概要
東方Projectの肉体派の一人である紅美鈴と、身体強化の魔法を駆使する聖白蓮のカップリングである。カップリング名は「めーりん」と「ひじり」に由来する。
共通点と相違点
二人とも弾幕アクションに適した能力・スペルカードのスタイルを持ち、美鈴は『東方萃夢想』や『東方非想天則』、白蓮は『東方心綺楼』にてそれぞれその全身を使った躍動感あふれるアクションを披露している。
ただし、美鈴の武術が美鈴本来の身体能力(あるいは鍛錬)の延長であるのに対し、白蓮の高度なアクションは魔法による強化の賜物である。『東方求聞口授』にて稗田阿求は、白蓮は「通常は非力な人間と同じ」としている。
一方、両者とも人間に対して比較的友好的であり、『東方求聞史紀』における阿求による美鈴の危険度評価は「低」である他、その友好さを示す記述も見られる。白蓮については『東方求聞口授』にてその危険度について、「不明」ながら基本的には妖怪の味方である人物とする一方で「人間と敵対する姿はみかけない」ともしている。さらに、本人の不殺生戒を保持する旨の宣言について言及したうえで「いきなり襲われるようなことはないだろう」ともしている。
両者とも、普段からその力を積極的もしくは無暗に振るうものではなく、それぞれの必要や要請に応じて全力を発揮するタイプなのであろう。これに関連して、それぞれの居場所をそれぞれの形で「守る」立場の存在であることにも共通点を見いだせる(美鈴:紅魔館の門番/白蓮:命蓮寺の住職)。
なお、美鈴の「めーりん」と白蓮の「ひじりん」にみられるような、末尾が「~りん」となる愛称を持つことも共通している。