概要
声優は Ashleigh Ball。日本語版は徳井青空。
Friendship is Magic に登場する小麦肌(毛)で黄色い鬣とそばかすが特徴のカントリー(ポニー)娘。主要ポニーの中では彼女が一番馬っぽい配色をしている。
カウボーイハットとリンゴが似合うアースポニーの女の子。
キューティマークは3つのリンゴ。
エレメント・オブ・ハーモニーで司るエレメントは「誠実(the Honesty)」。
劇中での愛称はAJ。日本での略称もAJ。海外での愛称もAJ。
なお、Applejackで1語。妹負けしてApple JackやAppleJackと書かれてしまう例が後を絶たない。
個人・性格
カウボーイハット(stetson hat)にちょっぴりそばかす、本当の意味で「ポニーテール」のアースポニー。
リンゴ農園、スイート・アップル・エーカー(Sweet Apple Acres)に家族と住むカントリー娘。
困ったことがあれば助けてくれる、頼りがいがある姉御肌。
いっぽう、一度決めたことはやり通さなければ気がすまないたちでもある。
時にガサツな面もあり、オシャレといえばしっぽ三つ編み程度だったり、農作業で泥まみれになっても気にしないタイプ。よくもわるくも田舎っ子。
劇中ではおそらく唯一、いい「お姉ちゃん」であり農園で妹のアップルブルームとよく遊んでいる。
S4E17ではいわゆる「姉バカ」で妹に対し過保護な一面が見られ、暴走してしまうことも...。
他人を騙すのが苦手で、うまく嘘をつくことができない(嘘が嫌いなわけではないようだ)。
エレメント・オブ・ハーモニーからして誠実なため、対ポニ折衝なんて他のポニーがやってくれればいいのに、嘘をつき通す役はなぜかいつも彼女。汗タラタラで技巧的ディフェンス。嘘の言葉で隠すかわりにAJ本体で隠せばたぶん見えない。後ろ? なにもないよ?
カウボーイが馬を御するときの掛け声「Yee-Haw!」が口癖だが、まことに僭越ながらどちらかというと彼女のほうが馬である。
名前のApplejackは(おそらくは)同名のリンゴ製ブランデー(のカクテル)が由来。
家族はリンゴの品種名からとなっている。
デザインは1983初出のG1に登場した同名ポニーを原作者が若干アレンジしたもの。
(若干で済んでるレベルなのはMane6の中でAJだけ)
G3にも同名のポニーが存在するが、体色とキューティーマークはビッグマッキントッシュのものに近い。
技能・能力
農産組のアースポニーらしく、たいへんな働き者で料理が得意。
ピンキーに「お菓子焼くのちょー得意」と紹介されたり、王族の結婚式の料理を任されてもいい程度には腕利きというより前脚利き。
ただし、実家の関係上、すべてリンゴ尽しのリンゴ会席のリンゴフルコースとなっている。
農園のリンゴの木をひと蹴りすることで収穫をすることができる(家族以外のポニーではうまくできないようなので、おそらく特殊技能)。
左後脚を"Bucky McGillicuddy(バッキー・マギリカディー)"、右後脚を"Kicks McGee(キックス・マギー)"とそれぞれ呼び、誇りにしている。
リンゴやリンゴ製品を売って生計を立てているため、かなり商売上手。
金儲けというよりは、家族のために買いたいものがたくさんあるということの模様。
前足をクロスさせる仕草はAJの十八番。
カウボーイハットとYee-Hawは伊達ではなく、家畜をはじめとする動物の群を扱うのは得意中の得意。
一方、農園を荒らすので小動物のことは快く思ってはいないようだ。
また、兄に言われて農園の何百本の木々から全部一人で落とすと言うが、寝不足でやったため、他の手伝いでミスをやらかし、かつトワイライト達を怒らせる頑固な言動をも見せた。
農園ではリンゴのほか、いくらかの野菜を栽培しており、鶏や羊、豚も飼っている。
劇中のポニーの食事は乳や卵を許容した草食描写であり、傷んだリンゴを与えているという台詞もあることから、食用肉以外の用途なのだと思われる。
ただ、ハムのようなものが出たシーンもないではない。
友人・家族
妹はアースポニーのアップルブルーム。
兄は同じくアースポニーのビッグマッキントッシュ。
普段は祖母グラニースミスと4頭暮らし。
両親の描写は現時点では無く、また、今後も出演することはないだろうということになっている。
...と思われていたが、S7にて両親の存在が明確にされた。
父はブライトマック、母はペア・バター。リンゴ(apple)なのにペア(梨)とはこれいかにと言いたくなってしまうかもしれないが、実は両親の結婚の背景には梨農家の生まれである母が父と駆け落ちしてしまい、両親の反対を押し切って結婚したという経緯がある。
また、その母方の祖父にあたるグランド・ペアーがいる。
英語セリフで南部訛り(Southern American English)を多用するため、慣れないとセリフが聞き取りづらい。
家族間の会話は下手すると何を言ってるのか全くわからない。
アップルファミリーと呼ばれる親戚もかなり多く、確認されている数だけで31頭以上。
折に触れて集合したり農作業を手伝ったりしているようだ。
交友関係はかなり広い部類。
レインボーダッシュとは(ポニーだけに)馬が合わないものの、最早腐れ縁のレベルで仲がよい。
体力と運動能力でタメを張れる2頭であり、反発し合ったり競争したりと忙しい。
RDのしっぽを口で引っ張ってばかりだが、そのうちばっさり抜けたりしないか心配である。
ペットは家畜の面倒を見る牧羊犬としてのウィノナ(Winona)。
海外の反応
彼女同様、地道で堅実なファンが多い。
言動や性格に派手さもないため、お子様よりも大きなお友達に好まれている印象。
Google で Applejack を検索すると、通常検索と画像検索でサジェストがまったく異なるという珍しい現象が見られる。
なお、どちらかというと人気がないネタで人気がある(本国過去の勝手人気投票で不本意な結果の経験有)。
このへん本当にヤバいとネタにしづらいので、人気ないって言うなと言えるうちが華なのかもしれない。
しかし日本ではなにがしさんと並んでたいへん支持が厚い。
性格がいいとか色がいいとかいろいろ理由がある模様。
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二次創作としては農作業をしていたりアップルファミリーと一緒にいたりすることが多い。
一緒に描かれるmane6はRDがぶっちぎり。
人間化した場合はそのまんまカントリーガールなので描きやすいようだ。
JappleackだのSpiderjackだの、ぶっ飛んだものが微妙に愛されやすいのも愛ゆえなのだろうか。
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※ここから先ネタバレ注意
G5の世界では死亡キャラになっている。