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概要編集

正式タイトルは『アナザーコード 2つの記憶』

CING開発、任天堂発売のゲームソフト。メーカー発表ジャンルはアドベンチャー。キャッチコピーは「さわれる推理小説」

発売日は2005年2月24日。ハードウェアはニンテンドーDS。続編にアナザーコード:R 記憶の扉がある。

大乱闘スマッシュブラザーズX』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、主人公のアシュレイがフィギュアとスピリッツとして登場している。


2023年9月14日に放送されたニンテンドーダイレクトにて、本作と「記憶の扉」が共にリメイクされた『アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』がNintendo Switch専用ソフトとして発表。2024年1月19日に発売された。


初期のDSソフトはDSの機能を生かすにしてもそのほとんどが「タッチペンでの操作」という一点に絞られていたが、本作ではそれ以外の機能をフル活用した謎解き(タッチスクリーン、二画面性、マイク機能等)を取り入れたことでプレイヤーから「画期的」と絶賛された。

テレビCMや雑誌の広告には芸能人のユースケ・サンタマリアが出演した。


大まかな流れとしては、死んだと教えられていた父親と会うために無人島に降り立った主人公が、島で彷徨うゴーストと共に自身の記憶と両親にまつわる謎や島が無人になった原因の事件の真相を探る、というもの。


ストーリー編集

14歳の誕生日前日、アシュレイ・ミズキ・ロビンズは叔母のジェシカと共に、今は無人島と化したブラッド・エドワード島へ向かっていた。

きっかけは数日前に届いた差出人不明の小包。中には不思議な小型機械・DASと「アシュレイの14歳の誕生日を祝いたい」と書かれたカードが入っていた。その送り主は10年前に死んだと教えられていた父親・リチャードで、アシュレイは複雑な感情を抱きながらも彼に会いにきたのだ。

しかし島に到着しても呼び出した本人は一向に姿を見せず、様子を見にいったジェシカも悲鳴を残して行方不明になってしまった。

二人を捜すアシュレイの前に現れたのは、50年以上も前に亡くなったゴーストの少年・ディー。生前の記憶が失われているせいで天国に行けない彼と一緒に、アシュレイは自身の幼い頃の記憶の謎、DASの真の機能と両親の研究成果だというアナザーの正体、そしてブラッド・エドワード島とディーに起こった事件の真相に踏み込んでいく。


用語編集

  • ブラッド・エドワード島

本作の舞台となる無人島。生前の所有者はローレンス・エドワード。

50年以上前に島内の屋敷に住んでいたエドワード家の人間が何故か次々と命を落としたことで、対岸の住人達から『血塗られたエドワード家の島(ブラッド・エドワード島)』と呼ばれるようになった。現在でも噂を知る人々からは恐れられており、人に頼まれたとしても滅多に船を出そうとしない。船長曰く「今ではカモメも寄りつかない、不気味な島」。

島内には亡きエドワード家の大きな屋敷があり、リチャードはここで11年間記憶に関する特殊な機械・アナザーを開発していた。


  • DAS

正式名は『DUAL ANOTHER SYSTEM』で、DASは略称。

バイオメトリクスが組み込まれており、指紋登録をしたアシュレイだけが使える特殊な機械。

カメラ機能の他、画像の合成、DASカードの読み取り、それ以外の隠された機能も秘められている。ちなみに見た目はニンテンドーDSそっくり。


  • アナザー

アシュレイの両親が研究していたものの名称。

記憶に関係する何かのようだが詳細は不明。


登場人物編集

メインキャラクター編集

アシュレイ・ミズキ・ロビンズ

本作の主人公。13歳。

三歳のときに死んだと教えられていた父からの手紙と小包をきっかけに、叔母のジェシカと共にブラッド・エドワード島へ赴く。

ゴーストが見えるほどの心の綺麗さを持つ素直で優しい性格だが、生い立ちと多感な年頃故につい声を荒らげることも。特に家族については複雑な感情を抱いており、彼女の心に暗い陰を落としている。


ディー

ブラッド・エドワード島で出会ったゴーストの少年。名前のディーは渾名。

生前の記憶が無いせいで天国へ行けず死後57年間も島内を彷徨っていたが、アシュレイとの出会いを機に少しずつ思い出していく。

現世に長く留まっているためか外見年齢よりも落ち着いた性格。家族と映画が好き。


ジェシカ・ロビンズ

アシュレイの叔母でリチャードの妹。高校の教師で担当は化学。34歳。

アシュレイが三歳の頃から親代わりを務めており、共にブラッド・エドワード島へ向かう。

姪と兄を大切に思っており、二人の親子関係修復に心を砕いている。


リチャード・ロビンズ

アシュレイの父でサヨコの夫。生体認証の科学者。41歳。

ジェシカにアシュレイを預け、ブラッド・エドワード島で11年間アナザーの開発を行っていた。

家族と離ればなれの生活を送る中でも、アシュレイとサヨコのことを強く思っている。


サヨコ・ロビンズ

アシュレイの母でリチャードの妻。記憶の研究で活躍した日本人科学者。享年28歳。

リチャードと同様、アシュレイが三歳のときに事故死したと言われている。

強い意志を秘めた黒い瞳が印象的で、記憶の研究分野で非常に優秀な成果を出していた。


船長

ブラッド・エドワード島へ船を出してくれた船長。

アシュレイに「忘れたくない記憶はいつも思い返していれば忘れない」ことを教える。厄介事に巻き込まれるのを嫌うが、実は少年のような純粋な心を持っている。

原作では素性が不明だったが、『リコレクション』で名前がクリフ・フォックスと判明し、『記憶の扉』に登場するボブ・フォックスと兄弟だったことが明かされた。


ビル

アナザー開発に出資していたリチャードの友人。39歳。

メモの走り書きによるとブラッド・エドワード島に来る予定らしいが詳細は不明。


ブラッド・エドワード島関係者編集

ローレンス・エドワード

ブラッド・エドワード島及び屋敷の所有者であり当主。1948年に永眠。

貧困の出だったが、島内にある金鉱採掘に成功して一代でエドワード商会を築き上げた。

レナードの父で、ヘンリーとトーマスの祖父にあたる。


レナード・エドワード

ローレンスの息子で、ヘンリーとトーマスの父。故人。

人間不信で金銭至上主義の父親の考え方を嫌い、跡継ぎを拒否して音楽家の道を歩む。


ヘンリー・エドワード

レナードの息子でトーマスの兄。享年38歳。

レナードの死後、幼年時代に祖父のローレンスに引き取られた。


トーマス・エドワード

レナードの息子でヘンリーの弟。享年36歳。

レナードの死後、幼年時代に祖父のローレンスに引き取られた。


ウェルズ

エドワード家に仕えていた執事。

人間不信のローレンスにも信用されていた忠実な使用人。


フラニー

ブラッド・エドワード島に住んでいた少女。

ディー曰く「よく笑うが泣き虫で、凄く寂しがり屋な子」だった。


関連タグ編集

CING 任天堂

アナザーコード:R

大乱闘スマッシュブラザーズX 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL


外部リンク編集

アナザーコード 2つの記憶

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