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さよならトリガー

さよならとりがー

『さよならトリガー』とは、『マガジンSPECIAL』(講談社)にて、2014年1月号から2016年2月号まで連載されていた4コマ漫画作品。 作者は千田大輔。 同氏の連載デビュー作でもある(デビュー作は、読切作品である『ふらげの』)。単行本は全3巻。
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作品概要編集


元軍人なのにヘタレで可愛い転校生のアナ、

お調子者で同性愛者なヒユリ、

ツッコミ役で常識人なツグミ。

3人の女子高生を中心とした、

日常系下ネタ・ちょっぴり危険なネタありの、

ギャグ4コマ漫画


登場人物編集


人物(日本人)名の内

苗字は、

東北の地名が

由来になっている事が多い。


アナスタシア編集


通称「アナ」。

連載開始時は2-B組。

外国の元陸軍部隊所属。

階級は一等兵。

転校生として日本の高校にやってきた美少女。

学校でも迷彩服を着用し銃火器や武器を携行する。

左目に眼帯をつけている。

貧乳。普段から元軍人だとは思えないポンコツな面があり、

いじられやすく涙もろいドジっ子。

眼帯がとれたり武器を失くしたり、

何かの節に別人格が覚醒する。

高校転入当初は人見知りであったが、

たくさんの人物たちに好かれていく中で明るい人柄になっていく。

『天然の人たらし』。


不来方 続道編集


読みは「こずかた つぐみ」。

通称「ツグミ」。

連載開始時は2-B組。

本作の主なツッコミ役。

ヒユリとは小学生の時からの幼馴染み。

快活かつ秘かに乙女な性格。

運動神経は抜群だが、

体育以外の学業が苦手。

爽やかな正義感持ちで、

男女問わず慕われている。

だが夜道やお化け屋敷等が苦手で、

下ネタに弱く赤面しやすい。

料理が得意であったり、

可愛いものが好きで

うさぎのぬいぐるみ「うー」を

所持している。

修学旅行に連れて行った事もあった。


雫石 妃百合編集


読みは「しずくいし ひゆり」。

通称「ヒユリ」。

連載開始時は2-B組。

ツグミと幼馴染み。

名前通り(?)女の子が大好きなレズビアン

日本の文化に疎いアナに付け込んで

よくからかったり密室に連れ込んで

『目覚めそう』な悪戯を働いたりする。

幼い頃のツグミに密室で悪戯をした過去もある為

興奮を覚え頻繁に鼻血を出したりする。

校内一のイケメンである前沢先輩に

好意を寄せられている。


ヴァネッサ・ベル編集


通称「ベル」。

転入時は2-B組。

アナとはかつて同じ部隊の仲間で、

アナを追いかけて日本にやって来た少女。

見た目は幼く、

自由奔放で言動も子供じみているが、

普段のアナよりも軍人としての身体能力は高い。

こけしが好き。

人懐っこく、

特にレイカによく懐いている。

ヒユリに良からぬ事を吹き込まれる事も………。


金ヶ崎 麗華編集


読みは「かねがさき れいか」。

通称「レイカ(「金ヶ崎」と呼ばれる事も)」。

連載開始時は2-B組。

アナやツグミ達の同級生。

お金持ち(公式曰く『小金持ち』)の家柄の巨乳。

アナ達に構って欲しいが素直になれず、

高飛車な口調でちょっかいを出すが、

大抵避けられる。

その容姿から密かな男子人気は高いが、

他者への上からの物言いが原因で、

ツンデレを気取るもたびたび不憫な目に遭う。

自信家でもある様だが

総じてガラスハートであると言えよう。

ベルによく懐かれており、

満更でもない。


マルカ編集


アナとベルの姉代わり。

血は繋がっていないらしい。

ロシア帽を被っている元軍人(情報・諜報部隊の所属者の為、

諜報活動が主であり

身体能力はそこまで高くない)。


2巻冒頭で

アナ達の高校に2-Bの副担任の

教師として赴任してきた。

成人なのに背が低く、

幼い外見からツグミに『合法ロリ』と

称される程であり

外見年齢は13歳頃から変化していないらしい。

真面目な性格で、

自身に好意を示してくる男が大の苦手

(元々苦手だったが、

『可愛いと言って近付いて来る男は皆別の目的がある』と北上先生に吹き込まれた結果

更に苦手になったと思われる)。

通称「マルカ姉ちゃん/お姉ちゃん/マルカ先生」


矢巾 由良編集


読みは「やはば ゆら」。

通称「ユラ」。

アナ達と同級生(クラスは2-A組)の

化学部部員。

臆病でコミュ力の低い人柄。

薄く暗い存在感から夜間の校内で

ツグミを初対面から怯えさせた。

ある有名な麻薬を理科室で精製していた事がある。

2巻の節分回では

節分豆をフラスコ内の液体に落として

液体を爆発させて節分豆を発射(作中では『豆ショット』と

呼称された)した。

嬉しくなったり

強い恐怖やプレッシャーを感じたり

驚いたりする等と

兎に角すぐ失禁する癖の持ち主。

最終巻の3巻では………


大東 桜子編集


読みは「だいとう さくらこ」。

生徒会長(アナ達と同学年で、

クラスは2-D)であり、

通称「会長」。

一般人だがなぜか常に帯刀している危険人物。

小柄で貧乳。

口下手であり、

「また遊ぼう」を

「今回は負けを認めてやるが

次は必ず斬る」と表現する等

レイカとは違う方向性でツンデレ。

友達が居ない事を気にしている。

ツグミと同様にお化け屋敷などが苦手だったり

カスミの嘘に同様してしょんぼりする等の

可愛い一面も。


西和賀 香澄編集


読みは「にしわが かすみ」。

生徒会副会長(クラスは恐らく会長と同じ2-D)。

丁寧な物腰だが

暴走しがちな生徒会長(桜子)を

制御可能(『ナックルダスターで頭部に拳骨』等による抑止)な保護者の様な存在で

桜子の事が好き………

だが、

その愛で方は

『自分の事を思ってしょんぼりした姿が可愛い(要約)』と思ったりするモノであったり

桜子への目線がヒユリと同類の匂いがしたりと

色々と不審。

桜子は香澄の事を

普通に友達だと思っている。


茂部(もぶ)編集


アナ達と同じクラス(2-B)の男子生徒。

男子生徒の中では名前(苗字)が

付いている数少ない人物。

他の女子には全く興味を示さず、

アナに対してだけ熱烈な好意を持つ。

フラれることも度々だが、

アナも茂部には心を開いている。


山田(やまだ)編集


アナ達と同学年の男子生徒。

茂部同様、

男子生徒の中では名前(苗字)が

付いている数少ない人物。


前沢(まえさわ)編集


茂部の先輩にあたる男子生徒(3年生)。

茂部同様、

男子生徒の中では名前(苗字)が

付いている数少ない人物。

容姿端麗・運動神経抜群であり

同学年の男子生徒にも『何やらせても完璧だよな』と

言われる女子に人気のイケメン。

何だかんだ優しいヒユリに

一途な好意を抱いているが、

ヒユリには翻弄されている。

2巻では、

高所恐怖症である事が判明した。


田野畑 秋奈編集


読みは「たのはた あきな」。

ツグミからは「アキ」と

呼ばれている。

クラスはユラと同じ「2-A」。

ソフトボール部所属。


田野畑 雪菜編集


読みは「たのはた ゆきな」。

通称「ユッキー」。

クラスは「1-C」。

秋奈の実妹であり、

彼女を「お姉(ねえ)」と呼ぶ。

要所要所でシスコンである事を

匂わせる行動をしている。

演劇同好会所属。


久慈 景子編集


読みは「くじ けいこ」。

家庭科教師。

通称「久慈先生」。

武器を携行し人格の変わりやすいアナに

教師として指導をするが、

銃口を向けられ口が利けなくなる程に

怯えた事がある。

彼氏に恵まれないらしい。

酒に弱く、

酔うと本音が出てしまうタイプ。

3巻では………

『2-D』の担任教師なのではないかと思われる(詳細は『余談』の項目にて)。


北上 美遥編集


読みは「きたかみ みはる」。

体育教師。

通称「北上先生」。

勤務中であっても

教師らしからぬ自由さで振る舞う。

酒癖が悪く、

言動も荒々しい。


宮古 鈴鳴編集


読みは「みやこ すずな」。

養護教諭。

通称「宮古先生」。

久慈先生と北上先生の保護者的存在。

作中において数少ない常識人。

男子生徒からの人気も高く、

女子生徒からも慕われている模様。


担任編集


アナ達のクラスの担任の男性教師。

筋骨隆々。

時々なぜか上半身裸。

いつもスモールサイズの服しか着ない。

………実は久慈先生に思いを寄せているが

当人には中々伝わらない。


科学部の先輩編集


ユラの同じ部の男性生徒(前沢同様3年生)。

ユラ曰く『知的でハキハキしていてステキな人(要約)』だそうだが

嫌味っぽい一面が有ったり、

『〜%』を多用したりと

癖の強い人物(ツグミには「マジであんなんのどこがいいんだ!!」と心の中で叫ばれてしまった)。


宮守 蘭編集


読みは「みやもり らん」。

通称「ラン」。

3巻終盤に登場した『新入生』。

『南中(ツグミ曰く『超進学校』)』の出身。

『成績で一番になったので、

次はケンカで一番になりたい』と思う、

独特な思考回路の持ち主。


ガトー編集


アナが拾って、

命名しペットにした犬。

犬だが、

かなり賢い模様。


余談編集


次々回作『マコさんは死んでも自立しない』との関連編集


次々回作である

『マコさんは死んでも自立しない』で

主人公の「遠野 隣(とおの りん)」が通う学校と

本作の舞台の学校は『同じ学校』である可能性が高く

『マコさんは〜』では

アナとはぐれたガトーを

マコが拾って

リンが世話を焼き

最終的にアナが一瞬だけ姿を見せて

リンマコにガトーを保護してくれた事に対する

謝罪と感謝をして

ガトーを回収して去ってゆく回が有ったり、

久慈先生がリンのクラスである

2-D組の担任教師だったりする為、

もしこの2つの物語が

時間軸も世界線も『同一』な

物語だった場合は、

久慈先生は

桜子の担任教師である可能性が高い。

そうだった場合は

久慈先生の心労は

かなり深いモノとなるだろう。


紙単行本版と電子書籍版の仕様の相違編集


単行本のカバー裏には、

描き下ろし4コマ等のオマケが記載されているが

Kindle等の電子書籍版には無いので

注意されたし。


関連タグ編集

日常系 学園モノ ミリタリー 軍人 微エロ 下ネタ ヒユアナ ヒユツグ

マガジンSPECIAL


千田大輔作品(連載順)編集


さよならトリガー→異常者の愛マコさんは死んでも自立しない

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