いつもの里村響
ななちゃんだいすき
PIXIVユーザー・里村響からあふれ出る安部菜々へのパトスとイマジネーション。
上記のとおり、たいてい、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の安部菜々に関するイラスト、あるいは1P漫画作品に貼られるタグである。
同氏がPIXIV上で不定期連載している安部菜々主役の1P漫画。
第1話には『ななちゃん』はついておらず、『劇場32話つづき』というタイトルだった。
第2話から『○○ななちゃん』としてシリーズ化、第5話から現在の『ななちゃん その○』になる。
たいてい年齢ネタ(永遠の17歳)による安部菜々いじりなのだが、
というシナリオフォーマットができあがっているのだが、
楓こそホントに25歳か? というネタが非常に多い。
この「いつもの里村響」の「いつもの」の部分の発祥は氏が発行していた東方Projectの同人誌における「いつもの」シリーズが元ネタである。
氏が東方Projectの同人誌として出していたシリーズとして第1弾の「さいはての~~」のから始まるさいはてシリーズ、第3弾の「それなりに~~」から始まるそれなりにシリーズ、そして第2弾として「いつもの~~」から始まるいつものシリーズがある。
氏の同人誌には昭和50~60年代生まれが反応するネタが山のように詰め込まれており八坂神奈子が「俗物が!!」と言い放つだの修羅の門第三部のボクシングネタだの竜破斬(ドラグスレイブ)の詠唱だのと枚挙にいとまがない。むしろそれより古めのネタすら投入をいとわない氏のレトロネタに腹筋をやられた諸兄は多いはず。
その姿勢が変わることなく、むしろ「永遠の17歳」とネタにされる安部菜々を中心キャラクターとして起用することによりさらに洗練されたといっても過言ではない「いつものななちゃん」にこのタグが付与されることは時間の問題だったと言っていいだろう。