概要
正式名称は「からくりみんなの!かえうた」。
かつてTBSで放送されていたバラエティ番組、さんまのSUPERからくりTVのコーナーの一つで、仕事帰りのサラリーマンやOL、女子高生等の一般人が日頃のうっぷんや悩み、忘れられない思い出などを独自の癖を込めた替え歌を披露するというもの。
内容は主に自虐、身内事、下ネタ、見た目や体系によるコンプレックスを歌詞に捩った替え歌を披露するというものであり、見事歌いきったら3万円分(若しくは7万円)の食事券がプレゼントされる。
ただし、歌詞内容があまりにも酷く、これ以上放送できないと判断された場合はその時点で幕が下ろされ事実上失格となる。
また、ごく稀に強烈なキャラを持つ出演者が登場し、その後番組自体の企画に抜擢されるケースが多く、当時「演歌が趣味の高校生」としてかえうたに出演していた大江裕は後に「のろま大将」で演歌歌手デビューすることになった。
特にこのコーナーで注目を集めたのが当時、印刷会社の社長を勤めていた酒井素樹による替え歌で、会社倒産後にホームレスになり、寺や知人の家での居候を繰り返していた人生を替え歌で披露したところ大絶賛を呼び、その後は度々番組で呼ばれる機会が多くなっていった。
その後は知り合いの伝手で印刷会社の従業員として働いており、放送終了して7年に再び再登場し、独特の歌唱を披露した。2024年現在はTikTokで独自のチャンネルを開設し、現状を報告しているとのこと。