概要
めぐつかとは、東方Projectのキャラクターである飯綱丸龍と菅牧典のカップリングを表す単語。
二人とも初出は『東方虹龍洞』である。
「つかめぐ」という表記もあるが、イラスト数は少ない。
二人は原作では主従コンビであり、その関係性は深い。
典が飯綱丸を守る為に自機に立ち向かおうとしたり、そんな典に飯綱丸が「怪我でもしたら困るのは私なんだ こいつは私が相手する お前は引っ込んでな」と言って下がらせたりする等、お互いを思いやる主従関係が成り立っていると思われる。
……しかし、典は飯綱丸のことをよく知っている為、「飯綱丸が自分に戦闘を任せるはずがない」ことは恐らく分かっている。つまり「自機と飯綱丸の戦闘を引き起こす為に、あえて自機と戦おうとしたのではないか?」とも考えられるのだ。
典は飯綱丸の頼りになる右腕と言われているが、実際は事態の混乱を引き起こす厄介な存在。
なんなら、飯綱丸の動向を天弓千亦に報告するといった、主人を裏切るような行動を取ったことすらある。
とはいえ『虹龍洞』のストーリーが終わった時点での飯綱丸への被害は少なく、むしろカードの流通によって得た利益の方が多い為、典は手あたり次第に人物を騙すだけというわけではなく、一応飯綱丸に支障が出るようなことはしないのかもしれない。
また、典が『星狐「天狐龍星の舞」』という名前のスペルカードを使用することから、「なんだかんだ言って典は飯綱丸のことを信頼しているのでは?」との意見もある。
一見すると典が飯綱丸までもを騙そうとしている危うい関係だと思ってしまうが、実際はそこまで険悪ではないようだ。ただ、典は管狐である為、最終的には術者の気力を全て喰らい尽くしてしまうとも予想できるが……しかし大天狗の気力ならばそう簡単にはなくならないのだろうか?なんとも不思議な関係である。
その他の接点
- ステージ
主従関係の他には、飯綱丸は5面ボス、典は5面中ボスと、同じステージに登場するところも接点である(典はその後も6面中ボス、EXTRA中ボスとして出てくるが)。
- 試験管
二人とも共通して試験管を所持しているところにも、この主従コンビの繋がりを感じられる。典は言わずもがな、飯綱丸に関しては少々分かりづらいが、よく見ると腰につけている。
- 元ネタ
ちなみに飯綱丸の元ネタである飯綱権現も、管狐を使役する術(飯綱の法)を使うと言い伝えられている。
二次創作内での描写
二次創作では、純粋にコンビとしての『めぐつか』を描いたイラストもあるが、
一方で、東方Projectの二次創作で多く見られる百合の作品も存在する。
似た様な組み合わせのゆからんとは違い
「典を部下として信頼している飯綱丸と飯綱丸からの信頼に右腕として応える典」となっている状態がデフォルトなのも特徴。