アニムス(Z/X)
あにむす
「色欲の仮面」のレプリカの一つ「精神」の仮面によってディアボロスとなった少女、自称「永遠の13歳」。
通常のディアボロスの中では珍しい、仮面による肉体と魂の分離が起こっていない稀有な存在。
割と歯に衣着せない言動が特徴。
「黒の世界」が現在の姿となる前は父親のぬいぐるみ職人と共に暮らしていたのだが、父親の出張中に「仮面」を原因とした世界の変貌が発生、旅先の父親が娘だけでもどうにか救おうと手紙と共に送ってきた仮面を使用しディアボロス化。
その際、仮面による「魂の複製による肉体の乗っ取り」が起こらず、本来の人格と彼女を守る為の存在として誕生した仮面由来の人格の二つを持つ特異なディアボロスとなった。
読心、降霊術といった能力を持ち、それ故に彼女を利用しようとする存在は多かったものの、「13回機嫌を損ねると周囲一帯を巻き込む破壊の嵐を巻き起こす」という仮面に宿った人格が持つ能力によってやがてそうした人物もいなくなり、屋敷に隔離され一人で暮らす日々を送っていたが、とある人物との関りを切っ掛けに、少しずつ外の世界に興味を示していくようになる。
そして…。
ある時、外界に興味を示したアニムスは名古屋を目的地として外出を行う。
だがそこはディンギル達の侵攻の最前線でありディンギル達の尖兵となったキラーマシーン「ウィルス・ヴォイス」達に襲われ続けた結果あっという間に感情が爆発寸前の状態に。
その状況で天王寺大和と出会い、文字通りの「感情爆発」を発生させてしまうも、大和とクレプスはそれをしのぎ切り、ウィルス・ヴォイスの残党を共闘して片づけた後彼に同行、メインストーリーの登場人物の一人となる。
天王寺大和
名古屋で出会った人物で現在は彼女の保護者ポジション。
だが守られるだけという訳ではなく、「アルター化」の一件以降、自分のせいで再び孤独にしてしまったクレプスをどうにかして救えないかをキュレータの一員「カースドソウル」との戦いの最中にもかかわらず考えていた彼に対し、黒崎春日が推察したカースドソウルの危険性について改めて警告するといった形でアシストしている。
フィーユ、リゲル、ミカエル
ぬいぐるみ「獣耳獣人さん」「サイボーグさん」「天使さん」にアニムスの降霊術で生霊を憑依させられた人物たち。
ミカエルは時空間の狭間に幽閉されている状況、フィーユはピュアティによって肉体と魂の繋がりが不安定な状態にされていたという憑依の理由があるのだが、リゲルに関しては原因不明。
アニムスと「圧迫面接ごっこ」や「数万枚単位のドミノを使ったドミノ倒し」といった遊びを行った。
尚、リゲルはぬいぐるみになっているにもかかわらずほぼ1日で「リゲル大好き」という台詞付きのあづみの絵×2(使用枚数16万枚)を完成させ、周囲をドン引きさせた。
サー・ガルマータ
大和との邂逅の後にぬいぐるみ「ケンタウロスさん」を依り代に降霊を行った際、イリューダ・オロンドを庇った結果仮死状態となっていた彼の魂がぬいぐるみに宿る事となった。
「幻夢郷」に行った後は通訳なしで意思疎通が可能となった彼の意思により彼女の元を離れて上柚木綾瀬の側に居たが、それにはある理由が…。
初出の『精神の魔人アニムス』は、登場時、トラッシュにコスト7以上のゼクスが13枚以上あればトラッシュからゼクス3体を蘇生できるという豪快な能力を持ち、その可愛らしいイラストもあって登場当初より非常に人気の高いカード。
それ故に専用のサポートカードも比較的多い。
また、相性のいいカードに何故かサイクロトロン(初出の『剣帝神器サイクロトロン』)やローレンシウム(構築済みデッキ収録の『極大神器ローレンシウム』)等巨大ロボが多数存在し、ショップ大会等で実績を残した事で、ファン・公式問わずネタにされていたりする。