アリ針
ありしん
東方Projectのキャラ、アリス・マーガトロイドと少名針妙丸のカップリング。
輝針城異変後の針妙丸は、どうやって服を調達しているのか?という疑問や、東方鈴奈庵でのドールハウスのような虫籠の存在、人形使いのアリスと絡ませやすいという理由からか、この発想が生まれたようだ。
アリスは人形を自作する過程でにおいて裁縫を行う事が想像され、その人形の完成度が高いとされることから、裁縫技術も高いものと想像された。
加えて『東方三月精』で描かれたような西洋風のおしゃれな内装の家に住まうことからそのインテリアセンスの高さも想像され、このことから『鈴奈庵』で登場した針妙丸のかわいらしい住まい(在博麗神社)は「アリスが製作または提供したのではないか」との二次創作的想像(2014年6月現在)につながった。
この想像に立つとき、針妙丸の住まいに設置されたカーテンや手鏡を応用した姿見などの細やかな内装に、アリスの繊細なセンスを見る事もできる、とするものである。
※ただしいずれも針妙丸自身がつくったという可能性も充分に考えられ、特に服装については同作読みきりのエピソードではあるが、針妙丸は自身とお揃いデザインの和服(針妙丸サイズながらしっかりとしたものの様子)を仕立て、霊夢にプレゼントしていることから、針妙丸自身の裁縫技術の高さも想像される。
この他アリスは人形遣いであることから人形サイズとなった針妙丸との物理的な付き合い方、あるいはサイズが人間に比して小さいということはどういうことかなどについて人形製作の研究の過程ですでに十分な感性をもち、その視点に立って考える事が出来るのではないか(即ち両者の身体の大きさの違いからくる諸々のギャップについて細やかに気遣えるのではないか)、との想像にも繋がるなど、二次創作においてアリスと針妙丸の親和性は高いものとされるのである。
原作ではまだ接点はない(2014年6月現在)が、今後このカップリングのこれからに期待である。