作品概要
元軍人なのにヘタレで可愛い転校生のアナ、
お調子者で同性愛者なヒユリ、
ツッコミ役で常識人なツグミ。
3人の女子高生を中心とした、
ギャグ4コマ漫画。
登場人物
人物(日本人)名の内
苗字は、
東北の地名が
由来になっている事が多い。
アナスタシア
通称「アナ」。
連載開始時は2-B組。
外国の元陸軍部隊所属。
階級は一等兵。
転校生として日本の高校にやってきた美少女。
学校でも迷彩服を着用し銃火器や武器を携行する。
左目に眼帯をつけている。
貧乳。普段から元軍人だとは思えないポンコツな面があり、
いじられやすく涙もろいドジっ子。
眼帯がとれたり武器を失くしたり、
何かの節に別人格が覚醒する。
高校転入当初は人見知りであったが、
たくさんの人物たちに好かれていく中で明るい人柄になっていく。
『天然の人たらし』。
不来方 続道
読みは「こずかた つぐみ」。
通称「ツグミ」。
連載開始時は2-B組。
本作の主なツッコミ役。
ヒユリとは小学生の時からの幼馴染み。
快活かつ秘かに乙女な性格。
運動神経は抜群だが、
体育以外の学業が苦手。
爽やかな正義感持ちで、
男女問わず慕われている。
だが夜道やお化け屋敷等が苦手で、
下ネタに弱く赤面しやすい。
料理が得意であったり、
可愛いものが好きで
うさぎのぬいぐるみ「うー」を
所持している。
修学旅行に連れて行った事もあった。
雫石 妃百合
読みは「しずくいし ひゆり」。
通称「ヒユリ」。
連載開始時は2-B組。
ツグミと幼馴染み。
名前通り(?)女の子が大好きなレズビアン。
日本の文化に疎いアナに付け込んで
よくからかったり密室に連れ込んで
『目覚めそう』な悪戯を働いたりする。
幼い頃のツグミに密室で悪戯をした過去もある為
興奮を覚え頻繁に鼻血を出したりする。
校内一のイケメンである前沢先輩に
好意を寄せられている。
ヴァネッサ・ベル
通称「ベル」。
転入時は2-B組。
アナとはかつて同じ部隊の仲間で、
アナを追いかけて日本にやって来た少女。
見た目は幼く、
自由奔放で言動も子供じみているが、
普段のアナよりも軍人としての身体能力は高い。
こけしが好き。
人懐っこく、
特にレイカによく懐いている。
ヒユリに良からぬ事を吹き込まれる事も………。
金ヶ崎 麗華
読みは「かねがさき れいか」。
通称「レイカ(「金ヶ崎」と呼ばれる事も)」。
連載開始時は2-B組。
アナやツグミ達の同級生。
お金持ち(公式曰く『小金持ち』)の家柄の巨乳。
アナ達に構って欲しいが素直になれず、
高飛車な口調でちょっかいを出すが、
大抵避けられる。
その容姿から密かな男子人気は高いが、
他者への上からの物言いが原因で、
ツンデレを気取るもたびたび不憫な目に遭う。
自信家でもある様だが
総じてガラスハートであると言えよう。
ベルによく懐かれており、
満更でもない。
マルカ
アナとベルの姉代わり。
血は繋がっていないらしい。
ロシア帽を被っている元軍人(情報・諜報部隊の所属者の為、
諜報活動が主であり
身体能力はそこまで高くない)。
2巻冒頭で
アナ達の高校に2-Bの副担任の
教師として赴任してきた。
成人なのに背が低く、
幼い外見からツグミに『合法ロリ』と
称される程であり
外見年齢は13歳頃から変化していないらしい。
真面目な性格で、
自身に好意を示してくる男が大の苦手
(元々苦手だったが、
『可愛いと言って近付いて来る男は皆別の目的がある』と北上先生に吹き込まれた結果
更に苦手になったと思われる)。
通称「マルカ姉ちゃん/お姉ちゃん/マルカ先生」
矢巾 由良
読みは「やはば ゆら」。
通称「ユラ」。
アナ達と同級生(クラスは2-A組)の
化学部部員。
臆病でコミュ力の低い人柄。
薄く暗い存在感から夜間の校内で
ツグミを初対面から怯えさせた。
ある有名な麻薬を理科室で精製していた事がある。
2巻の節分回では
節分豆をフラスコ内の液体に落として
液体を爆発させて節分豆を発射(作中では『豆ショット』と
呼称された)した。
嬉しくなったり
強い恐怖やプレッシャーを感じたり
驚いたりする等と
兎に角すぐ失禁する癖の持ち主。
最終巻の3巻では………
大東 桜子
読みは「だいとう さくらこ」。
生徒会長(アナ達と同学年で、
クラスは2-D)であり、
通称「会長」。
一般人だがなぜか常に帯刀している危険人物。
小柄で貧乳。
口下手であり、
「また遊ぼう」を
「今回は負けを認めてやるが
次は必ず斬る」と表現する等
レイカとは違う方向性でツンデレ。
友達が居ない事を気にしている。
ツグミと同様にお化け屋敷などが苦手だったり
カスミの嘘に同様してしょんぼりする等の
可愛い一面も。
西和賀 香澄
読みは「にしわが かすみ」。
生徒会副会長(クラスは恐らく会長と同じ2-D)。
丁寧な物腰だが
暴走しがちな生徒会長(桜子)を
制御可能(『ナックルダスターで頭部に拳骨』等による抑止)な保護者の様な存在で
桜子の事が好き………
だが、
その愛で方は
『自分の事を思ってしょんぼりした姿が可愛い(要約)』と思ったりするモノであったり
桜子への目線がヒユリと同類の匂いがしたりと
色々と不審。
桜子は香澄の事を
普通に友達だと思っている。
茂部(もぶ)
アナ達と同じクラス(2-B)の男子生徒。
男子生徒の中では名前(苗字)が
付いている数少ない人物。
他の女子には全く興味を示さず、
アナに対してだけ熱烈な好意を持つ。
フラれることも度々だが、
アナも茂部には心を開いている。
山田(やまだ)
アナ達と同学年の男子生徒。
茂部同様、
男子生徒の中では名前(苗字)が
付いている数少ない人物。
前沢(まえさわ)
茂部の先輩にあたる男子生徒(3年生)。
茂部同様、
男子生徒の中では名前(苗字)が
付いている数少ない人物。
容姿端麗・運動神経抜群であり
同学年の男子生徒にも『何やらせても完璧だよな』と
言われる女子に人気のイケメン。
何だかんだ優しいヒユリに
一途な好意を抱いているが、
ヒユリには翻弄されている。
2巻では、
高所恐怖症である事が判明した。
田野畑 秋奈
読みは「たのはた あきな」。
ツグミからは「アキ」と
呼ばれている。
クラスはユラと同じ「2-A」。
ソフトボール部所属。
田野畑 雪菜
読みは「たのはた ゆきな」。
通称「ユッキー」。
クラスは「1-C」。
秋奈の実妹であり、
彼女を「お姉(ねえ)」と呼ぶ。
要所要所でシスコンである事を
匂わせる行動をしている。
演劇同好会所属。
久慈 景子
読みは「くじ けいこ」。
家庭科教師。
通称「久慈先生」。
武器を携行し人格の変わりやすいアナに
教師として指導をするが、
銃口を向けられ口が利けなくなる程に
怯えた事がある。
彼氏に恵まれないらしい。
酒に弱く、
酔うと本音が出てしまうタイプ。
3巻では………
『2-D』の担任教師なのではないかと思われる(詳細は『余談』の項目にて)。
北上 美遥
読みは「きたかみ みはる」。
体育教師。
通称「北上先生」。
勤務中であっても
教師らしからぬ自由さで振る舞う。
酒癖が悪く、
言動も荒々しい。
宮古 鈴鳴
読みは「みやこ すずな」。
養護教諭。
通称「宮古先生」。
久慈先生と北上先生の保護者的存在。
作中において数少ない常識人。
男子生徒からの人気も高く、
女子生徒からも慕われている模様。
担任
アナ達のクラスの担任の男性教師。
筋骨隆々。
時々なぜか上半身裸。
いつもスモールサイズの服しか着ない。
………実は久慈先生に思いを寄せているが
当人には中々伝わらない。
科学部の先輩
ユラの同じ部の男性生徒(前沢同様3年生)。
ユラ曰く『知的でハキハキしていてステキな人(要約)』だそうだが
嫌味っぽい一面が有ったり、
『〜%』を多用したりと
癖の強い人物(ツグミには「マジであんなんのどこがいいんだ!!」と心の中で叫ばれてしまった)。
宮守 蘭
読みは「みやもり らん」。
通称「ラン」。
3巻終盤に登場した『新入生』。
『南中(ツグミ曰く『超進学校』)』の出身。
『成績で一番になったので、
次はケンカで一番になりたい』と思う、
独特な思考回路の持ち主。
ガトー
アナが拾って、
命名しペットにした犬。
犬だが、
かなり賢い模様。
余談
次々回作『マコさんは死んでも自立しない』との関連
次々回作である
『マコさんは死んでも自立しない』で
主人公の「遠野 隣(とおの りん)」が通う学校と
本作の舞台の学校は『同じ学校』である可能性が高く
『マコさんは〜』では
アナとはぐれたガトーを
マコが拾って
リンが世話を焼き
最終的にアナが一瞬だけ姿を見せて
リンマコにガトーを保護してくれた事に対する
謝罪と感謝をして
ガトーを回収して去ってゆく回が有ったり、
久慈先生がリンのクラスである
2-D組の担任教師だったりする為、
もしこの2つの物語が
時間軸も世界線も『同一』な
物語だった場合は、
久慈先生は
桜子の担任教師である可能性が高い。
そうだった場合は
久慈先生の心労は
かなり深いモノとなるだろう。
紙単行本版と電子書籍版の仕様の相違
単行本のカバー裏には、
描き下ろし4コマ等のオマケが記載されているが
注意されたし。
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