主としてやるべきこと(作業)をやりながら副として別のことをやる様子である。
勿論2つ以上の事を同時に出来る、という人ならば良いかもしれないが
当然作業効率の低下を招くことになるし周囲から見ていれば信用などの問題に直結する可能性も有る。
如かしながら必ずしも悪い意味合いだけではなく
二つ以上を同時に行う事で効率を高められることもある。
例えば無音の部屋で絵を描いている(作業)時に落ち着いた音楽を掛ける(副)というのがその例で
音楽があることにより落ち着いて作業に集中出来る、という相乗効果が望める。
他にもお腹がすいたときに集中力を切らしてしまうのを防ぐ為に
授業を聞きながら(作業)弁当を食べる(副)というのもその例である。
ただ、後者の例が周囲から見た評価を示すのに最たる例であり
教師などから咎められた場合に「集中力低下を防ぐために早弁しました」と弁明しても
納得してもらえるか、というとまず難しい。
特に仕事などであればたとえ効率を上げる事が出来るながら作業であっても
周囲からは「サボっている」「適当に仕事をやっている」と評価されやすい為注意されたい。
ながら作業の例
このほか、どこかへ行くために歩きながらスマートフォンを操作する、いわゆる「歩きスマホ」も「ながら作業」の一種と言えなくもないが、路上でやって他人や障害物にぶつかったり、最悪死亡事故に発展するなど近年の社会問題にまで発展してしまっているため、作業効率云々の前にマナー違反である。