イナリ(QMA)
ぐりむつかいいなり
「このイナリを舐めないでよね?」
12作目「トーキョーグリモワール」に登場。狐の尻尾を思わせる髪型が特徴の女の子で、魔導書を用いてモンスター「グリム」を召喚する。
瘴気の調査でトーキョーに訪れたマジックアカデミーの生徒達(暁の賢者)に戦いを挑んでくる。
その理由と目的は不明だが、少なくともマジックアカデミーに敵意を持っているのは確かではある。
ムジナという従兄が存在し、眼力だけで相手の動きを封じ込める力を持っていたり、ヤマトヲグナ等の上位グリムを召喚する赤い魔導書を所持している。(初期設定では兄妹だった、公式ツィッターより)
次回作「THE WORLD EVOLVE」では、改心した状態でヨコハマーにて暁の賢者と再会している。EVOの東京・関東検定の壁紙で神奈川県のイメージとしてムジナとともに登場しているのもそのつながりだと思われる。
グリム・セリオス戦では壊れた結界をムジナとともに修復し、グリム・レオン戦ではレオンに護符を渡していた。
名前の元ネタは「お稲荷様」だと思われる。
担当声優の脇田昌代さんは本職の声優ではなく、コナミのスタッフである。
ネタバレ注意
独断で暁の賢者たちとの戦いで負けた後吹っ切れたような顔を見せムジナに対して「人を傷つけてまでやるのはおかしい」と反論する。
しかし逆に瘴気に憑かれ「アベノイナリ」に変貌。
その後は自我を失いムジナのために瘴気を集めるだけの傀儡と化した。
変貌後、一冊のノートを落としており瘴気が見えることをきっかけにムジナを慕う様子が日記として書かれていた。
読み進めるうちに「時間稼ぎをしていたら大量昏倒事件が報道され、自分たちが引き起こした」ことに罪悪感を抱き「魔法使いは瘴気を祓えるんだよね、お願いしようかな」と書かれていた(ムジナの言う独断行動の原因である)。
彷徨っていたところをムジナに発見され「瘴気が馴染んできた」頃を見計らって再びアベノイナリになるが微かな本心から暁の賢者たちに「昔の優しかった兄様に会いたい」と吐露。
イナリの瘴気を祓い、元に戻った。
ムジナの変貌も瘴気に憑かれたことから暁の賢者とムジナの決戦が開始。
始祖「アヴェノセイメイ」に苦戦するも長い戦いの果てに瘴気を祓うことに成功しムジナも元に戻る。
その後封じられていた転移の扉の機能が回復しアカデミー世界に帰還する暁の賢者を見送った。