あんたの、付けた、名だ・・・ そこにはきっと、意味がある・・・!
CV.中井和哉
概要
うたわれるものシリーズの一つ、ロストフラグの主人公。年齢は不明。
ハクオロやハクと同じく記憶喪失の状態でヒロインと出会った男。半壊していたアベル=カムルの中に眠っていたところ、己の運命に抗う為火山に身投げしようとしたミナギの『助けて』という本心と、彼女の内に眠る厄災に対する悲鳴に呼応するかの様に目覚める。
人物
性格は義理堅く勇敢で誠実。道理に沿わない事に納得せず、神の如き力を持つ織代相手に物怖じせず、例え殺されかけても自分を曲げない。
左目周辺の外れない黒い仮面と、顎のバツ印の様な傷が特徴的。
仮面はこれまでのシリーズの中でも特に小さく、顔が殆ど露になっている。得物は十手の様な形状の剣。最初に見つけた時はケバブの串の様な使い方をされており、熱が手元まで伝わらない代物。
当初は記憶喪失故に名前も無かったが、ミナギの母『織代』に直訴した際に瀕死の重傷を負わされ、そこで彼女から受けた取るに足らない無意味な物を指す「塵芥」という評を、反骨精神からの誉れ名として自らの名前に昇華させた。
その後「アクタ」と名乗った事を気に入った織代から教団(カラザ)の調停者、要するに国家間の問題から近隣のトラブルまで対応する何でも屋の様な役目を与えられ、度々厄介事が舞い込んでくる事になるが、元より義侠心の塊ゆえか天職レベルに順応している。
シリーズの主人公の系譜らしく寄ってくる女性との縁は何かと多い。
実装された男衆とは悉く仲が良く、普段は軟弱なハクやマロロから横暴なヴライとまで上手く付き合っている。
酒も好きで、とあるイベントでは腰をやってしまうなど年寄り臭い描写もある。
黒仮面の女侠
CV.日笠陽子
まさかの女体化。
『帝都湯けむり事変』で実装されたアクタ。
ロストフラグの世界に現れた偽りの仮面の盗賊、モズヌが酔ってアクタと殴りあいになった際、気がつくとヤマトにいて女体化していた。
巨乳、あと男の時より肩凝りが酷くなったらしい。
黒の解放者
記憶喪失する以前に着用していた、全身黒の戦闘服姿。
ただ一人を救う為、自身を省みずに力を求めた姿。
余談
ハクオロやハクと同じ旧人類であると思われるが、前作主人公達と同様に謎が多い。
自称天才科学者の実父(カラスに変身してしまったが人語を話せる)もいるためかなり素性は明かされている方だが、まず着けている仮面の色が黒く、亜空間を彷徨っていた事も示唆され、さらにはディーとの間に深い因縁があるという事も織代から告げられている。
2周年記念のイベントストーリーにて、大いなる力による過去の歴史改変を阻止するべくタイムスリップした無印世界で、シケリペチムの皇ニウェと争う頃のハクオロと出会った際、頭の中で何かが響く感覚が生じ、『初対面だがお互い何処かであった様な気がする』こと、そしてアクタはハクオロに対して『顔を突き合わせて会ってはいけない者同士』であると感じている。
これらの事からアクタには非常に面倒な秘密があるのでは?という予想もされている。