【あらすじ】
勇者としての 宿命を 果たすため、魔王を倒しにいこうと決断した「ををををあ」!!
果たして、魔王を 倒すことはできるのでしょうか。(公式サイトより)
ふつうの概要
ShinAquaによるフリーゲームである。主人公である勇者を操作して、魔王討伐を目指すだけの特に特筆すべきところのない、いたって普通のRPGである。
ふつうの人物紹介
- ををををあ
「私は!勇者!今から!!私は!!魔王を!!倒しにいく!!」
主人公。打倒魔王を掲げる勇者である。見た目はいたって普通の女子高生であり、制服姿に日本刀を帯刀しているといった出で立ちで、防具の類いは一切身につけていない。なんだか目がイっているように見えたり、異常にハイテンションなのは多分気のせいだろう。
- しぇgyh
ををををあの仲間になる、全身厳つい鎧で身を固めた僧侶である。もう一度言うが僧侶である。見た目が完全に敵キャラなのは多分気のせいだろう。回復が得意で、かつなぜか攻撃を一身に引き受けてくれるため、とても頼りになる。
- 王様
お城の31Fに住んでいる偉い人。なんだか見た目がヤ○ザみたいだが多分気のせいだろう。挨拶がてらあわよくば道具をもらおうと会いに行くのだが…。
- 魔王
魔王城に住んでいる、勇者一行の宿敵。なんか城の見た目がただの民家かつ、魔王の外見も一般的な勇者っぽいのも多分気のせいだろう。
関連タグ
※以下ネタバレ↓
察しのいい人ならわかっていると思うが、このゲーム、主人公サイドが魔物であり、主人公が魔王と呼ぶ存在こそが真の勇者である。
一介の魔物である『ををををあ』が、真の魔王である王様に認められ、上位の魔物に仲間入りしたいがために、まだ魔王攻略に乗り出す前の勇者をわざわざ家に赴いて殺害するという最悪なシナリオである。まぁ、魔物サイドからすれば勇者こそがラスボスであるため、『ふつうのRPG』というタイトルもあながち間違いというわけではないのだが…。
ちなみに続編である『ふつうのRPG-2』や外伝作品の『超青春物語』もあるので、気になる人はどうぞ。
また、主人公の名前やら性格がぶっとんでいるが、これは作者が高橋邦子の大ファンだからであり、そのオマージュとしてこの作品を作ったからである。
高橋邦子作品を知っている人であればゲーム開始早々から察していたであろう。
尚、このゲームは作者であるShinAqua氏が展開する「やりたい☆ほうだいやるシリーズ」の一つであったりする。
それらの作品も全て高橋邦子オマージュとなっている為、気になる方は一度一通りプレイしてみては如何だろうか。
ちなみに邦子作品との差異点としては「絵の大半は手書き」「全ての作品で時系列的な繋がりがある」「魔物と勇者サイドのシリアスな世界観が存在する」と言った感じであり、あちらよりかはシリアスな作風となっている(尤も、こちらも十分カオスではあるが…)
真・関連タグ
高橋邦子…元ネタ