概要
初期ではなにかと反発しあっていた二人だったが、ストーリーが進むにつれて互いに信頼関係を築いていき、現在は科捜研と刑事、そして男女という垣根を越えた仲である。
しかし、どちらかが危険な目にあうと真っ先に駆けつけたり、身を案じるような描写があったりと、時おり友情以上の思いが垣間見える時がある。
だが、どちらとも基本的に捜査に関する事が優先事項な重度のニブチン同士という致命的な欠点を抱えており、(それも双方どちらかに色恋沙汰話が持ち上がる度に話題が出てくるも関わらず、どっちがどっちも「何の話(だ)?」と首を傾けるレベル)このじれったさやもどかしさを遠回りし過ぎる関係も要因といえる。
また、「鑑定(捜査)に情は持ち込まない」という心情も同時に持ち合わせているため、逆に言えばたとえ互いに何があっても目の前の事件を解決する強い思いが二人を結びつけているとも言える。
(実際土門が容疑者を庇って重傷を負った時も、マリコは最初狼狽こそしたものの次には何食わぬ顔で捜査に必要な機材の準備を進めている)
その一方シーズン18の第3話では被害者の足取りを追っている最中、土門が女性とラブホへ向かう所が防犯カメラに写っており(しかもその女性は土門が京都府警へ異動するきっかけとなった事件の関係者)それを見たマリコは表情にこそ出さなかったが出口を間違えるほどの動揺を見せ、更には現像した証拠映像を当人に突きつけて「自白するまで帰さないから」と畳み掛けた。ちなみにそれを見た土門の方は「お前の取調べはキツそうだな」とボヤいていた。
かく言う土門側も、マリコが明らかにその気な相手からアプローチを掛けられているらしき現場に遭遇すると、露骨に顔を顰めたり謎の圧をかけたりしている場面が多々見られる。事実、劇場版およびシーズン21の第1話に彼女の元旦那である倉橋拓也が登場した際は親しく話す二人を遠目から睨むように見ていたり、マリコとの関係を牽制と一緒に問い詰めたりしている。
ここまで来て何度も返すようだが断じてこのお二人は付き合ってる訳でもましてや夫婦でもない。
───と、思っていたらシーズン22の第3話にてマリコが土門の事を「いつも同じ目標に向かって進むパートナー」と思っている事が判明。
余談
- 演じている2人は、国民的アニメ制作会社の神々の世界の温泉に丁稚奉公する作品で主人公の両親の声を担当しているため、しばしネタにされることもある。
- 内藤氏は別作品でよりにもよって麻薬売りの声を担当していたりもする。