概要
アルセルタス亜種とはモンスターハンターシリーズに登場するモンスターの一種である。
初出はモンスターハンター4G。
甲虫種アルセルタスの亜種で、別名は「斧甲虫」。
森林地帯に生息する原種と違い、砂漠地帯に適応した個体で体色も緑から砂色になっている。
その結果、なんと地面に潜るようになった。
また、角も1本から2又に湾曲した形状になっている。
原種は防御力Down効果のある酸性の液体を発射するが、本種は麻痺毒を発射してくる。
ちなみに嫁と並んでシリーズ初の甲虫種モンスター亜種。
4Gで過去作フィールド「旧砂漠」が復活したことにより多くのモンスターが砂漠に適応する中、本種も旧砂漠に姿を見せる。
しかし、モンスターハンタークロスで旧砂漠が続役した際には、他の砂漠適応型亜種もろとも姿を見せなくなってしまった。(そもそもクロス系列は亜種そのものが出ていないのだが)
伝説の鬼嫁夫婦
「重量級の女王」などと呼ばれるゲネル・セルタスは、アルセルタスの雌に当たる個体であるが、フェロモンで呼び寄せたアルセルタスを道具としか認識しておらず、挙句の果てに非常食にしてしまう(非情食ともいう)。
セルタス夫婦の技には、アルセルタスの角を利用した重い突進攻撃があったが、角が増えたことにより「不可能なのでは?」と予想された。が、そんなことはなく普通に使ってくる。
また、ゲネル・セルタス亜種には「甲虫激砲」と呼ばれる技があるのだが、強制的に地中からアルセルタス亜種を掘り出し、あろうことか水ブレスと共にアルセルタス亜種を発射するのだ。
当然アルセルタス亜種は剥ぎ取りもできないほどに木っ端微塵に砕け散ってしまう。
しかも、これで討伐完了になる。
ちなみにモンスターハンターシリーズで唯一体が木端微塵に砕けるボスモンスターである。
とあるクエストでは、メインターゲットがアルセルタス亜種10匹の討伐なのだが、ゲネル・セルタス亜種が乱入してくる。
全てを察してなんとも言えない気持ちになったハンターもいるのだとか。
そんなこんなでついたあだ名が、別名の「斧甲虫」をもじって「不幸虫」。
アルセルタス亜種は泣いていい。
モンハン20周年記念人気投票にて
なんと数多の不遇モンスを押しのけ、ウラガンキン亜種と同率で最下位(228位)に。
追い討ちを掛けるように、ウラガンキン亜種と違い、話題にもなっていない。
…やっぱり不幸虫であったようだ。