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概要編集

何ッ!?


太鼓の達人シリーズのナムコオリジナル曲にして2000シリーズ第19弾。

サウンドトラックに曲の一部が先行収録されていた。

楽曲自体は発表の1年以上前から完成していたようだが、譜面制作にかなり時間がかかった模様。

公式の開発日記でも「構想1年、制作1か月の超大作?超迷作?」と謳っている。


また、発表前から非常に難易度が高い曲であることを示唆されており、とある太鼓チームのスタッフ(2段程度の腕前)曰く

「そうそう、今日初めてドンカマ2000ノルマクリアできたんですよ。(難易度:ふつう)

…この譜面作った人、後で職員室。」

とのことである。


2014年6月のドンチャレが初出で、7月1日に一般解禁された。


「ドンカマ」という曲名から分かる通り、音源はほぼ全てがドンカマチックで構成されている。曲のジャンルはまさかの現代音楽で、その異質な音源と現代音楽特有のBPMが降り混ざる非常にカオスかつシュールな展開が特徴。音ゲー界隈でも髄一の難解な楽曲である。


譜面編集

作曲LindaAI-CUE(石川哲彦)《ニコニコ大百科の記事》
譜面作成エトウ
BPM5~292
曲IDdoncam

コースかんたんふつうむずかしいおに
難易度☆5☆7☆8☆10
コンボ数342481588765

「約2年ぶりの2000シリーズ」ということもあり、ドンだー達は各々の想像を膨らませながらその登場を待ちわびていた。

中には幽玄ノ乱同様音源が一部しか公開されていないにもかかわらず創作譜面を公開する者が現れるなど、時が近づくに連れその期待は大きくなっていったが……。


そして2014年6月2日。高難易度のドンチャレを早くもクリアして、首を長くして期待を胸に秘めたドンだー達は目を疑った。

この曲を選曲をしたドンだー達が目にしたのは我々の予想の遥か斜め上を逝った謎の意味不明なプログラムらしき理解不能な譜面っぽい物体であった。



「流石に初見落ちはしないだろう」「今の腕前ならクリアはできるだろう」と意を決して無謀にも完全初見で挑んだドンだー達は、

  1. スーハー2000が逆詐称に見えるほどの究極の極所難
  2. 現代音楽故の不規則な変拍子や激しいBPM変化が入り組んだリズム鬼畜難
  3. 難解なリズムと見た目BPM1200超えの超高速ソフランの縁大音符
  4. 太鼓史上瞬間最高密度BPM292.38の24分音符8連打(29.38打/秒)
  5. 大量のBPM270の24分音符(27打/秒)、BPM120の48分音符(24打/秒)
  6. 演奏開始40秒後から見た目BPM2.5とゆっくりと迫りくる面大音符

そして何より、この曲最大の脅威かつ特徴かつ不条理である

 7. 面と縁の速度を変えた結果、常に発生する『追い越し』のギミック


これらの前に無残に散って行った、という具合にわけのわからないものである、というかどうしようもないものである。下記に動画を貼ったのでそちらを参照していただきたい。

BPM270の24分は7連打、4-4-4連打、4-4-10連打など複数のパターンが存在し、そのうち4-4-10配置は一部界隈ではエトウレーザーの異名で知られる。

レーザーは全て単色で間に8分一つ分の隙間があるが、そのせいでタイミングを間違えると早打ちによる不可ハマリが連発するという、救いなのか救いじゃないのかよくわからない事態になっている。


初日のクリアレートは6.87%(902,3人中62人)と、太鼓の達人史上最悪の結果となった。(初見殺しの代名詞と言われたDEBSTEP!でさえ約34%)。

補足すると、この6.8%という数字は、2000シリーズをすべて100万点超えするレベルのドンチャレを1日でクリアしたプレイヤーのクリアレートである。

当然遊びで挑戦してノルマ落ち、などは含まれていない。上級者達のみが挑戦した結果がこれである。そのことからもこの曲の異常さがよくお分かりいただけるだろう。


というのもこの曲、前述少し触れた通り別々のBPMの曲を同時に流しているのである。例えば開幕は120、160、210、240が、前述のエトウレーザー地帯では160、210、240、270が同時に流れている。譜面のHS変化はこれのBPM変化に合わせた音取りをしているため。


さらに、この曲と同じ月に幽玄ノ乱も発表されたため、これだけの高難易度曲が一月に二曲出た2014年6月は魔の6月と言われている。


以上のような鬼畜具合であるが、なんとこの曲でも全良者が出た。これで当時の4狂が全て全良されたことになる。



また「いくらなんでもむずかしい以下なら大丈夫だろう」と思い、むずかしさをさげてこの悪夢から逃避しようとした者もいた。実際今までの2000シリーズはむずかしい以下の難易度が比較的易しいものが多かった。だがこの曲はそんな甘えすらも許さなかった。


譜面(むずかしい以下)編集

むずかしい以下でも追い越しはそのままであり、こちらでも初見落ちするドンだーが続出、10段レベルのゴリラさえ初見ノルマ落ちする事態となった。むずかしいに関しては幽玄ノ乱を凌駕するのではないかと言われるほどである。

ちなみにふつう以下で初見クリアしたドンだーは多めだったようである。


当然この譜面に対しドンだーはパニックを起こし、ネットでは批判称賛絶賛降参連奏論争爆発何此が相次ぐ自体となった。

6月の生放送ではこの譜面の大反省会が開かれ、その中で太鼓チームさえ「どうしてこうなった」と発言するほどの大惨事であった。しまいにはネット流行語対象にノミネートされた。


かんたん編集

まず突っ込みたい点は、この時点で追い越しがデフォルトであることである。判定のおかげで配置は比較的単純だが、付点8分が大半を占めている有様。レーザー地帯以降にはBPM270の8分が多く存在する。無論、高速ソフランで来る縁大音符ゆっくりと迫りくる面大音符も同じなため注意が必要。

そもそもこの曲の譜面が難易度自体が規格外なため「かんたん」とは名ばかり。

場合によっては鬼6星あたりは匹敵しかねない。


ふつう編集

さらに突っ込みたい点は、別々の譜面が流れて来ているような配置に強化されていることである。かんたんでも酷かった付点地帯もさらに強化され、レーザー地帯もにいたってはそこらの「おに」に匹敵するレベルである。

やはり、このコースでも面大音符がじわじわと迫りくる。

「ふつう」とはいい難いほどの完全な地雷譜面。

かんたんよりリズムが複雑になっており、鬼7~8星に匹敵するため注意が必要。


むずかしい編集

追い越しは当然デフォルトで、最初から最後までBPMの違う二種類の譜面を1レーンで叩かされるようなもの。レーザー地帯は完全にCalculator化しており、初見難易度は下手な☆10すら凌駕する。

演奏開始40秒後に同じく、面大音符はゆっくりと迫りくる。


以上の事から全難易度が規格外かつ、危険な譜面であるため、安易な気持ちで選曲してはいけないことを推奨する。


関連項目編集



外部リンク編集

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