概要
原始的な四足類で、とりあえず「初期の両生類」だと思っておけば大体合ってる。
発見された個体は60センチくらいだが、まだ成長途中だったらしくもっと大きくなったと思われる。
「トゲのある板」を意味する名前は後頭部の骨にあるトゲが由来だが、物々しい出で立ちではなく、「足のある魚」とでもいったビジュアルだった。
魚から派生して間もないからか尾びれを持ち、後頭部にエラを備え、指はなんと8本もあった。
手足は前後とも弱々しいので、基本的に水中で暮らしていたとされている。
ちなみにイクチオステガとは別のグループに属し、そのイクチオステガよりも原始的であった。