概要
『プリキュアオールスターズF』に登場する敵。
プリキュア達が旅をする世界の魔王。レッサーアークを手下にしている。
この世界の中央に存在する城下町の住人は、いつかアークを倒してくれる勇者「プリキュア」の到来を待ち望んでいる。
しかし、この城下町の住人たちは、魔王アークが実際にどのような悪事を行なったのかについて一切語ろうとせず、魔王がいかに「強大な敵」なのかについてしか喋らない。何を聞いても決められた同じセリフを繰り返すのみで、そのことはプリキュアたちを困惑させることになる。
関連タグ
※ここから先、映画のネタバレを含みます
城に辿り着いたプリキュア達であったが、プリキュア達の話に反応するどころか、全く動きすらしない。そんな中で現れたウィングチームによってあっさりと倒れてしまう。
それもそのはず、その実態は真の黒幕・シュプリームによって作られた存在であり、「キュアシュプリームが倒すべき敵」という設定で作られた、意思も生命も持たぬただの偶像に過ぎない存在だったのだ。
ウィングチームにアークを倒されたシュプリームは、その本性を顕にするのだった。
なお、城下街の住人たちも「魔王に蹂躙される無力な民」としてシュプリームによって設定された存在であったが、魔王が住人をどのように苦しめたかという具体的なディテールまで設定していなかったので、上述のようにプリキュアたちに不信感を抱かせることに繋がっている。
真の関連タグ
オルグマスター:こちらも首領格としてはじめから存在しなかった偶像つながり。