概要
DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士
二人で出陣するとイベント(回想『狐の話』)を見ることが出来る。
特徴
- 「狐」という共通点
鳴狐の「名に狐と入っていれば縁もゆかりもない相手にも共感してしまう」という設定から前述の回想につながる。
- 体格差
小狐丸は自ら「大きいけれど、小狐丸」と称する通りに大柄である。鳴狐は刀身が一尺七寸八分(刃長54cm)と小さく、制作時期がもしも室町時代以降であれば脇差に分類されていた可能性もあり、この大きさは、脇差の骨喰藤四郎やにっかり青江の本体よりも小さい。ちなみに鳴狐の身長はにっかり青江よりも低く設定されている。小狐丸・鳴狐の刀剣男士としての身長差は24cm。
- 謎
小狐丸は、銘の由来は謡曲『小鍛冶』などに明らかだが、その刀身が現在何処に存在するかが不明である。同名の刀が石切劔箭神社にあるが、その刀が一条天皇に献上された小狐丸であるかは定かでない。
鳴狐は、2015年現在その刀身を東京国立博物館に保管されているが、銘の由来が不明である。「障子に映った影を切ったところ狐の鳴き声がした」という説もあるが、定かでない。
- 「鈴」という共通点
小狐丸は刀の柄から伸びた紐に二つ、鳴狐は刀の下げ緒に一つ小さな鈴をつけている。2015年10月現在、デザインに鈴を含むキャラクターは鳴狐・小狐丸の他には、遠征呼び戻し鳩のみである。
余談
小狐丸の一人称は『私』で、鳴狐の一人称は鳴狐極になると発覚する通りである。
つまり何が言いたいかというと、両者とも『俺』でも『僕』でもないので、こうしたり、更にはこうしても、それら特有の一人称問題に囚われない利点がある。