概要
ぼく友とは戯言シリーズにおける、ノーマルカップリングである。
二人はお互い友人だと称し、明確には恋人という宣言はされていない。
ただし、のちに………。
以下「ネコソギラジカル」 「人類最強の初恋」 「ザレゴトディクショナル」のネタバレあり
友人、壊し壊された関係などと語られる二人の複雑な関係は、戯言シリーズ進行中に垣間見える部分もある。そこもシリーズの大きな見どころと言えるだろう。
戯言遣いの妹、井伊遥奈は玖渚友が青色サヴァンと呼ばれた所以である天才的能力を引き下げるために命を奪われたという。その復讐のために彼は彼女に接触したらしい。
玖渚友はネコソギラジカルで一度、自分の身体は治ると告げるが、それはもうじき死ぬ彼女の嘘であった。戯言遣いはその事実を残念がると思って発せられた嘘だったが、彼女の予想とは裏腹に彼は喜び、玖渚友は真実を伝える機会を失ってしまった。
彼女が死なない確率は、『れーてん………』『れいれいれいれいれいれいれいれいれいれいれいれいれいれいれい、さん。以下省略』。
その後、城咲のマンションで、大切なものがたくさんできた戯言遣いに自分が一番大切なら一緒に死んでほしい、と頼む。彼はその頼みを断ったため二人は決別したと思われた。
しかしいろいろあった末、四年後を描く最終章「それから」で彼女は姿が変わりながらも生きているので、彼らはハッピーエンドを迎えたようである。
おまけに「人類最強の初恋」では、仕事中の哀川潤のもとに、娘が生まれたので夫婦ともに尊敬する貴女の名前の音を借りていいか、という手紙が届いている。
つまり、二人の間には『じゅん(漢字は不明)』という名の娘がいるということで、それをネタにするマンガ・小説もある。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
ぼく友には様々な表記がある。現在、一番投稿数が多いのは僕友だが、戯言遣いの一人称が「ぼく(平仮名表記)」玖渚友の呼び方が「友」であることから、ここでの正式表記は「ぼく友」とさせて頂く。
また、「ぼくとも」では検索すると他作品のものも表示されるので、戯言のタグを併用することをお勧めする。