概要
ダイヤモンド・パールから登場するポケモンリーグチャンピオンのシロナと、ギンガ団ボスのアカギのコンビ/カップリングタグ。
作中ではこの2名の主張は真っ向から決別しており、ほとんど対の存在としてキャラクターが作られている。現行の世界に絶望し、世界そのものを作り替えようとしているアカギに対して、シロナは今ある世界そのものが希望であると見出している。
ストーリーのクライマックスでは、シロナは普段の穏和な姿からは想像できない苛烈な論調でアカギを否定するが、アカギも彼女の主張を「幸せに生きてきたと思い込んでいる者の戯言」と断じている。
チャンピオンと悪の組織のボスという立場の違いはもちろん、海外版の名称でアカギがCyrus(ペルシャ語で太陽)、シロナがCynthia(ギリシャの月の女神)となっている他、アカギが最先端を行く科学者である事に対してシロナは古代を調べる考古学者であるなど随所で対照的である。
なおポケモンカードゲームでは2人が対となる構築デッキでセットで販売された。
ギャラドスとミロカロス、ドンカラスとトゲキッスなど手持ちもどことなく対照的と言えなくもない。