かたりべ荘

かたりべそう

とりぽて氏による、ゆめにっき派生的な特徴を持ったフリーのRPGのこと。

飢ゑたるは赤い概要

かたりべ荘～淵藪記～とは、とりぽて氏によって制作されたRPGツクールXP製フリーゲームであり、「不思議世界散策RPG」である(ダウンロードはこちら)。

公開は2010/8/2。最新版はVer.0.35(2013/3/21更新)。

※タグ名としては「～淵藪記～」(エンソウキ)は加えられていないが、これは公式、もしくは後年に加えられたという事情が有る。

【大変読み苦しい＆不備が多いかと思いますm(__)m。加えて、筆者はゆめにっきサイドから入った者ではなく、かたりべ荘についてもVer.0.09から入ったばかりのニワカです。加筆訂正等お待ちしております】

ゆめにっき的な特徴を踏まえ、雰囲気を重んじつつ、RPG形式の作り込まれた戦闘が取り入れられている。

元々ゆめにっきっぽいゲームを意識して作られ始めたらしく、ゆめにっき派生として扱われる事がしばしばだが、全く異質とする意見も多い。

ホラーや鬱はメインではないが、それっぽい部分も所々に有るかもしれない。

キャラクター絵・マップ絵は全てオリジナル。

BGM素材の選曲の良さがとてもよく注目される。

WARNING!!

以下、若干のネタバレを含んでいます。

レッドゾーンでは無いと思いますが、最初は情報無しで右往左往しながら始める事を推奨します。

逆にガチのネタバレが欲しいかたは関連リンクへGO！

大きく八つに分けられた「不思議世界」を散策する。そこには多様な住人達が住んでおり、話しかけると何かを(毎回タダで)くれるものが多い。

テキストによる会話表現は無い(極一部に例外？)。

ゲームの進行によって、主人公の姿・能力を様々に変える事ができるようになる。

ゲームオーバーは存在せず、戦闘その他でやられても基本的には元の世界に戻されるのみ。

キャラクターは可愛らしいものや美少女から奇怪なものまで様々。人外娘的なキャラクターも多い。

各世界には「象徴者」と呼ばれる「ボス？」が存在し、話しかけると戦闘になる。

ゲームの進行によって、通常の善良な住人達にも戦闘を仕掛ける事が可能となり、戦闘用グラフィックと名前を拝めるようになる(逃げれば問題無い＆例外有り)。

象徴者を初めとした多くのキャラクターに第二形態(2形態目)が存在している。

戦闘は一見お馴染みのコマンド戦闘(？)だが、アイテム使用による助っ人の召還、素手と武器の使い分け(素手が場面によって威力変化)など、風変わりな幾つかの特徴を持っている。

基本的に「淵藪END(旧称：良END)」「平行END(旧称：普END)」「心傷END」「修羅END」の4種。

淵藪ENDで「完」となり、これがいわゆるトゥルーエンド。

修羅ENDは、探索意欲と破壊衝動に凝り固まった者達のために(？)存在する、更に難解な道である(淵藪ENDまでの道は、本ゲームにおいては殆ど氷山の一角に過ぎず、他に多くの見所が散りばめられている)。

一周で全END見る事も可能な形式で、周回機能も備わっている。

他、Ver.Wでは「瘴気毒END」というバグも存在した。

難易度が「ふつう」「難しい」から選択できるが、「ふつう」でも各ENDへの到達やアイテム部屋・武具部屋のコンプは可能。「難しい」限定イベントは存在するが、周回時にも再選択ができるので、まずは「ふつう」でやり込む事を強く推奨。
周回にはアイテムが必要だが、少しやり込む事で得られ、逃す事は無い。平行END（or？）限定だが、ゲームの形式上、あえて平行ENDを狙う必要は無い。
特定の戦闘以外では、武器を装備していないと、腕力が幾ら高くても通常攻撃によるダメージが0になってしまう事が多い。
画面が暗くて見辛い場合は、画面を上から覗き込む、眼鏡を拭く等してみると良いかもしれない。
「ページアップ／ダウン」や「タイトルへ戻る」の操作(説明書を参照)には慣れておく事を推奨。
セーブファイルはSave1.rxdata～Save16.rxdata。
制作率は、Ver.V(Ver.0.09の次)にて108％中の100％となり、2012/2/9版で多分108％となった。同4/13頃、副題「淵藪記」が加えられた。
【ヒント？】目先の攻略よりも、まずはあちこち回ったり色々試したりしてみると良いかもしれない。(でもアイテム部屋＆武具部屋のコンプは情報無いと厳しいかも？)