概要
『ファイナルファンタジーX』に登場。
ユウナが手に入れた最初の召喚獣。ビザイド寺院にいる幼い少女の祈り子像から生まれた。
物語の中盤、究極召喚の真実を知って慟哭するティーダを優しく受けとめる仕草を見せたり、シーモアとの結婚式から脱出するユウナを助けたり、また特定のアイテムを手に入れることで唯一オーバードライブ技を2つ持つことができる等、FF10の物語においてかなり印象的な召喚獣である。
容姿
女性の祈り子像から発生した為、全体的に女性的なデザインがされている。
嘴はないが尖った顔つきに、特徴的な大きな翼と尻尾、足がある。
由来となった悪魔
ウァレフォル(Valefor)という悪魔が名前の由来である。
これ以外にもヴァラファール(Valafar) 、ヴァレファール(Valefar)、マラファル (Malaphar)、マレファル(Malephar)とも呼ばれる。
ウァレフォルは召喚者の前に、人間またはロバの頭を持ったライオンの姿で現れるとされるが、
『地獄の辞典』(コラン・ド・プランシー書)では、天使の姿もしくはライオンの頭、ガチョウの脚、
ウサギの尻尾をもった姿で現れるとされる。
盗賊と関連の深い悪魔とされており、人々を盗みに働くように誘惑したり、泥棒と和解させることができるという。
ソロモン72柱の魔神の1柱で、10の軍団を率いる序列6番の地獄の公爵。
また、サルガタナスの支配下にあるという