概要
正体不明の巨大な怪物「シン」に怯えるスピラの人々を救うため、「シン」を倒す唯一の手段「究極召喚」を求める冒険が繰り広げられる。
スピラはFFシリーズ初の全体が東洋的世界観に包まれた世界(VIIのウータイなど部分的に東洋的な世界観が生かされた例は過去にも存在する)であり、音楽や左右非対称の衣装デザインなどがそれを象徴している。
重大なネタバレになるため深くは触れないが、主人公であるティーダや災厄の象徴「シン」の正体、そしてエンディングから「最も救われないFF」であると言われている。
続編である「ファイナルファンタジーX-2」である程度救いのある結末を迎えるのだが、そんなものが出される事など露知らぬ当時のプレイヤー達を鬱状態のどん底へ叩き込んだ名作。
余談であるが、フルボイス作品であるにもかかわらずティーダの名前は変更可能であり、ティーダだけはゲーム中誰からも二人称(キミ、お前など)で呼ばれ続ける。
その結果、生死を共にした旅を潜り抜けた仲間からも最後まで名前を呼んでもらえないという異常事態が発生し、ファンを激怒させた。
さすがに製作スタッフも反省したのかファイナルファンタジー12以降の作品ではキャラクターの名前は変更不能になっている。
登場人物
プレイヤーキャラクター
ノンプレイヤーキャラクター
モンスター
関連イラスト
関連タグ
表記ゆれ
キングダムハーツ(本作のキャラクターがゲストで出ている)
ディシディア(本作のキャラクターがゲストで出ている)