お恋
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おこい
『朧村正 元禄怪奇譚』の登場人物、又は彼女に化けた主人公の三毛猫。pixivでは後者を指すことが多い。
人間のお恋
江戸家老犬飼剣持の一女。
弟の清次郎と二人で国元の留守宅を守る。
少々気は強いが、しっかり者で気立ての良い美人。
そのため縁組の話は絶えないが、弟の面倒をみるため嫁に行かずにいる。
父の政敵である国家老・若宮捏造の企みにより、物語序盤で斬殺されてしまう。
薄れゆく意識の中、三毛に無念を訴えて最期を遂げた。
冒頭以外のお恋は三毛が化けた姿である。
猫又お恋
正確にはお恋の姿となった三毛。
仔猫の頃から犬飼家で飼われている家猫。
世話をしてくれ良く可愛がってくれるお恋に特に懐いており、お恋が遠出した際にも家を飛び出し勝手に付いて来てしまうほどであった。
そのお恋を含めた家族を死に追いやられたことにより、亡き主人の無念と恨みを晴らすべく猫又へと変化する。
人間姿でも二股の尻尾が見えており、よく見ると足も猫のものとなっている。人間形態では鋭い爪を用いた近接戦闘、猫形態では鬼火を用いた遠距離攻撃で戦う。また、霊力ゲージを消費して一定時間無敵の化身状態になることもできる。温泉と熱いものが苦手。
正史隠しどちらのEDを迎えても高まりすぎた恨みと妖力に呑まれ若宮の流れを汲むもの悉くを虐殺する妖に変じてしまい、
正史では飯綱陣九郎に見破られたうえで尾を切られ、呪いをかけて一矢報いるも退治されかけ逃げ延びる。尾を失ったことで妖力や恨みが抜けてしまったようで寺の居着き猫になり、経が読まれる度に近くに寄って行って拝む、満月の日には手拭いを盗んで猫たちと共に踊るという平穏な毎日に戻ることになる。
隠しでは、退治されることなく行くところまで行ってしまったようで無関係の寺の小坊主まで騙して食おうとする妖怪と化しており、逃げ延びた小坊主を匿った寺の和尚に化け比べの民話の如く言葉巧みに豆に化させられた挙句食べられてしまった。
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