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概要

正式タイトルは「ざつ旅 -That's Journey-」。

主人公は漫画家志望の女子大生「鈴ヶ森ちか」。
彼女がひょんなきっかけから、日本全国47都道府県を行き当たりばったりで「ざつ」に旅する様子を描いた漫画作品。

登場人物

鈴ヶ森 ちか

「旅にっ! でるぞっ!」
本作の主人公の女子大生。平成12年3月18日生まれ(単行本5巻番外旅より)。
漫画家を目指しており、漫画雑誌で受賞経験もある。しかしその後は伸び悩んでおり、担当編集者の「自分の好きなことを取り入れるといい」という助言をきっかけに、漫画賞の賞金を原資として旅に出ることになる。
伊勢神宮を知らなかったりするなど、元々日本地理には疎い様子。だがその分旅先で出会う様々な事象に興味津々であり、旅を全力で楽しんでいる。

旅の行先は「ダベッター」の四択アンケートを用いて決めることも。(現実のTwitterアカウントと連動している。)
北海道のとあるローカル番組のファンであるらしく、ちかが初めて旅に出たきっかけもその番組を視聴していたからだった。
その番組に触発されたのか、旅の中でトラブルが生じても、それを楽しむ(ネタにする)根性が備わりつつある。
単行本5巻の番外旅で小型自動二輪免許を取得し、第19旅(群馬)で初めてバイク(ホンダ・スーパーカブ100)での旅に出た。

蓮沼 暦

「おまえの蓮沼暦はここにいるぞ」
ちかの高校時代からの親友。通称「ハッスー」。ライトパープルのポニテと八重歯が特徴的。

第3旅(富山)にて初登場。自由奔放な性格であり、彼女が同行する旅ではちかも歯に衣着せぬ言動になる。
第12旅(岩手)では、一早く進路を見出したちかに対してコンプレックスを抱いていたが、旅を通して進路の答えを見つけた様子が描かれた。

鵜木 ゆい

「先輩…私も旅に連れて行ってくださいっ!」
ちかと暦の高校時代の後輩。お下げと眼鏡がチャームポイント。第4旅(香川)にて初登場。
2020年に大学に進学したが、折からの状況により、大変な模様も描かれていたりする。
ちかを慕っており、初めての旅にも前のめりで参加した。他人の発言を翻訳する能力に長けており、ちか曰く「ミニ師匠」。

歴史が好きであり、歴史的な城址や遺物を目にした際は嬉々として解説する場面もみられる。
第18旅(東京)では『ブラガモリ』として、ちかの東京一人旅に実況解説したりもした。

糀谷 冬音

「だから、《その感情》は間違いなく ― ちーちゃんのモノなんだよ」
ちかの先輩漫画家。通称「ふゆねぇ」。ちょっと乱れた長髪が魅力的なお姉さん。
第5旅(京都)から本格的に登場。元々はちかがアシスタントとして参加する関係であり、ちかからは「師匠」と呼ばれていた。

一見するとほんわかとした掴みどころのない人物で、会話も独特の擬音語を交えた不思議な印象を与える。
その一方、興味深いものを見ると創作のスイッチが入り、(長髪をかき乱しつつ)多種多様なアイデアを生み出す天才肌の持ち主。
漠然とはしているものの含蓄のある発言をたまにすることがあり、ちかに勇気を与えている。

スレンダーな人物が多めな本作の中では、明確に巨乳キャラとして描写されている人物だったりする(単行本2巻のバニー衣装とか)。
お酒には弱いようで、第20旅(高知)で珍しく飲んだ際は、普段とは違う敬語キャラになった挙句酔いつぶれてしまった。

天空橋 りり

「それじゃ、ほら…かんぱいっ」
ちかの先輩漫画家で、冬音の友人。黒髪ぱっつんな前髪と切れ目が印象的なクールビューティー。
本格的な初登場は第5旅(京都)だが、それ以前に第1旅(福島)からちかとニアミスしていた。
普段は漫画に対してストイックな姿勢を持っており、天才肌の冬音とは対照的に時間を惜しまぬ努力家である。

ざつ旅はいいぞ


(画像右の人物)
一方で、旅の最中の彼女はとんでもない酒豪
常にカバンに小瓶を忍ばせてグビリとやる始末。(もちろん車の運転中は素面だけど)
ちかはその酒豪ぶりに呆れている一方、創作意欲には強い影響を受けている模様。

旅の行き先

1巻

第1旅福島県会津若松、東山温泉、羽黒山
第2旅宮城県松島、瑞巌寺
第3旅富山県黒部、生地、宇奈月温泉
第4旅香川県高松城、四国八十八ヶ所

2巻

第5旅京都府伏見稲荷、天橋立
第6旅栃木県那須烏山
第7旅新潟県粟島
第8旅三重県伊勢神宮、鳥羽
第9旅(前編)広島県高速バス、宮島

3巻

第9旅(後編)広島県呉、尾道
第10旅青森県八甲田山、恐山
第11旅和歌山県潮岬のご来光、熊野古道
第12旅岩手県花巻・宮沢賢治記念館、中尊寺(?)
第13旅(前編)島根県サンライズ出雲、出雲大社、松江城

4巻

第13旅(後編)島根県美保関
第14旅東京都奥多摩、小河内ダム
第15旅東京都月島、青海、レインボーブリッジ

5巻

第16旅(前編)茨城県偕楽園、常陸太田
第16旅(後編)茨城県御岩神社(日立市)、日立駅
第17旅(前編)大分県耶馬渓、宇佐
第17旅(後編)大分県西椎屋(日本のマチュピチュ)、両子寺、宇佐神宮
第18旅東京都江戸城の石垣、神田川、井の頭公園

6巻

第19旅(前編)群馬県東京駅から出発(と思いきや…)
第19旅(後編)群馬県渋川市、棚下不動の滝
第20旅(前編)高知県とさでん交通、若宮八幡宮
第20旅(後編)高知県桂浜、奈半利市の廃線跡(魚梁瀬森林鉄道)


余談

  • 前述のとおり、鈴ヶ森ちかのアカウントは現実のTwitterに存在しており、そのアンケート結果を基に旅先が決定される。
  • この作品とのコラボキャンペーンとして、日本三景松島天橋立、安芸の宮島)での缶バッジプレゼントキャンペーンが実施されている。
  • 作中の鈴ヶ森ちかが執筆した作品として、読み切り作品『私の大嫌いな先輩』が電撃マオウに掲載された(単行本4巻収録)。
  • 2020年以降は、この漫画も新型コロナウイルス(作中では「例のアレ」)の影響で、遠くへの旅が困難な状況になっている。自宅での「番外編」や、首都圏のちょっとした旅を描くようになっている。

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