経緯
1年時よりライバルである降谷暁の後塵を拝し、控え投手に甘んじていた主人公・沢村栄純。
2年春の選抜では、ブルペンで降谷の好投をひたすら眺め、歯痒い感情ばかりを募らせていた。その経験をバネに沢村は凄まじい成長を遂げていき、夏大までに行われた強豪校との練習試合ではフル稼働し、故障で戦線離脱した降谷に代わってチームを牽引。辛口な御幸一也にすら「去年とは別人」と評され、連載開始から約12年越しにエースナンバーを獲得。
同時に物語のターニングポイントとなり、降谷との「追う方・追われる方」が逆転した瞬間でもある。