概要
beatmaniaIIDXをはじめとしたKONAMIのBEMANIシリーズで活躍する作曲家である。
千葉県出身。好きな食べ物はカルピスとコンビーフ。
「Tatsh」は本名「清水達也(Tatuya Shimizu)」に因む造語。
元KONAMI社員で「beatmaniaIIDX13 DistorteD」のサウンドディレクターを務めていたが後に退社。「beatmaniaIIDX18 Resort Anthem」の「reunion」にてBEMANIシリーズへファン待望の復活を果たす。
音ゲーに留まらず、アニメ、ゲーム、声優への楽曲提供やコミックマーケットでの東方アレンジCDやオリジナル楽曲の頒布、さらには音楽学校での講師業など幅広い活躍を見せる作曲家である。また、多くの作曲家たちが幼少や若い頃から音楽の才能を遺憾なく発揮していたのに対し、彼は子供の頃は音楽が苦手だったらしく、それでも好きこそものの上手なれという精神で、ライフワークとして作曲力を身に付けた努力家の一面も持っており、それゆえ「音楽は努力の賜物」という考えを持っている。
なお、しばらく楽曲作成を休止していったのは持病のヘルニアが悪化していたという話もあり、それゆえ「腰」という言葉が彼を暗喩する場合がある。
The_Dirty_of_loudnessで初見参した全押し(1~7のキー全部とスクラッチを同時に操作する)Xepherで登場したX押しなど、実に特徴的な譜面を作る人物としても有名であり、「全押し」「X譜面」で彼を象徴する場合もある。
代表的な楽曲
BEMANIシリーズ
・RED ZONE/Tatsh&NAOKI(beatmaniaIIDX11 IIDXRED)
・GENOCIDE/dj Killer(同上)
・Twelfth Style/Tatsh & DAYBREAKERS NEXT(beatmaniaIIDX12 HAPPYSKY)
・Xepher/Tatsh(同上)
・冥/Amuro vs Killer(同上)
・Scripted Connection⇛/DJ MURASAME(同上)
・reunion/Tatsh(beatmaniaIIDX18 Resort Anthem)
・透明なエモーション/Tatsh feat. RUNA(REFLEC BEAT)
・Venus/Tatsh+RayZY(Guiterfreaks&Drummania V3)
・Uranus/Tatsh SN 2 Style(DanceDanceRevolution SuperNOVA2)
・HEAVENLY MOON/Tatsh (jubeat copious)
太鼓の達人
※Xa、天照、月読命、須佐之男、Clotho_クロートーを除き全て世阿弥名義である。
・燎原ノ舞
・天妖ノ舞
・幽玄ノ乱
・双竜ノ乱
・紫煌ノ乱
・Xa/Tatsh
・天照/Tatsh a.k.a 世阿弥
・月読命/Tatsh a.k.a 世阿弥
・須佐之男/Tatsh a.k.a 世阿弥
・Clotho_クロートー/Tatsh feat.小田ユウ
ミュージックガンガン!!2
・ミュージック・リボルバー/世阿弥
GROOVE COASTER
・グルーヴ・リボルバー/世阿弥
・聖者の鼓動/世阿弥
・聖者の息吹/世阿弥 vs Tatsh(一人合作)
・Weave_Detonator/Sampling Masters MEGA & Tatsh
・STARLIGHT_TWILIGHT_-GC_edit-/Tatsh feat. 彩音
・CYBER_Sparks/TatshMusicCircle
・FOUR_SEASONS_OF_LONELINESS_ver_β_feat._サリヤ人/TatshMusicCircle
・零式<Type-ZERO>/世阿弥
・メシアの邂逅/Tatsh
Cytus
※全てPersona名義である。
CytusⅡ
・Hydrangea/Tatsh
・BloodyMare/Tatsh Assault X
・AssaultMare/Tatsh Assault X
アニメ/ゲームへの提供曲
・?でわっしょい!/ひだまりスケッチ×365
・Lunatic Tears.../11eyes
・Day of the future/アイドルマスター
代表的な名義
・白虎
・dj killer/ダークな作風の楽曲が多い。
・DJ MURASAME(DJムラサメ)/IIDXのEXTRA楽曲は3つの難易度がそれぞれロングを分割したものになっているのが特徴。
・世阿弥/バンダイナムコゲームス等に楽曲を提供する際の名義の殆どはこれ。名義に合った和風曲やTatshらしい洋風曲など、多種多様な曲を製作している。
以前はTatshの別名義であることは明かされず、Twitterではむしろ否定していた。
Tatshの別名義であることが明かされる前までは、楽曲の特徴などから別名義ではと議論となっていた。
その正体が明かされたのは2014年6月14日開催の「太鼓の達人 ドンだー!日本一決定戦2013※」。優勝者による幽玄ノ乱のエキシビションプレイ後にサプライズゲストとして出演し、本人の口から世阿弥=Tatshを公認。
そして、このときエトウからTatsh名義での楽曲の製作を依頼された。ちなみに、後の生放送にてそれと同時に世阿弥名義での楽曲を製作、提供することを発表した。
以降は和風曲を「世阿弥」、洋風曲を「Tatsh」名義で提供するとのことである。
※名目が「2013」であるにもかかわらず2014年開催となったのは台風の影響で延期したためである。
関連タグ
関連リンク
1stアルバム「MATERIAL」特設サイト(Wayback Machine)