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概要
クラシック音楽をテーマとする二ノ宮知子の漫画『のだめカンタービレ』は、KC「Kiss」にて2001年から2010年まで連載された。全25巻。
テレビアニメ第1期『のだめカンタービレ』は、2007年1月から6月まで放送された。全23話。
テレビアニメ第2期『のだめカンタービレ巴里編』は、2008年10月から12月まで放送された。全11話。
テレビアニメ第3期『のだめカンタービレフィナーレ』は、2010年1月から3月まで放送された。全11話。
他には、2006年にフジテレビで実写ドラマ化され、実写映画は2009年12月に前編、2010年4月に後編が放映されている。
“のだめ効果”がもたらした『クラシックブーム』
本作のドラマ化、及びその大ヒットにより、それまであまり注目されずに右肩下がりだったクラシック音楽業界が一気に右肩上がりに持ち直したのは有名な話。
特に2006年から2010年の『のだめ~』放映期間中は、コンサートで『のだめ~』の楽曲を数曲入れるだけでチケットが飛ぶように売れるという現象も巻き起こし、多くの人々がクラシック音楽の魅力を再確認する機会を得ることができた。
某クラシック音楽にまつわる漫画の先輩格に比べ、メディア露出の機会に恵まれやすい漫画の構成だったことが功を奏したといえる。
ストーリー
エリート音大学生千秋真一は、ある日、自暴自棄になって酔っ払って自宅の前で眠ってしまう。目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる女性がいた。名前は野田恵(通称のだめ)。この出会いを機に、それぞれ成長していく。
登場人物
指揮者とその関係者
セバスチャーノ・ヴィエラ(CV:江原正士)
ジェームズ・デプリースト(CV:石住昭彦)
Sオケ関係者
R☆Sオーケストラ
大学関係者
家族・親族
フランス・コンセルヴァトワール
シャルル・オクレール(CV:清川元夢)
パリのアパルトマンの仲間
フランク・ラントワーヌ(CV:浅沼晋太郎)
タチヤーナ・ヴィシニョーワ(CV:伊藤静)
ルー・マルレ・オーケストラ
マスコミ
その他
ロラン・シュヴァリエ(CV:石井真)
主題歌
第1期
オープニングテーマ
「Allegro Cantabile」
作詞・作曲・編曲 - 末光篤 / 歌 - SUEMITSU & THE SUEMITH
エンディングテーマ
「こんなに近くで...」(第1話 - 第12話)
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲・編曲 - Ryosuke“Dr.R”Sakai / 歌 - Crystal Kay
「Sagittarius」(第13話 - 第22話)
作詞・作曲・編曲 - 末光篤 / 歌 - SUEMITSU & THE NODAME ORCHESTRA
挿入歌
「おなら体操」(第1話)
作詞 - 二ノ宮知子 / 野田恵 / Poo太郎、作曲 - 野田恵
「プリごろ太マーチ」(第1話・第7話・第13話)
作詞・作曲 - カースィ=ケニーチェ(カサヰケンイチのペンネーム) / 編曲 - 大川伸茂 / 歌 - 大河内守(第13話のみ)
「のだめラプソディ」(第3話)
作曲 - 松谷卓
「恋のGカップ」(第13話)
作詞 - 二ノ宮知子 / 歌 - 鈴木姉妹
「レジェンド・オブ・Sオケ」(第13話)
作詞 - 二ノ宮知子 / 歌 - 峰龍太郎とSオケ男子たち
「もじゃもじゃの森(もじゃもじゃ組曲より)」(第15話)
作詞 - 二ノ宮知子 / 作曲 - 大島ミチル
「幸せ色の虹」(第17話)
作曲 - 大島ミチル
第2期
オープニングテーマ
「Sky High」
作詞 - 安岡優 / 作曲 - S.Rachmaninov、服部隆之 / 編曲 - 服部隆之 / 歌 - ゴスペラーズ
エンディングテーマ
「東京 et 巴里」
作詞 - solita / 作曲・編曲 - 大川茂伸 / 演奏 - 宮本笑里×solita
第3期
オープニングテーマ
「まなざし☆デイドリーム」
作詞・作曲・編曲・歌 - さかいゆう
エンディングテーマ
「風と丘のバラード」
作詞 - Jane Su / 作曲 - 野村陽一郎 / 編曲 - 玉井健二、野村陽一郎 / 弦編曲 - 蔦谷好位置 / 歌 - Real Paradis with のだめオーケストラ
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関連タグ
マンガ アニメ 少女漫画 二ノ宮知子 のだめ クラシック音楽