概要
体験版が2014年頃に発表され、2016年頃からVer1.0が長らく開発中で、修正パッチを何度も配布する状況だったが、2018年8月14日に満を持して、完全版(ver1.40)がリリースされた。
【完全版→こちら】
完全版実装後の不具合修正を含めて現在のバージョンは1.44(2018年9月9日)になっている。
RPGツクールXPランタイムパッケージ(RTP)のインストールが必要。
計画が始まったのは2013年3月ごろに遡る。覚えやすさや字数の少なさを重視してこのゲーム名に決まった。そのため、このゲーム名は正式名称であり略称ではない。
セーブデータは32個入れれるものの、イベントごとに保存しようとすると足りなくなるので計画的に。
説明の丁寧さ・シナリオのネタの面白さ・自作システムの精巧さは高いレベルでまとまっており、フェチ要素を抜きにしてもかなり楽しめる作りとなっている。ゆるい雰囲気とキャラデザの可愛さも魅力。ちなみに、開発はデバッガーの協力によるものが大きかった。
難易度はかなり低めだが、やり込み要素が豊富なのが特徴。詳しくは関連リンクのもじクエ特集に詳しく記載されているので参照されたし。
制作者の豊富な人脈により、多くの支持者のよその子が精霊キャラや裏ボスに出演している。
群馬を日本の首都と思い込んでいる女子高生、常夏 公子(通称はむこ)は修学旅行で佐渡島に行く途中のフェリーで友人と話しているところ、謎の光により異世界に飛ばされる。
一方、男子高生の早乙女 恋熊(通称レグマ)も別のところに飛ばされていた。
どうやら他の同級生らも飛ばされているようで…?
レグマは現状の把握と同級生の捜索のため危険を承知で森の中を進むのだった。
登場人物
『べ、別に読んでほしくなんて、ないんだからねっ!.txt』からの抜粋を含む。
基本愛称で呼ばれるが、キャラによって呼ぶ時の呼び方が変わるのも特色。
Ver1.0当時の紹介ブログであるこちらにも綺麗にまとめられている。
早乙女 恋熊(レグマ)
A型。変態と見せかけてイケメンと見せかけて引きこもりと見せかけて思慮深い。
直接の戦闘は行わないが、プレイヤーキャラとして操作して移動し、戦闘では指示を出す。
常夏 公子(はむこ)
B型。ちょっと天然。アクションゲームが大好きだが、EASYモードで楽しむ程度であり、決して得意ではない。満乳。
オープニングイベント中、ドノ村を訪れた時、初期レベル1で加入。防御重視であるが、このゲームの防御力はカウンター発動も担うため、相当なポテンシャルを秘めている。
春風 たま(にゃんこ)
O型。ドツンデレ。スポーツ万能で頭脳明晰で料理上手。いつもキツい言動を取るが、本当は誰よりも優しい。麗乳。
港町ザザーブにて初期レベル2で加入。攻撃重視。
秋空 巴(ともっち)
B型。無鉄砲。あらゆるオテンバを詰め込んだ自給自足型トラブルメーカー。見た目はロリだが性格はエロい。淋乳。
迷いの森にて初期レベル5で加入。敏捷重視。小さくてすばしっこく、好奇心旺盛。
桐生 織姫(ひめ)
B型。人との交流は苦手だが目の付けどころが鋭い探偵肌。ぼーっとしていることが多い。いいとこのお嬢様。貴乳。
エント村にて初期レベル8で加入。技術重視であり、命中率やクリティカル率に結びつく。ただ、外見通りとろくさいため、他の能力値は低め。
完全版で追加実装されたもの
Ver1.0では以下が未実装だったが、完全版において実装された。
- イベントでのイラストが実装。
- クリア後のおまけ実装。
・サブキャラのイベントシーン。クリア後に見る事が出来る。
・サブキャラの過去の失敗記録が見られる「Pメモリー」。ディテクションバイザーを使い、フィールド上で見つける事が出来る。
- 属性の異なる4組の裏ボス軍団『時空層の強敵』(火・水・光・闇)との戦闘。
ラストダンジョンには火・水・光・闇の4つのエリアが存在するが、各エリアを攻略する事で、それに対応する属性の時空層の強敵と戦う事が出来る様になる。
難易度は3段階から選べ、4人1組の構成で、3人が各属性(火の裏ボス軍団なら火の属性)を持ち、1人だけが無属性である。
- BGMほぼ全てがオリジナル。(ごく一部の曲が頂きもの。)
Twitterで語られた裏話など
ネタバレ込みで、青くらげ氏のTwitterに記されていた情報を記述する。
- 没になった自作RPGなどのキャラやネタの多くをもじクエに取り入れている(2014/9/2)
- 戦闘中やアイテムを使うキャラクターを選んでる時、キャラ全員のステータスが表示されないのは、ピクチャ表示制限との激しい戦いがあるから(2014/10/1)
- おしっこ3:ゲーム7くらいの割合だから、いずれは8:2くらいのものを作りたい(2014/10/16)
- 「おしっこ目的のユーザーから酷評が出ることは完璧に想定内です!効かぬよ!」「おしっこ10は、ゲームノベル!」(2016/12/29)
- 当初ははむこ1人が主人公のアクションRPGの予定だった(2015/5/16)
- 戦闘中におもらしに至った場合の敵の動作制御に苦慮してボツとなった
- 主要メンバー4人で人気アンケートを取ったところ、124票が集まり、はむこ33.9%、にゃんこ19.4%、ともっち16.9%、ひめ29.8%となった(2016/8/29)
- アイテム「もっどーれ↓」が20レンのところ15レンで買えるお得なバグがあったが、無慈悲にパッチで修正された(2016/9/11)
- 当初は癒し系クリスタルに使用制限が存在した(2016/9/12)
- アイテムソート中に「NOW 整理ing…」と表示されるのは、演出ではなく、処理が複雑すぎて実際にゲームが一時的にフリーズしている(2016/9/20)
- 「ひめがトイレ使用時に進行不能になる不具合を確認しましたので、ひめをトイレに行かせないでください」という迷言(2016/9/21)
- マネークリスタルから入手できる金額は、はむこのレベル数から判定している。そのためはむこのレベルが1だと、入手金額もずっと1のまま(2016/12/30)
- 開発の長期化はイベントカット製作によるものが大きく、BGM製作が原因ではない(2017/1/2)
- データベースとシナリオが10%くらいの状態で制作に着手してしまったのが大きいと回想(2019/12/6)
- 青くらげ氏の前作品であるそこ海Zのネタが、姉妹を1つとカウントし、4つ仕込まれている(2017/7/27)
- 「もじクエには、過去の尿失敗を引きずっていたり、トイレが近い体質で悩んでいるなど、尿コンプレックスを抱えた娘はほぼ登場しない。それはなぜか(続く)」
- 「青くらげは、エロ本のエロより少年誌のエロの方が好きなのである。」(2017/8/15)
- 最初のオープニングの掴みが甘いものだったため、当初のオールスター感のある登場キャラが集結しているトップ画面から、現行のはむこがおしがまをしているものに変更された(2018/6/18)
- 「残念ながら、もじクエはおもらしRPGではなく、おしっ娘RPGなのですよ」(2018/7/26)
- 「魔法」は魔術(霊術)、魔導、幻術、呪術の総称として用いられている(2018/8/12)
- 昔のRPGでは手当たり次第にNPCに話しかけて情報を集めるのが主流だったため、もじクエもそれに倣って序盤のNPCに仕様説明をさせたが、最近はチュートリアルの充実や実況者の増加などによりNPCをガン無視して進まれることが多く、説明が少ないと感じられることもある(2019/3/30)
攻略法
- はむこをタナトスにして防御全振りすると公式チートになる(2016/9/13)
- 高いパラメータほど、レベルアップ時に少しずつ伸びやすくなっていくシステムなので、ドーピングアイテムは低レベル時に使うほど効果的(2016/9/16)
- クラスレベルアップ時のステータス振りは、キャラの基礎パラメータが上昇するもので、クラスチェンジを繰り返すことでその分キャラの基礎能力が強くなる(2016/9/17)
- 歩数ではなく、矢印キーを押している時間でエンカウントするシステムなので、移動速度が上がると相対的にエンカウント率が下がる(2016/12/30)
- 尿意ゲージが高い時ほどクラスEXPが多く手に入る(2018/8/22)
関連イラスト
R-18ゲームであり、特殊な性癖を含む為イラストもR-18指定されるものも多い。
開発が長期化したこともあり、開発応援イラストなども多く、それらに制作者が支えられていたことや、皆が待望していたことが窺える。