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イサック

いさっく

イサックとは、人名である。ここでは『月刊アフタヌーン』で連載されている漫画「イサック」の主人公について記載する。
目次 [非表示]

親方の仇を討ち、奪われたものを取り戻す。そのために俺は日本から来た


曖昧さ回避

  1. 『月刊アフタヌーン』で連載されている漫画『イサック』の主人公。原作:真刈信二・作画:DOUBLE-S
  2. オンラインゲーム・テイルズウィーバーに登場するプレイヤーキャラクター →イサック・デュカステル

本項では1について記述する。




概要編集

漫画「イサック」の主人公。

黒い総髪と切れ長の目が特徴的な青年。

仇討ちのために日本からヨーロッパへと渡海してきた日本人傭兵。日本から持ってきた「尽」という名の火縄銃を操り戦う。

仇を追う傍ら、オランダから派遣された援軍としてハインリッヒらプロテスタント側に協力し、八面六臂の活躍を見せる。


人物編集

日本名は猪左久(いさく)。

基本的に冷静沈着な性格だが、仇であるロレンツォと対峙すると普段の冷静さを欠く傾向がある。


銃士であるため火縄銃の扱いに長けており、自らの手足のように銃を自在に操り狙撃することができる。

狙撃の技術だけではなく剣技にも優れる他、戦略や戦術にも精通しており、その能力の高さは作中においてフルに発揮される。そのためハインリッヒやボルマン隊長をはじめとする味方からは早い段階で最高の戦士と評価され、物語が進むにつれ、スピノラやヴァレンシュタインら敵方であるカトリック側の者には一傭兵でありながらも「脅威」として認識されるようになる。

その強さの理由について、ハインリッヒは「誰にも何も求めず、誰かのために戦う。無欲だから意識が乱れない」と考察している。


そんな彼は何よりも「」を重要視しており、それが彼の主な行動原理となっている。

彼曰く「『恩』は返せないこともある、だが一瞬たりとも忘れない。返そうと努める。それが『恩』だ。俺には仇討ちも同じだ」とのこと。

「恩」を受けた親方のため仇討ちを試み、ロレンツォと傭兵契約を結んだスペインと戦う機会をくれたオランダやハインリッヒのために戦うその姿勢は、周囲に大きな影響をもたらしている。


過去編集

6歳の頃から堺の鉄砲鍛冶・芝草佐平に養われ、その弟子として育つ。親方からの信頼は篤く、「娘と結婚して跡を継いでほしい」と頭を下げられ頼まれる程だった。


だが、1615年4月に相弟子であったロレンツォ(錬蔵)が親方の創り上げた二挺の最新式火縄銃の「尽」と「信」を盗もうとした末に親方を殺害、「信」の銃だけを奪い豊臣方として大阪城に入城したことで状況は一変する。

奪われた「信」の銃を取り戻すべく、猪左久は徳川方の一兵士として大坂夏の陣に参陣しロレンツォと対峙するも、すんでの所で逃げられてしまい、彼のヨーロッパへの渡海を許してしまった。

その後、彼は親方の仇討ちをするため、「信」の銃を取り戻すことで死罪を命じられた親方の娘の命を救うため、平戸でオランダと傭兵契約を結び渡海する。そしてバタヴィアを経由してオランダに渡った。


なお、オランダ語は平戸の商館長だったエリック・ヤンセンから教わっており(但しオランダ語は書けない)、ヤンセンと共にバダヴィアまで同じ船に乗ったことが明かされている。


関連イラスト編集

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イサックまとめ【7】


関連タグ編集

傭兵

火縄銃

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