モモイロVer.段位道場初出。
キミドリVer.以前は十段合格で解禁。
ムラサキVer.以降は十段・玄人・名人・超人合格で解禁。
前後の段位
前 | 現在 |
---|---|
超人 | 達人 |
モモイロVer.
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 |
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初音ミクの消失-劇場版-(裏譜面) | Hurtling Boys | 〆ドレー2000 | 魂ゲージ100% | 可10未満 | 不可3未満 |
段位道場で最初に登場した達人である。これ以降のVer.で登場した達人と比べるとまだ易しめだが、難易度が高いことには変わりない。3曲合わせて可1桁に抑えなければならず、不可の数に至っては3未満である為、最低1曲はフルコンボしなければならない。
1曲目の初音ミクの消失-劇場版-(裏譜面)は当時公式最難関とされていた万戈イム-一ノ十に匹敵すると言われていた高難度譜面。曲全体がリズム難な上、第二ゴーゴーとラストゴーゴーにはかなり強烈なコンボカッターがあるのでそこだけで落ちる人も続出した。
2曲目のHurtling Boysも途中で「エトウビーム」と呼ばれる非常に強烈な発狂が現れる。この発狂を最低でも可2、不可1程度で突破する実力がないと次には進めないと言ってもいい。また、先述の1曲目で精度が崩れると尚更突破は難しくなる。
3曲目の〆ドレー2000は先述の二曲とは違い強烈な発狂は無いが、1414という当時歴代最多コンボ数や3分弱という曲の長さから高度な体力と耐久力が要求される。また、先述の通り3分弱と曲が長いので精度も崩しやすい。ムラサキVer.、ホワイトVer.では超人2曲目に就任しており、他2000シリーズと共に猛威を振るっている。
登場当時はこの達人ですら合格条件と課題曲から無理ゲーと言われていたが、なんと4時間程度で合格者が出てしまった。最終的な合格者は41人。ただし金合格は存在しない。
ちなみに金合格の条件は可1で赤合格であったことから全良であると思われる。
→後にブルーVer.にて後述の理由で復活し、金合格が出ている。
キミドリVer.
太鼓の達人最難関である幽玄ノ乱が就任し、衝撃が走った段位。
1曲目の万戈イム-一ノ十はかつて公式最難関とされていた曲であり、それに相応しい総合力譜面になっている。だが、この後の2曲はこれ以上に難易度が高いため、微妙に空気化しつつある。因みにこの曲は後のムラサキVer.、ホワイトVer.、イエローVer.では超人3曲目を担当した。
2曲目の双竜ノ乱は、BPM320の16分がふんだんに詰め込まれた超発狂ゴーゴーが大問題。これでまだ2曲目であり、その後には更なる難関である幽玄ノ乱が待っている。
3曲目の幽玄ノ乱は、もはや説明不要のどうしようもないもの。詳しくは当曲の記事を参照。
これらを「良3180以上、不可5未満」、つまり「可+不可51以下」という鬼畜条件で抜けなければいけない。幽玄ノ乱だけでも不可5未満におさえるのは非常に厳しく、その直前に双竜ノ乱が控えているので難易度が異常に高い。そもそも万戈イム-一ノ十だけでも十分鬼畜である。
モモイロ達人とは違い、こちらは初日合格者が存在しないことから、いかにキミドリ達人の難易度がおかしいかがわかるであろう。それどころかキミドリ段位開始時点で全ドンだーの自己ベストを集めても2曲目を突破できなかった。これは双竜ノ乱の全一記録ですら可の数が51を上回っていたことに起因する。当時は音ゲー段位トップクラスと張り合えると言われたレベルでもあったのだが、そんな達人でも最終的な合格者は25人もいる。こちらも金合格は存在しない。
条件に可の数がない影響で、最後まで金合格の条件が解析されることはなかった。因みに、可1桁合格者は出ている。
→モモイロ同様ブルーVer.にて復活し、金合格が出たが、現在条件は良3230以上、不可0(可1フルコンボ)ということになっている(太鼓の達人 譜面とかWikiより)。歴代の達人で金合格の条件が全良でないのはこれが唯一である。
先述の通りこの達人はかなりの高難度ではあったものの、ムラサキVer.ではそれを更に上回る超絶高難度の達人が登場した。
ムラサキVer.
課題曲だけで比べてもキミドリ達人より難しくなったムラサキ達人。これを「可10未満、不可3未満」(モモイロと同じ)というキミドリ達人以上に難しい超絶鬼畜課題で乗り越えろというもの。
課題曲はすべて当時の四天王で構成されている。同じく四天王のドンカマ2000は課題曲ではないので安心……などとてもできない。(そもそも、ドンカマ2000のような極端な譜面は当時は段位道場に入る気配がなく、出禁曲などと呼ばれていた。後々外伝で登場した。)
3曲目の幽玄ノ乱だけでも不可3未満におさえるのは非常に厳しい(そもそも不可1桁自体厳しい)のに、前座には双竜ノ乱、Xa(裏譜面)が控えているので難易度が異常に高い、とかいうレベルじゃ済まされない無理ゲーである。また、可10未満に至っては、3曲中最も難易度の低いXa(裏譜面)単独でも、トッププレイヤーが苦労するほどの至難の業である。この「達人」では、さらに難易度の高い双竜ノ乱、幽玄ノ乱と3曲合わせて可1桁に抑えなければならないので、その不可能ぶりは言うまでもないだろう。
そんな無理ゲーとされていたムラサキ達人だったが、登場後約1ヶ月後、合格者が出現。そして……何とついに金合格者が出た!
ムラサキでついに史上初の金達人である。因みに金合格条件は全良である。
以上のことからムラサキ達人は初日合格者が現れなかったキミドリ達人ですら超える難易度を誇っている。いかにムラサキ達人が凶悪かおわかりいただけただろうか。この「達人」は音ゲー界トップクラスの難易度といっても本当に過言ではないかもしれない。といいたいが、合格者が年内に出ている以上、過言かもしれない。
余談だが、この達人は課題曲が全てTatsh(と彼の別名義である世阿弥)の曲であることから「Tatsh人」と呼ばれることもある。
ホワイトVer.
2曲目の≠MMは前半は低速で物量が多く、中盤のモールス信号地帯は非常にリズムが取りづらい。
そして後半に入るとBPM252に乗って凄まじい物量の複合が飛んでくる。演奏時間も2分半以上あり、総コンボ数は1290、密度は8.22打/秒。コンボ数は幽玄ノ乱より多く、密度は双竜ノ乱と同等というやはり難易度が高い譜面である(とはいえど幽玄ノ乱ほどのどうしようもなさはないし、知っての通りの発狂を擁する双竜ノ乱とどちらが上かに関しては議論の余地がある)。
加えてこの2曲目は段位道場以外では選択できず、練習をするにも達人で1曲目を突破するしかない。もちろん、ろくに対策せずに挑めば絶望的な結果になるのは言うまでもない。もはや嫌がらせ。
しかし蓋を開ければこのホワイト達人も金合格者は出なかったもののあっさり突破された。
明らかにムラサキ達人より難易度が高いわけというではないが、それでも驚異的なことは述べるまでも無いだろう。
……もはや真に恐るべきはどうしようもないものではなく、それらを突破してしまうどうしようもない猛者達の方なのかもしれない。
レッドVer.
ホワイトVer.から課題曲の変更は無いものの、可の許容数が前回から2つ減り、さらに高い精度が要求される。
≠MMもまだ通常プレイすることができず、段位道場限定である。
今回の達人も簡単に突破された。
初日合格者も居るし、更には金合格者まで出ている。
イエローVer.
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 |
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まださいたま2000 | ≠MM | Infinite Rebellion | 魂ゲージ100% | 可8未満 | 不可3未満 |
とうとう達人から幽玄ノ乱と双竜ノ乱が消えた一方で、技術と体力が求められる「まださいたま2000」、当時最高平均密度を持ち、幽玄ノ乱同様のロール処理、体力、高速複合処理など様々な技術が要求される「Infinite Rebellion」が入って来た。
条件は前作と変わっていない。
なお、まださいたま2000は達人譜面固定となっている(当時の段位道場には残りノーツを表示する機能があったが、普通譜面になってしまった場合ノーツ数が変わってしまうため)。もっとも通常のプレイで達人譜面に届かなければ合格は不可能であるが。
アップデートにより≠MMを解禁できるようになったため、全ての曲を練習できるようになった(因みに解禁条件は最高枚数のかつメダル10000枚である)。
その為か、初日合格者が出ている。
Infinite Rebellion自体も初日にフルコンボ、翌日にあっさり全良されてしまっていた。
余談だがこの段位の総ノーツ数は999+1290+1304=3593であり、ニジイロVer.2022登場まで外伝を含め歴代段位道場最多ノーツ数を保持していた。
ブルーVer.
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 |
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チャーリー ダッシュ! | まださいたま2000 | 第六天魔王 | 魂ゲージ100% | 可8未満 | 不可3未満 |
ホワイトVer.以降達人の常連曲であった≠MMが削除された。このブルーVer.でトンデモ譜面のダンガンノーツ(裏譜面)が収録され、多くのドンだーが達人に参戦すると確信していたが、代わりに入って来たのは誰が予想出来たであろうかチャーリー ダッシュ!であった。
達人にナムコオリジナル以外のジャンルを含む曲が入るのはモモイロVer.(初音ミクの消失-劇場版-)以来のことであり、更にクラシック曲が入るのは初めてのことである。
それに加え3曲目に段位道場限定で、第六天魔王が完全新規の課題曲として入って来た(≠MMもホワイト達人当時は段位道場限定であったものの、それ以前にPSVita(本曲の初出作品)に収録されており、予習が可能と言えば可能だった)。因みに12/1に一般解禁された。
実質BPMは300、平均密度10打超えの上、Infinite Rebellionよりもノーツ数が多い。
今回の達人は初日合格者が出なかった。これはムラサキVer.以来である。
因みに金合格者は出ている。
グリーンVer.
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 |
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疾風怒濤(裏譜面) | 双竜ノ乱 | poxei♦︎DOON | 魂ゲージ100% | 可8未満 | 不可3未満 |
9月末にPS4のDLCにて登場予定のわら得る2000などにも注目が集まっていたが、今回の1曲目はまさかの疾風怒濤の新規裏譜面であった。既存曲の裏譜面追加は夏竜 〜Karyu〜等の前例があるものの、段位道場玄人以降実装と同時に追加されるのは史上初のことであり、この譜面の参戦に度肝を抜かれたドンだーは多かった。ちなみにこれは超人の星屑ストラックでも同じことが起こっている。
地味に達人課題曲に裏譜面が選ばれるのはムラサキVer.以来3回目だったりする。
そして2曲目に双竜ノ乱がまさかの復活。予想できるであろう唯一の曲と言えるが、過去の達人で登場した譜面が復活するのはこれまた史上初であり、この譜面の難しさを物語っている(しかしほとんどの達人合格者はこの譜面を全良で通している。どちらかと言えば可よりも不可を誘う譜面と言えるだろう)。
3曲目はpoxei♦DOON。今回も完全新曲である。
χ談やアムピト♢リーテの作曲者でもあるかねこちはる氏がその楽曲を務め、3曲目到達と同時に本人がツイートしていた。ちなみにこのツイートの中で、グリーンverで追加された「アムピト◇リーテー」がこの曲の伏線であることも明かしていた。
前作に引き続き初日での合格者こそ出なかったものの、3日目にして達人の牙城は崩壊した。
さらにその2週間後は新曲であるはずのpoxei♦DOONさえ全良され、金合格者が出現。
もはや彼らはどこへ向かおうとしているのか……。
因みに、第六天魔王と同様poxei♦︎DOONは実装当初は段位道場でのみプレイ可能であったが、11/23に一般解禁される事となった。なお金合格達成は一般解禁前のことである。
ニジイロVer.2020
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 | 合格条件4 |
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まださいたま2000 | 幽玄ノ乱 | Vixtory(裏譜面) | 魂ゲージ100% | 可8未満 | 不可3未満 | 連打数(順に)13-25-124以上 |
ニジイロVer.から基盤が新しくなり、それに伴い段位道場も大幅にリニューアルされた。そんな新環境初の達人がこちら、従来の条件に連打数の条件も加わった。
1曲目はまださいたま2000。イエロー、ブルーVer.に続き3回目の登場となり、≠MMに代わる達人常連曲になったと言える。
問題はその後。キミドリ~レッドVer.の4バージョンで段位道場の大トリを務めた幽玄ノ乱が、あろう事か2曲目に就任。グリーンVer.の双竜ノ乱に続き2度目のノ乱シリーズの復活となるが、幽玄が2曲目に来る日がこんなにも早く訪れるとは誰も思いもしなかっただろう。当然その衝撃は大きく、実装初日は幽玄ノ乱がTwitterにトレンド入りした。当時はアップデートによりdk処理やkd処理が入れにくくなっており、さらに難易度が上がっている。
そして3曲目はもはや恒例の完全新曲枠、Vixtory(裏譜面)。2020年3月24日~4月30日に行われた楽曲公募で採用された曲であり、作曲者はブルーVer.にて頂を提供したCHUBAY氏。
BPMは243と3曲の中では最も低いが、終始大量の12分・16分・24分が引っ切り無しに襲い掛かって来る。24分に関しては最大13打まであり(その全てが直前に複合と隣接している)、しかも複合も存在する。体力・複合処理・高速処理・ロール処理など全ての技術を最高レベルで要求される総合力譜面である。
因みに達人3曲目に裏譜面が登場するのは歴代初、ノーツ数は999+1262+1240=3501であり、イエローVer.以来久々の3500コンボ超えである。
上記の通り、今回もトンデモ難易度の達人に仕上がった訳だが、イエローVer.振りに初日合格者が出た。しかも4人。さらにVixtory(裏譜面)も初日に全良され、その翌日には金合格者が出た。しかも2人。
もはや彼らはどこへ向かおうt((ry
今回の段位道場からは合格・金合格に加え下敷きの色(クリア: 銀色、フルコンボ: 金色、全良: ニジイロ)も記録される。今回の達人の金合格条件も全良である為、金枠金合格は事実上存在しない。
因みに、今まで達人3曲目は段位道場 達人実装より後のタイミングで一般解禁されていたが、このバージョンから他の人段位の新曲と同じタイミングで解禁される事になり、解禁さえすれば誰でもすぐにプレイ出来るようになった。
余談だが、Vixtoryの曲の雰囲気がこれまでの達人3曲目と大きく違い、底抜けに明るい印象のものになっており、「ラスボスというより裏ボスっぽい」と言われている。かのチャンピオンを思い出した人も多いとか。
ニジイロVer.2021
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 | 合格条件4 |
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続・〆ドレー2000 | Taiko Drum Monster(裏譜面) | 憎悪と醜悪の花束(裏譜面) | 魂ゲージ100% | 可8未満 | 不可3未満 | 連打数(順に)31-98-118以上 |
課題曲だけ見れば1曲目、2曲目はかなり優しくなっており、どちらかといえばモモイロ達人に近い。
続・〆ドレー2000は、万戈イム-一ノ十から最新作のわら得る2000までの2000シリーズ9曲をメドレー化したもの。難所としてはムラサキ、ホワイト超人で猛威を振るったスーハー2000、ソフランの少ない箇所だが密度が高いドンカマ2000、前回の課題曲だったまださいたま2000、24分が刺さるわら得る2000の部分がある。ラストの低速音符1打で可、不可を出さないように気をつけたい。
2曲目のTaiko Drum Monster(裏譜面)は今までの達人課題曲と比べるとかなり易しい方。超人に出るとの予想多かった中で驚きは多かった。ハネリズム主体であるが、8分、12分、16分、24分がひっきりなしに流れてくるため、精度面では歴代達人課題曲とも大差ないどころか、これまでの達人にありそうで無かった譜面でもある。そのためろくに対策をしないと返り討ちに遭うだろう。
3曲目は恒例の新曲枠の憎悪と醜悪の花束(裏譜面)で作曲はt+pazolite氏。むしろ今回の達人は3曲目一極集中と言えるような難しさで、過去の達人3曲目の難所を全て集めたような譜面。基本BPMは295とこれまでのボス曲より若干低い。後半はBPMが300になり、グリーン達人のpoxei♦DOONのラストゴーゴーを長くして強化したような譜面。そして最後のラス殺しはBPM331の16分複合65連打。長さだけならブルー達人ボスの第六天魔王と同じであるが、複合の難易度は桁違いに上がっているため、高度な発狂処理能力が必須となる。この発狂が最後の音符となるため、ここで不可を出そうものならゲージ条件が達成出来なくなる。
また連打数条件もかなり厳しく、短い連打が各所に散りばめられており、中には見切れない速さで流れてくるものもある。そのため前回には見られなかった連打数が足りなくて不合格、全良したのに不合格や金合格を逃すという事態が起こっている。これによって初の達人全良者と金合格者が異なるという珍事が発生。
文字通り全ての譜面を過去にしたような曲であるのだが、解禁から3時間で全良。そして初日合格と2日目の金合格が出現し、今回の達人もあっさり陥落。
ニジイロVer.2022
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 | 合格条件4 |
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≠MM | ダンガンノーツ(裏譜面) | 神竜 ~Shinryu~(裏譜面) | 魂ゲージ100% | 可8未満 | 不可3未満 | 連打数(順に)34-17-40以上 |
課題曲は全体的に難化している。多くのプレイヤーが予想していたダンガンノーツと≠MMが両方来てしまった挙句、神竜もノーツ数が1300を超えてしまった結果、最高ノーツ数だったイエロー達人を280ノーツほど上回る脅威の3822ノーツとなり多くのプレイヤーを驚かせた。
≠MMはイエロー以来の復活となっていて、今でもモールス地帯や後半の超加速地帯は脅威になりうる。
2曲目のダンガンノーツは、多くのプレイヤーが達人2曲目として予想していた曲であったが、ついに実現。24分や32分絡みの長複合が大量に飛んできて、更に終盤には32分の23連が襲いかかってくる。BPM210の32分というのは28秒/打(BPM420の16分と同等の速さ)という凄まじい密度で、もちろん正攻法全良者は1人もおらず(2022年9月20日時点)正攻法金達人を狙う一部のドンだーの希望をへし折った。
3曲目の神竜 ~Shinryu~は段位公開当日までその存在を隠されてきた曲で、竜シリーズの最終作にあたる可能性がある。
譜面としては達人三曲目としてはよくあるBPM300で5連符や7連符を叩かせ続けるというもの。途中の減速地帯には歴代の竜シリーズのフレーズがメドレーとして入れられている。その地帯を超えると譜面が急に激しさを増し、ラス殺しには12分と16分絡みの超発狂が襲いかかってくる。
平均密度は約10.04打/秒で歴代5位。久々の10打超えの譜面が登場した。
歴代達人の中でもトップクラスのノーツ数を誇っていたが、なんと初登場から約1時間半で陥落。
更に初登場から二時間後に神竜の全良者が現れ、歴代初の初日金達人が誕生、更に神竜の初日でたらめ全良まで現れた。
譜面や段位のインフレも凄まじいが、やはりドンだーのインフレがいちばん恐ろしい。
ニジイロVer.2023
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 | 合格条件4 |
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わら得る2000 | 疾風怒濤(裏譜面) | 23時54分、陽の旅路へのプレリュード(裏譜面) | 魂ゲージ100% | 可8未満 | 不可3未満 | 連打数(順に)220-151-136以上 |
課題曲は1,2曲目は平均くらいの難易度だが、その分3曲目がかなり難化した。
そう。3曲目に全振りしたのだ。
1曲目のわら得る2000は割れない風船、秒速20打/s超えの面連打、中盤の見た目BPM7の大音符、ドンカマ2000を彷彿とさせる暗記地帯など多くのギミックが登場する。最後の遅い面の音符のタイミングが取りづらく少し厄介。
2曲目の疾風怒濤(裏)は開幕の低速リズム難地帯が特に辛い。縁の16分→24分(?)のラッシュや16分と24分と32分の複合が現れ、最後には24分、16分、12分のdkdkが現れるという始末。
その後は超高速主体となり、16分やハネリズムが襲い掛かる。高速地帯の難所は最初ぐらいで、その後はある程度シングルができればロール処理を使わなくても攻略できる譜面ではある。
また、グリーン達人以来の採用である。
3曲目の23時54分、陽の旅路へのプレリュード(裏)はおよそ11年ぶりにAC歴代最多ノーツ数を更新した譜面。
譜面もBPM300で長複合が飛んでくるだけでなく、見た目BPM150で見た目24分と見た目32分が混じったリズム難や大量の32分も飛んでおり、今までにない低速耐性も必要になる。
かといって高速もBPM300の20分(BPM375の16分と同速の音符)がBPM300の複合の途中に現れる、前作の神竜(裏)の後半を強化したような譜面が襲い掛かるなど決して簡単ではない。
終盤の序盤に似た複合は、ロール処理がやや事故を起こしやすい厄介な配色になっている。
ラス殺しには逆手を使い、ロール処理さえ使えにくい49連がある。
連打条件も言うまでもなく厳しく、全ての短連打で最低でも2連打は出さないと連打落ちする可能性がある。
歴代最難関クラスと言えども、現代ドンだーのインフレにはついていけず初日合格者が登場、金達人も翌日に出た。
ニジイロVer.2024
課題曲1 | 課題曲2 | 課題曲3 | 合格条件1 | 合格条件2 | 合格条件3 | 合格条件4 |
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Challengers | The Future of the 太鼓ドラム(裏譜面) | 第六天魔王(裏譜面) | 魂ゲージ100% | 可8未満 | 不可3未満 | 連打数(順に)125-113-140以上 |
2024達人の課題曲はすべて太鼓の達人 ドンだー!世界一決定戦2024の決勝大会で使われた楽曲で構成され、その楽曲の中で新たに制作された裏譜面が達人3曲目課題曲になっている。
1曲目はChallengers。大会用公募曲であり、決勝戦課題曲として使用された。BPM250で様々な音符間隔の飛んでくるハネリズム譜面である。リズム難枠として足切り性能がかなり高い。
2曲目はThe Future of the 太鼓ドラム(裏)である。太鼓の達人20周年記念楽曲の1つでありかめりあ氏からの書き下ろし楽曲である。大会ではもくてゃん氏のエントリー曲で1回戦Cブロックに使用された。譜面としては基本BPM276.5で様々な配置が流れてくる高速物量譜面である。ラストはBPM350まで加速するため、ロール処理は必須だろう。また、コンボ数は1400と達人前座としては最多である。
3曲目は第六天魔王(裏)。元ブルー達人3曲目だったが何故か裏譜面が追加された。大会では(表譜面が)えかさ氏のエントリー曲で1回戦Aブロックに使用された。8分+16分が主体でノンストップで譜面が襲いかかるため体力配分に注意。コンボ数は1582と、前年のプレリュード裏を超え最大コンボ数をまた更新した。
外伝での復活
レッドVer.以降から本編とは別に外伝と呼ばれる、昇段とは別の腕試しとして様々なお題にちなんだ段位が登場した(音ゲ祭や全国大会課題曲で構成された段位や、3曲の合計3500コンボ以上など)。
グリーンVer.まではKATSU-DONVer.の大将と、十段はソライロから、達人はモモイロからブルーVer.までの段位が復活した。(段位名は「復活!○○十段」や、「復活!○○達人」となっていた)
前述のモモイロやキミドリのように過去に金合格が出なかった達人でも、現在は全て金合格が出ており、当時判明されなかった金合格条件も解析されている。
2022年4月22日、突如として外伝段位が復活。
今までの復活達人が登場し、更にグリーン、ニジイロ2020達人も復活した。
グリーン・ブルー・レッドの人段位も復活し、今後の動きに期待が持てる。
おまけ
合格時にもらえるきせかえの人気がかなり高く、ファンアートも多い。
また、パズドラの太鼓の達人コラボでは似た姿の「太鼓神どんちゃん」というキャラクターが登場している。
ちなみに「太鼓神」の初出は家庭用限定の段位で、多くの家庭用で最高段位とされる(取得法は専用モードのお題を一定数クリアする、通常プレイで条件を満たして「スタンプ」を一定数収集するなどソフトによって様々。いずれも新筐体のそれよりも難易度は低くどちらかと言えば経験値(レベル)のようなもの)。こちらはゲーム内では「たいこごっど」と読まれる。
家庭用では特定段位モチーフのきせかえは登場しない。
関連項目
初音ミクの消失-劇場版- Hurtling Boys 〆ドレー2000
万戈イム-一ノ十 Xa 双竜ノ乱 幽玄ノ乱 ≠MM まださいたま2000 Infinite Rebellion チャーリー ダッシュ! 第六天魔王 疾風怒濤 poxei♦︎DOON Vixtory 続・〆ドレー2000 Taiko Drum Monster 憎悪と醜悪の花束 ダンガンノーツ 神竜 ~Shinryu~ わら得る2000 23時54分、陽の旅路へのプレリュード Challengers The Future of the 太鼓ドラム