第8話「あたしって、ほんとバカ」にて。
今にも結ばれようとする鹿目まどかの魔法少女契約を阻止するため、暁美ほむらはキュゥべえに時間停止能力を使って銃弾の雨を浴びせて射殺。しかし、その後に現れたキュゥべえの新たな個体が言ったのがこの台詞である。
「代わりはいくらでもいるけど、無意味に潰されるのは困るんだよね。もったいないじゃないか」というのがこのときの台詞全文である。
個体同士で意識や記憶を共有しているキュゥべえは個体の死にまるで頓着せず、ただ物品の欠損のようにしか受け止めないことがここで明らかになる。また、この台詞からキュゥべえの殲滅・根絶はそもそも不可能であることが示唆された。
この台詞を吐いた直後、旧個体の亡骸を新個体は貪り、平らげている。
新房昭之監督によると、物を大切にする日本人としてこの台詞も流行らせたかったとのことだが、お馴染みの「僕と契約して、魔法少女になってよ!」「わけがわからないよ」ほど話題になることはなかったようだ。
なお、キュゥべえがいろいろな意味で「無駄遣い」されているイラストにこのタグが付けられることがある。