概要
原作は1995年、松山市主催第4回坊っちゃん文学賞大賞を受賞した、敷村良子作の小説。松山市を舞台に、ボート部で活動する女子高生たちの青春を描いている。
1998年に田中麗奈主演で実写映画化された。
2005年には鈴木杏、錦戸亮主演でテレビドラマ化され、同年7月から9月にかけて関西テレビ製作フジテレビ系列局(ただし一部系列局除く)にて放送された。
さらにアニメ映画化もなされている。
アニメ映画
2024年10月25日からMOVIXをはじめとする全国のシネコンにて上映されている。どうやら原作から百合方面のテコ入れが大きくなるとの話だが...?!
監督;櫻木優平
脚本;櫻木優平、大知慶一郎
キャラクターデザイン;西田亜沙子
アニメーション制作;萌、レイルズ
主題歌;僕が見たかった青空「空色の水しぶき」
キャスト
三津東高校ボート部
村上悦子
cv:雨宮天
三津東高校2年生。あだ名は「悦ネエ」。努力しても仕方ないと無気力な学校生活を送っていたが、梨衣奈に巻き込まれる形で姫と一緒にボート部に入部する。
佐伯姫
cv:伊藤美来
悦子の幼なじみ。あだ名は「ヒメ」。内向的な悦子とは対照的な明るく社交的な性格で、男子にも人気がある。
高橋梨衣奈
cv:高橋李依
埼玉からの転校生。あだ名は「リー」。悦子たちを巻き込んでボート部を復活させる。前向きで明るいムードメーカーだが、女子校に通っていたため男子と話すことが苦手。
兵頭妙子
cv:鬼頭明里
あだ名は「ダッコ」。口調が荒々しく、自由奔放で負けず嫌い。地元では有名な大手漁業の娘で、真優美とは家同士がライバル関係。
井本真優美
cv:長谷川育美
あだ名は「イノッチ」。実家は老舗漁業で、お嬢様口調で話す。クールでしっかり者。妙子とはライバル関係でいつも口論しているが、互いをよく知る関係。
二宮隼人
cv:江口拓也
ボート部唯一の男子部員。シングルスカル競技専門。悦子たちにボートについて教える。
渋川
ボート部の顧問。通称「渋ジイ」。無口で目立たないが、部員たちをよく見守っている。
港山高校ボート部
寺尾梅子
cv:竹達彩奈
ボート部の強豪校である港山高校の2年生。寡黙だが熱い性格。ボートに対する姿勢も誠実で、三津東高校に対してもバカにせずに対戦相手として意識している。
大野舞
cv:三森すずこ
港山高校ボート部2年。クールな性格だが、恵まれた体格と大きな声でチームを引っ張るムードメーカー。梅子とは幼なじみで、言葉の少ない梅子のサポート役でもある。
安田夏央莉
cv:内田彩
港山高校ボート部1年。分析力が高く、1年生ながらレギュラーとして活躍。一見明るく陽気な性格で先輩から可愛がられているが、プライドが高くしたたかな一面もある。梅子を尊敬している。