母姉弟であり少なくとも母・メディアとは血縁関係がないが、母は違えどエデンのことは大切である様子で汚れ仕事を弟にさせたくない意志を表明している。

21話でアリアについて「アテナでなければ見捨てていた」と言っており、彼女をよくは思っていないようであり、またアリアの扱い等でマルスに抗議したエデンをきつく叱りつけており、あくまで彼が父に忠実であることを希望しているようである。

継母のメディアに対しては26話の回想シーンで「メディ……母上」と呼び方を迷う場面が見られる等複雑な感情を持ちつつも逆らえない関係のようであるが、40話では「マルス様もエデンもメディア様も家族だ」と叫んでおり彼女にも娘として認めてもらいたかったようである。

35話ではアリアの死に落ち込みマルスに疑念を持つエデンに鉄拳制裁を加えるが、ミケーネにその際「小宇宙が乱れている」と指摘されている。

性格

家族以外の者に対しては非情かつサディスティックで、倒したユナの胸を踏みつけてヒールでグリグリするなど、自身に倒される事を「名誉」と称するなどプライドも高い。

当然自身の実力にも自信を持っており、敵を挑発して理性を失わせ技の精度を落とそうとする等狡猾な面もある。

しかしながら、本質的には非常に繊細な心の持ち主でありとどめの確認を怠る等ツメの甘い面もみられ、また26話で闇の遺跡が見せた父マルスの幻覚に不要呼ばわりされた時は激しく動揺している事から両親に見捨てられたくないという気持ちを強く持つ精神的に脆い平凡な少女であった。

上記のサディスティックな面は弱い自分を見せたくないが故の演技である可能性が高い。

悪役の立場ではあるが、強い自分を装いながらも誰かに認められたい家族に愛されたいと願う繊細な内面は、劇中の女性の中では現代の女性の価値観に最も近いと言える。

蒼摩との因縁

過去に蒼摩の父・一摩を幼い蒼摩の眼前で殺害した人物である。

当時一摩に見るからに子供だとみなされていたことや40話の回想等から考えるに本編開始時点では10代後半〜20代前半くらいの可能性が高い(エデンの年齢から16歳以上は確実である)。

異母弟であるエデンが生まれたての頃に初めて彼に引き合わされた幼い日が彼女にとって最も幸福な思い出として残っていたが、その後は両親はエデンにばかり気がいっていてまともに愛された記憶はなかったようである。

一摩の殺害は義母であるメディアの指令によるものだったが、出撃前から既に迷いがあったようで、その為戦闘中も彼に情のある言葉をかけられたりしたことで動揺したのか彼を殺害した直後には泣き崩れており、任務を終え帰宅した際も「疲れた」とメディアに弱音を吐いている。

出撃前はエデンに対しても普通に優しい姉だったのだがこの一件は彼女の深い心の傷となって残ったようで、思う所があったのか一摩の聖衣石を持ち帰り長年持っていた。しかし後に蒼摩との戦闘中に落とし蒼摩の手元へと渡った。

蠍座のソニア

39話終盤で裏切ったエデンを追撃する為に出撃を決意した際にメディアにより「審判と戒律を司る」蠍座の黄金聖闘士として任命される。メディア曰く「それを身につけるのは貴女しかいないと思っていた」と言うが、時貞のように聖衣の意思を押さえ込む措置もされておらず、別の糸があったと思われる。

経緯がかなりイレギュラーな急造ではあるが、2人目の女性黄金聖闘士となる。

その際着用する仮面は普段の顔全体を覆うものではなく、黄金色で顔の上半分を覆うタイプのものとなっている。また黄金聖衣は胸元や腰回りは女性用のカスタマイズがされているものの基本は旧作に近くなっている。

この際何か思う所があったのか前の両サイドを残して長かった髪をばっさり切っている。

40話で天蠍宮にてエデンを迎撃せんと待ち、先に到着した光牙らと対峙。蒼摩と3度目の因縁の対戦となった。

その際蒼摩が落とした南十字座の聖衣石を砕くも、闇の遺跡で彼女の心を知り、復讐心を捨てた蒼摩にその内心を問われ「自分を大事にしろ」と詰め寄られ動揺する。

その動揺が小宇宙の乱れにも繋がり、必殺技を放とうとした時に黄金聖衣が離れ、技が暴走し炎に巻かれ倒れる。宮の床に横たわり混濁した意識の中歩み寄った蒼摩を父と間違え「お父様側に居て」・「ひとりはこわい」と記憶の中の優しい父に甘えるような言葉を残して息を引き取り、黄金聖闘士2人目の死亡退場となった。

一摩の聖衣石を持っていた件についても、蒼摩に「望まない殺人を犯して苦しんでいる自分を見守ってくれてるように思っていたのでは」と指摘されており最後まで「優しい父親の愛」を求め続けていた模様である。

  • ホーネットスティンガー

闇属性の針を多数打ち出す。

  • トワイライトマリオネット

闇の小宇宙を球状にして時間差攻撃で相手を襲う。

  • スターンバックジスダークネス

小宇宙を腕から螺旋状に展開してぶつける。

  • クリムゾンニードル
  • アンタレス・メイルストローム

宮内が崩壊しかかるような強力な衝撃波を放つ技であったようだが、この技の発動途中にソニアの小宇宙の乱れが影響したのか聖衣が外れソニアは致命傷を負った。

余談

キャラデザ担当・馬越嘉彦氏の過去作である、ハートキャッチプリキュア!の登場人物キュアムーンライト中の人が同じで、暗黒卿と化したムーンライトとも呼ばれる事も。もともとムーンライト自体聖闘士星矢のキャラみたいと呼ばれていたので、全く違和感がない。しかし衣装や髪型などがそっくりで色違いのムーンライトと呼ばれるキャラもいるので、色々ややこしい。しかし彼女の方が目元が穏やか気味なので、まだ素顔を見せていないが、ツリ目具合はこっちの方が似てると思われる。

別名・表記ゆれ

ホーネットのソニア ソニア

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