概要
アルスター島の麓に位置する王国。『アルスター』という名前自体は、ケルト神話に登場するアイルランド北東にあったとされる国の名である。各キャラクターの名前もケルト神話(アルスター伝説とも)から取られている。
王国とはいえかなり閉鎖的な場所にある小国であり、王子のセルエル曰く「牧歌的で良い国」だった。
ところが、星晶獣討伐のため彼と姉のヘルエス王女が遠征に出向いていたある時、当時の国王コノールは残っていた騎士ノイシュに山に住まう真龍ディアドラ退治を命ずる。
彼は命令通り討伐を果たすものの、なんとディアドラが倒れた途端、暴走した魔物達が国中に一気に押し寄せ、王国は一夜にして滅び去ってしまった(コノール王自身もこの事態が原因で命を落としている)。
その後は報せを聞いて急ぎ戻ったヘルエスの指揮により、生き残りの兵士や国民達の尽力で国は復興を果たすものの、国中にはびこる魔物やそれらにつけ込んだマフィアの侵攻など、問題は多積みの様子。また、この時先王の失策の責任として王政を破棄し、議会制を設えた。
「英雄再起」では帰還したノイシュ、セルエルと共に真龍ディアドラを復活させた事で魔物問題は解決し、そのディアドラ (スカーサハ) によってマフィア侵攻についてもとりあえず (?) 解決するも、今度は人間との共存を良しとしない真龍メイヴの介入により再び国は大打撃を受ける。しかし、スカーサハとノイシュの奮戦とヘルエスの助力により、国民と魔物、真龍と旧王家が手を取り合っていく事で国は少しずつ復興の兆しを見せていく。
関係者
セルエル:アイルスト王国第一王子
ヘルエス:アイルスト王国第一王女
ノイシュ:アイルスト王国騎士
スカーサハ (真龍ディアドラ):アイルスト王国守護龍(と仮の器)
コノール(CV:成田剣):アイルスト王国国王。姉弟の父親。故人
ムーアン:アイルスト王国王妃。姉弟の母親。故人
マクネッサ(CV:後藤光祐):アイルスト王国公爵でコノールの兄。姉弟の伯父
ミアハ:マクネッサの子供で姉弟の従弟妹
ウシュネ:アイルスト王国先代騎士。ノイシュの父親。故人
エルバハ:アイルスト王家に仕える侍女長で姉弟の乳母。ノイシュの母親。
クィル:老騎士。ノイシュの弓の師匠
ホリン:城預かりとなった半人半竜の子
フェルディア:城預かりとなったホリンの保護者
???:龍血戦争に登場するアイルストと因縁を持つ人物(?)。