概要
初出は『モンスターハンターワールド:アイスボーン』。「雷顎竜」という異名を持つアンジャナフの亜種。
体内に発電器官を有しており、攻撃する度に口元と背の皮膜へ蓄電していき、雷の力で身体能力を強化する性質を持っている。怒り状態時に一気に口元へ炎を溜め込む通常種とは異なり、怒り状態でなくとも積極的に帯電を狙っていく傾向を持つ。
帯電し闇夜に輝く姿はとても美しい。
それはさながらジンオウガのようである。
獣竜種の中でもかなり凶暴で、他の竜の縄張りにもズケズケ上がり込むので争いが絶えない。
ナルガクルガやベリオロス、ティガレックスやジンオウガといった“地域の主”達とも互角に渡り合う高い実力を持つ。
通常種に習ってか、マスターランク序盤から渡りの凍て地を徘徊している。当然ながら最序盤としては場違いな火力を持つため、横槍に要注意。一方でトビカガチ亜種やベリオロスなどのストーリー中における強敵に対し、縄張り争いで大ダメージを与えてくれるので上手く活用したい。
必殺の威力は通常種同様古龍級で、かなり防御力を上げていても一撃で消し飛んでしまう威力な上に、予備動作が見えにくく狙いも正確。
MRクエスト中盤から後半にかけての難敵となる。
雷属性の脅威は大半のハンターは、上位クエストのキリンで嫌というほど味わっただろうが、コイツはそれに輪を掛けて気絶を誘発させるハメ戦法を得意とする。
まず初期段階ですら噛みつきや蹴りに雷属性が付与されているので、数発で雷やられに陥り、そのまま追撃で気絶⇒トドメという一方的な展開を得意としている。
アンジャナフ…もとい獣竜種の圧倒的パワーは健在であるため、この辺りで防具を新調するのも良いかもしれない。
兎にも角にも地獄を見たくなければ気絶耐性スキルは優先的にLv3分発動させておくべきである。
また物理攻撃でなく、鼻から粘液を飛ばしてくることもある。一定以上帯電するとこれにももちろん雷属性が付いてくる
通常種のような遠距離ブレスの類を持たず、粘液も中距離までしか射程が無い。ただし地味に範囲が広く、やや放物線を描く軌道も相まって絶妙に避けづらい。
最大の大技である「雷撃突進」は、本体の強化状態が限界まで達した時に放たれる一発きりの突進技。
光輝く翼と口内を晒した咆哮の後、デロリアンの如くスパークを纏って突撃する破壊的ビジュアル。
その絵面から予想出来る通り、攻略段階での防具で直撃を貰えば即キャンプ行きである事は想像に難くない。
武器種によってはガードで凌ぐ事も可能だが、素直にタイミングを合わせてダイブ回避するのが無難だろう。
通常種と同様、帯電状態の頭を攻撃し続けることで帯電状態を解除しながら大ダウンを奪うことが可能。苛烈な攻撃を見切って攻撃し続ければ逆にチャンスとなる。
武器は通常種とは逆に攻撃力が落ちたが会心率が優れているという対比になっている。
しかしコイツの前に狩れるティガレックスの武器を会心ケアして無属性強化を付与して使う方が攻略中での火力を確保しやすいので影は薄め。