概要
太鼓チーム公式生放送、もはや恒例となっていた最後のスーパーカオスタイム。
8月21日の生放送に突如その曲は表れた。カオスにカオスを重ねた凄まじいまでにカオスな曲をカオスに引き連れて...
9月のアップデートや世界大会の概要や楽曲公募の説明など、様々な情報を発信した生放送の最後に、太鼓チームが何やら妖しい空気を醸しながら始まったスーパーカオスタイム。今回も文字通りカオスなスーパーカオスタイムだったのだが、そのスーパーカオスタイムに流れた曲は明らかに誰も聞いたことのない曲、つまり新曲だったのである。耳の肥えた音ゲーマーはそのカオスな曲調とふんだんに盛り込まれた声ネタ達を聞いてすぐに気づいた。奴だ、と。
正体
その正体は11月2日の公式生放送に判明した。
作曲者は大方の予想通り奴ことt+pazolite、曲名は曲調通りの!!!カオスタイム!!!。
t+pazoliteによるとぱぞ節全快で作られたカオスにカオスを追求したカオス of カオスな正にCHAOSをそのままカオスな旋律に現したかのようなTHE☆カオスとも言える$カオス$の中のカ☆オ☆ス、カオスの王様とも呼べる!!!カオス!!!の文字に削ぐわぬカオスな曲調。幽玄ノ乱に続き公式でボス曲と発表されたカオスな曲である。11月15日のアップデートにてそのカオスな曲とカオスな譜面を引き連れ突如登場する。
譜面
譜面紹介の前にちょっとした小話でもしよう。
10月下旬に公式twitterのツイートにおそらく...というか間違いなくこの曲の譜面と思われる内容のものがある。その内容は
「ヤバイ」
「一年に一度しか許されないコイツヤバイの爆誕」
のふたつ。やはりどう転んでもこの曲である。
そしておそらく、というかやっぱりどう考えてもこの曲の譜面としか思えないリザルトがアップされた。
そのリザルトはタケモトがプレイしたものだったのだが、
ゲージ0
190,000点
というボロクソに難しい譜面であることを物語る結果であった。やはりボス曲であるだけあって凄まじいものである。ちなみにドンカマ2000同様エトウは職員室行きとなった。
その公式にコイツヤバイと言わせたカオスな譜面は11月15日のアップデート後、ぜひ自らのその目でカオスに確かめていただきたい。
譜面
作曲 | t+pazolite |
---|---|
譜面作成 | エトウ |
BPM | 160~290 |
曲ID | chaost |
コース | かんたん | ふつう | むずかしい | おに |
---|---|---|---|---|
難易度 | ☆5 | ☆7 | ☆8 | ☆10 |
コンボ数 | 266 | 342 | 612 | 987 |
全難易度最高難度なのは無論、全難易度カオスすぎる地雷である。
かんたん
高難易度曲としてはめずらしく、8分が1つもない。
(あれれおかしいな?簡単になっちゃうじゃん)
ただ体感としてはBPM128の8分を叩いているのとほぼ変わらない。
(え?今ないって言ってなかった?)
そしてスカスカな譜面の割にはソフランが多く来る。
(は?)
この事から☆5の譜面の中ではクリア・フルコンボ難易度が高く、かんたん☆5適正者には要注意な譜面と言えるだろう。
ふつう
こちらはむずかしいとは傾向が違う8分主体譜面と言える。
(8分主体か。)
ただしBPM128の16分と同じスピードなので☆7適正者は注意。
(いやだからあるのかないのかはっきりしてくれ)
最後には8分の9連打があるので、ここに気を付けること。
(poxei♦︎DOONとほぼ一緒な件について)
そして、気付いた人もいるかもしれないが、コンボ数がドンカマ2000のかんたんと同じなのだ。何かの伏線なのだろうか・・・?
(あードンカマだー(棒))
むずかしい
おにとは全く違い、8分主体の譜面。ただし大音符の追い越しは存在する。
第1ゴーゴーは16分の偶数連打が主体になる。せめてもの救いは繰り返しであることか。
おにで言う24分地帯に入る前までの所は面主体。24分地帯に入ると縁主体になる。
第2ゴーゴーは8分主体だが、長めの8分複合や16分も出てくるので適正者が捌き切るのは厳しい。
ラスゴーはまた繰り返し譜面になるが、徐々に加速する上に16分も容赦なく襲ってくる。8分を利き手で入ると16分の叩き始めは逆手になるような配置もあるため更に難しくなる。特に96~98小節は幽玄ノ乱を彷彿とさせるような配置となっている。
最後はXaと同速のBPM290まで加速する。16分があるとはいえ面のみなのが救いか。
以上の事から、むずかしい☆8の中でも難関レベルである。個人差はあるがおに☆8上位~おに☆9に相当するのでむずかしい☆8適正者は要注意。
おに
全難易度共通の出オチ大音符を初めとしたカオス of カオスなテラカオス追い越しカオス譜面。
追い越し大音符だけならもはや風物詩だが、問題は第1ゴーゴーからのドンカマ地帯。ようはカオスすぎる追い越しである。
第1ゴーゴーの追い越しがもっとも複雑かつもっともカオス。追い越しの中に複合や24分など当たり前のように出てくるテラカオスオブザインフィニティカオス。一応繰り返しに近い配置ではあるが如何せんドンカマ2000と違って規則性がない。前半はまだしも後半に関しては全く捌かせる気のない許されざるものである。カオスすぎて言葉では説明できないので下記動画を参照されたし。
ドンカマ地帯が終わればその高速を武器に物量で攻めて来る正統派譜面。配置自体はノるどん2000のゴーゴーとさほど変わらない単純なものである。注意すべき点といえばラス殺しとなる高速16分発狂であるが、逆にいえばそこ以外は歴代最強曲群ほどわけのわからないものでもない。ぶっちゃけ言ってドンカマ地帯さえどうにかなれば割と簡単である。
登場からはや4日後、全良者が確認された。いや、されてしまった
この曲が本当にムラサキver.のボス曲といえるかどうか、それはこの記事を見ている君の好きなように判断するとよい。
しかしオプション「でたらめ」をつけると本性発揮。BPM256での24分やラストの面のみのBPM290での16分33連打が複雑な複合と化しさらにアドリブで捌く能力が要求されることとなり素での幽玄ノ乱以上の難易度に跳ね上がる。さらにギミック地帯もランダムで面と縁が入れ替わることとなり運ゲーとなり文字通り「わけのわからないもの」と化す。
この曲(難易度はどれでも良い)をフルコンで称号「カオスタイムの達人」、
おにをフルコンボで称号「スーパーカオスタイム」が貰える。
関連項目
太鼓の達人 t+pazolite ナムコオリジナル曲 こんなカオスな曲がわけのわからないもののわけがない カオス
†††カオスタイム the DARK†††:2024年4月1日に突如登場した続編