「オラにだって･･･!」
概要
CV：市来光弘
ファイアーエムブレム覚醒にて登場するイーリス聖王国南東の島に住む村人。山賊に襲われていたところをクロムたちに助けられ、自身もクロムたちについていくことを決意する。
顔が青ざめるほど勉強は苦手なようだが好奇心は旺盛で、物覚えは非常によい。
リズとの会話ではリズの星座や星の位置の間違いを指摘したり
マリアベルとの会話では分厚いイーリスの法律書を丸暗記してみたり、
ミリエルに勉強を教えてくれと依頼したときは「誰もついてこれなかったから」と一度断られたにもかかわらず頼み込み、勉強に付いてこれただけでなく提案までするという良成長っぷりである。
まったくどこが苦手なんだと突っ込みたくなるほど。
歌が好きなのかよく歌っている。
どうやら音楽家としての才能もあるらしく、オリヴィエとの支援会話においては、蒼炎の軌跡の某登場人物のことだと思われる歌について、歌詞にこめられた意味や振り付けについてオリヴィエと議論できるだけの感性をもっている。
さらに驚かされるのはカラムとの支援会話。
「戦はいずれ終わる。そのときまた畑を耕さなきゃなんねぇ」
これは産業革命以降、第一次世界大戦以降の哲学である。
もはや中世欧風ファンタジーのレベルを超越している。
このようにティアモに匹敵するかもしれないマルチタレントな天才だが、
マイユニとの支援会話によると料理だけは苦手のようだ。
ちなみにリズとの支援会話によるとどうやら父親は地質学者らしい。
クラスもそのまんま村人。
このクラスはファイアーエムブレム外伝に登場して以来の2回目。（また似たようなクラスが聖魔の光石にはいるためこれを加えると3回目）
初期能力は非力だが、成長率がよくなる良成長のスキルを有しているため、すさまじい勢いでぐんぐん成長していく。
成長自体にも偏りや不足する部分といった部分もないため、特に意識しなくても村人のレベルが20前後でカンストするパラメーターも出てくる。
マスタープルフが使用できない分チェンジプルフにより、傭兵系と戦士系にクラスチェンジが可能。
育て上げれば親世代子世代問わずのエース級ユニットになれるその姿から、プレイヤーからついたあだ名はドニキ（ドニ+兄貴）である。
特に幸運の伸びがよいため、傭兵の武器節約（幸運×2倍の確立で武器消耗ナシ）との相性がよく、後半になると手に入る強力な武器も、消耗を気にせず持たせっぱなしにさせることもできるようになる。
また、リーフの宝剣という敵から換金アイテムを幸運の確立で盗める武器との相性もよいため、後半の資金稼ぎにと何かと重宝される。
更にいうと幸運の最大値補正が親世代中最高クラス（「武器節約」を会得できるキャラで親世代では唯一）で上級職なら最大48まで上がり、そこにDLCの「全能力+2」などを付けて幸運を50にすれば武器を一切消耗せずに使えるようになる。
貴重なレア武器を練成で強化して持たせてもずっと新品のまま使い続けられるのが最大の強みだろう。
後半の難マップも、難易度ノーマルなら「とりあえず敵のど真ん中にドニ放りこんどきゃどうにかなる」。ハードでも似たようなもん。むしろ他のユニットを下手に出撃させると足手まといになる。
事実、ノーマルとは思えない難易度を誇る外伝23章にバルムンク持たせた上で嫁(セルジュ)とダブルにして放り込んでおいたら見事にパリスを含む50騎全滅させた(壮大な実話。ちなみに味方出撃は4騎だけ、強制のクロムは嫁と離れた場所でイチャコラしてただけ)。
故にカップリングはティアモかセルジュ、あるいはチェンジプルフで飛行系になれるリズ、マリアベル、ノノがお勧め。相手フロントでダブルして飛行系の機動力で敵陣深く突っ込んだところでフロントをドニに交代、すれば周囲の敵を一蹴してくれる。
ちなみに子供の成長率も高い。ドニが父親のンンなどもう敵軍涙目である。
なお、彼は登場する章でレベルを1以上上げないと仲間にならない。
一見難しそうだが、アーチャーを囲んで戦闘できないようにしてから攻撃して経験値を稼げば簡単である。
ところで誰かと結婚させた場合、その子供が父親であるドニは死んだと言うわけだが、それって何の冗談？
