以下には、「ひぐらしのなく頃に」及び「ひぐらしのなく頃に業」の重要なネタバレを含みます。注意して閲覧してください。
概要
「さとりか」とはひぐらしのなく頃ににおける登場人物である、北条沙都子と古手梨花のカップリング名である。
以前から古手梨花から北条沙都子に対する親愛や愛着は見えていたが、2020年に続編として制作されたアニメひぐらしのなく頃に業にて、古手梨花に対する北条沙都子の異常とまで言える執着が垣間見えたことで話題となった。
二人の関係性
どちらも親を亡くしており、実家ではなく神社敷地の倉庫で一つ屋根の下寝食を共にして暮らしている。
二人の仲は非常に良好。よく二人で行動していて、スキンシップも多い。(特にひぐらしのなく頃に業では、一度手の甲を擦り合わせた後握り合うなど、妙にねっとりとした手繋ぎになっている。)
猫騙し編其の参
Aパートまるまる沙都子による拷問シーンであり、喋っている内容も雛見沢症候群末期患者の妄言と区別することが難しいが本音が漏れているであろう言動もいくつか見受けられる。
「わたくしで宜しければ、梨花が落ち着くまでずーっと側にいますわよ」
色気を漂わせた沙都子の発言。頬を撫でる手つきがいやらしい。
「わたくしはこの雛見沢で梨花と一緒に暮らせるなら、他に何も必要ありませんのよ」
オヤシロさまの戒律を破った梨花を罰するという名目で拷問していたところでの爆弾発言。
兄である北条悟史まで無視するこれは、部活メンバーを手にかけた(推定)ことと相まって梨花へのかなりの依存と執着が察せられる。
猫騙し編其の四
沙都子の語る幸せを求めすぎてはいけないという幸福論は「梨花と一緒に暮らせるなら他に何もいらない」という発言と併せて、今ある幸せ=梨花でありそれ以外の全てを捨てたとも解釈できる。
「こんなにも素敵な雛見沢の風景を、誰よりも大切な親友と一緒に見ることができるんですもの」
「誰よりも大切な」に抑揚がついており、沙都子にとっては「雛見沢の風景」よりも重要なのであろう。
「もう、どこにも行こうとしないでくださいませ、梨花」
一段と声を低くしていることからこれがおそらく一番の本心。
この時は沙都子から手を繋いでいる。
郷壊し編其の一
魅音が卒業し、イカサマを良しとしない部活にも不満を持ち始めた沙都子は梨花への精神的依存が強くなっていく。
「これから先、何があっても、わたくしたちはずーっと一緒ですわよ」
唐突ではあったが確かに交わした約束。
これを言うまで沙都子の顔が虚無に包まれていたこともあって軽い恐怖を覚える。
何があっても。そう、何があっても。
部活を二人で抜け出した下校路での手繋ぎ
この時は二人同時に、手の甲を擦り合わせてから手を繋いでいる。
「ずっとずっと、僕には内緒にしていた夢があったのです。そしてそれを、沙都子と一緒に叶えたいのです」
聖ルチーア学園の赤本を手にしながら梨花が放った言葉。本来これ以上ないほどの告白だが……。
OP・EDテーマ
ひぐらしのなく頃に業でのOP・EDテーマ共に沙都子から梨花への感情を書いたものだと推測される歌詞が非常に多い。(言いがかり)以下一部抜粋。
I believe what you said
・I belive what you said
・戻りたいあの場所明確な景色
・あの子が欲しいと嘲笑った
・ずっとキミの喜びもずっと君の涙さえも誰より身近な距離で感じた記憶
・もっと君を知りたくてもっと君を追いかけていた
・不自然な素振りもなく交わした言葉
不規則性エントロピー
・笑い合い悲しみ分け合い掛け替えのない特別な場面
・絆はずっとここにあるよね
・幼き動機の共鳴
・絆はずっと離れたくない