概要
大型の両生類の仲間である。
学名の意味は「魚の鎧」
全長1m。
食べ物は魚等の肉食性。
特徴
最初に陸に上がったとされる脊椎動物の1つで有名である。地上では直接、重力を受けるためイクチオステガの湾曲した幅広い肋骨はそれらから内臓を守り、体を支えた。近い仲間であるアカントステガと同じように、4本の足とその指を持っているが、指は7本と多く、櫂の形をなしており、陸を歩くにはあまり適していなかったと言われている。この足は水草等を攀じ登るのに役立ち、地上には上がるものの、ほぼ水中を過ごしたと考えられる。