プロフィール
猫のような外見のメギド。性格はいたって温厚で他者を尊重し、相手がヴィータであっても敬意を払う。
滅多なことでは怒らないが、ひとたび怒らせると炎が燃えるかのごとく熱く激しく攻撃的になる。
追放されてヴィータとなった後は、すべてをあきらめてひっそりと朽ちていく道を選び、古びた屋敷に1人で住んでいる。家庭的で、趣味は料理。
(ゲーム内プロフィールより抜粋)
人物
召喚時のコメントでも「お嫁さんにしたい」と言われるほど、家事料理全般が得意で、性格も温厚、容姿も美人で可愛らしいと隙がなく、ストーリーでもヴィータの美人コンテストでは優勝候補の一人として数えられていた。
しかし彼女は遥か昔から生きてきた長命のメギドであり、その歴史は「最初の追放メギド」であるベリアルに匹敵すると言われている。そのためヴィータ社会との接触はなるだけ避けており、人里離れた屋敷でひっそりと暮らしているが、持ち前の人当たりのいい性格のためか、いつの間にか周囲と馴染んでしまい、そのため住居を転々としながら過ごしてきた。
しかしヴィータとの交流も決して良いものばかりではなく、ハルマゲドンの事をヴィータに警告した事から魔女だと迫害を受けていた所をベリアルに助けられた過去がある。その縁もあってかアジトで彼女と再開できてからは仲良くなれているようだ。
ストーリー開始から数年前、幻獣と戦う傭兵団「盾の団」とその団長エメリアと出会う。同じ追放メギドでソロモン王を探しているというエメリア達の戦いと、最終的な全滅を目の当たりにし、その意志を受け継いだアイムはただひっそりと暮らすのではなく自分もハルマゲドンを止めるべくソロモン王を探して戦おうと決意する。ソロモンに召喚されたのはシャックス達に続いて6人目であり、ソロモン一行の中ではガープやマルコシアスよりも古参という事になる(ちなみにストーリーの中で不確定なメギドを召喚しようとしたソロモンはメギドが「いっぱいいる!」と言っていたので、同時期に召喚されたメギドは恐らく他にも何人かいるだろう)。
武器はフライパンで、バトルではスナイパーらしく投げて攻撃しているが、ストーリーでは打撃に使ったり防御に使ったり、中に石を入れて投擲したりと器用に使いこなしている。ちなみにフライパン自体は何の変哲もない鉄製である。
イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」で、100年前に住んでいた事のある街が、幻獣によって破壊される様を見て「ほんの少しだけ」頭にきてしまった事がきっかけてリジェネレイトを果たした。普段は温厚である彼女が見せるほんの少しの怒りですら、リジェネレイトの引き金たりえるほどの心の揺さぶりという事である。かつてメギドラルで見せたという怒りはどれほどのものだったのか……。
服装は白いワンピースから家政婦っぽい衣装に変わり、武器もフライパンからモップに変化。初期デザイン案では巨大な箸を武器にする案もあったらしいが、全体として「料理」から「掃除」へとモチーフが変化する形となった。
ゲーム中の性能
バースト・スナイパー
「料理も戦闘も、コツは火加減ですからね
まとめて焼き焦がしてから、炎上させます!」
火属性の攻撃を得意とするアタッカー。スキルは連続で使用する事でレベルが上がり、Lv4で防御力50%(+で60%)低下を付与する効果が追加される。なので場合によってはとりあえずスキルフォトンを与え続けているだけでも十分活躍できる。奥義は全体に火属性ダメージと炎上の地形効果を与え、自身をリーダーにすれば全体ダメージと地形ダメージ両方の威力が上昇する。また覚醒スキルには回復だけでなくアタック強化効果もあり、奥義を撃つ前に自分にかければ更にダメージアップが望めるので、突風の地形などと組み合わせたりとうまく立ち回れば強力な全体攻撃アタッカーとして活躍できる。
ラッシュ・スナイパー
「みなさんの力、みなさんの怒り…
まとめて固めて、爆発させますっ!」
ハイドロボム錬が初めて実装されたハイドロボム使い。複数のハイドロボムのダメージを一つにまとめてしまう効果があり、時間はかかるがうまくまとめればハイドロボムだけで10万以上のダメージをはじき出す事が可能で、今まで低威力で扱いに困るとされてきたハイドロボムの可能性を飛躍的に広げた。また奥義にはダメージ軽減と持続回復の効果があり、味方のサポート役としてもしっかりと活躍できる。
その他
イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」クリア後に流れるキャラクターソング「カタチを成す想い」、最初はアイムのソロから始まるが、ヒュトギンとフラウロス(バースト)も参加しており、途中からシトリー(ラッシュ)も乱入してラップを披露するというカオスな歌で、歌詞の内容は4人共通の技である「ハイドロボム賛歌」である。同じハイドロボム使いであるウァプラ、ヴィネ、ウェパルは都合が合わなかったのか未参加。ちなみに歌に参加しているアイムとシトリーは声優が同じである。