概要
デボン紀後期に出現した原始的な四足類。
名前は「ハイナーさんの這う生き物」を意味する。
流線型の体と短い手足、8本の指が特徴。
当時の四足類は水中で生活しており、上陸は殆どしなかったが、ヒネルペトンは陸上に上がる事が可能であった。
陸上には捕食動物がおらず、多足類などの簡単に食べられる手頃な餌が多くあったため、
ハイネリアなどの捕食者が支配する水中よりずっと安全だった。
ただし、水中生活に依存していなかったわけではなく、定期的に水中に戻る事が必要だったと思われる。