[怖いよ、でも・・・・・・]
[きみに罪を着せるつもりはない それは、あの皇女に対しても失礼だ]
[あの皇女のやったことは絶対に許せない でも、あの行動は彼女のものだから]
「私の傍にいて。
どうが、握った手を離さないで。」
「もう、大切な人をうしないたくないけれど。
同じぐらい、大切な人の傍にいたいの。」
概要
「Fate/Grand Order」に登場する、男主人公とプレイヤーが召喚できる汎人類史のアナスタシアのカップリングタグ。
悲劇的な最期を迎えたからか召喚当初は私に近づくな(絆1)、と否定的なアナスタシアが絆を深めることで、壁越しの会話ならOK(絆2)、同じ部屋にいるぐらいならOK(絆3)、帰ってきたマスターを出迎えてお茶を淹れてあげる(絆4)、私から離れないでずっと側にいてほしい(絆5)、とだんだんと猛烈に心の距離を縮めていくのが特徴的。最終的には猫のようにじゃれついては、マスターを悪戯で振り回している。本人曰く、依存性が高いらしい。
水着化でその態度はさらに積極的になり、最初は自身が無く抵抗があった水着化も、マスターが喜んでくれるなら、の一念によって変化している。特に水着版の絆Lv5の会話はほとんどプロポーズである。
敵としてではあるが、異聞帯にて登場したアナスタシア(カルデアの彼女とは別人)が自身のマスターを庇って死ぬというラストが描かれたというのも、自分達の召喚したアナスタシアは幸せにしたいという感情に繋がり、人気が出る一因になったのかもしれない。
汎人類史と異聞帯のアナスタシア問題
プレイヤーなら勘違いする人はほぼいないと思われるが、異聞帯にて対峙した彼女は姿形と元ネタを一緒にするだけの全くの別人であり、かなり大ざっぱに言ってしまえば別世界のそっくりさんと言える(衛宮士郎とエミヤが同じだが別人であるのと理屈は同じである)。
まぁそもそもFGOにおけるサーヴァント自体が全てそうと言えるのだが・・・。
故に、あちら側のマスターであるカドック・ゼムルプスと汎人類史のアナスタシアには全く関係が無く、所謂NTRの要素は皆無と言っていい。
また、別人であるため同時に存在することも本来可能であり、揉める必要も無いのだが、異聞帯のふたりによるカップリングのカドアナと本タグのぐだアナのどちらが正しい等と論争が起こることが度々ある。
もう一度言うがこのふたつのカップリングは同時に存在することもできる全くNTR要素の無いカップリングであるので、過剰な論争や批判などしないように注意していただきたい。
アナスタシアの記事にも詳しいが、カドアナのアナスタシアとは姉妹という捉え方をしているファンもいるため、「瓜二つの双子が、根っこがよく似た別々の男性を好きになった」と考えたほうが腑に落としやすく無難ではないだろうか。
後に幕間によってこの辺りはより明確にされており、「カルデアのアナスタシア」と「獣国の皇女」が対話をする場面もあった。
なお実際にこの二人が対面した場合は相性は悪く、互いに自身のマスターの方が良い/そちらのマスターの良さは分からないと言い合って終わっている。