ゲームシステムや前作(暁の鐘)以前の詳細については親記事参照。
概要
暁の鐘までは空を飛ぶ魔法学校やモンスター討伐といったファンタジー的な要素が強かったQMAが、12作目にしていきなり異世界である日本を舞台に移してバージョンアップ。
なおトーキョーは過去に若干触れられていた賢者が来たとされる「東方」の地という設定であり、そのトーキョーに瘴気が発生したので生徒(暁の鐘のエンディングで「暁の賢者」に任命される)に調査・鎮圧を校長に命じられるというストーリーである。
生徒の制服やアクセサリーなどもリニューアルされ、特に長年「はいてない」とされていたアロエとミューもスカートを着用するようになった。
アーケード版とは別に、スマホアプリ版ロストファンタリウムでも恒常SSR第2弾としてアカデミー制服でトーキョー世界での生徒を題材にした断章が登場している。
キーワード
グリモワール
アカデミーから魔力を受け取り魔法を使えるようにする電子魔導デバイス。外見上は完全にスマホ。
グリム
「マジック☆コロシアム」の後継モード「グリムバスターズ」に登場する、瘴気によって出現する魔物。討伐するとグリモワールを強化する魔導書を入手できることからマロン先生によって命名されたが、グリムを召喚するイナリやムジナも気に入ったのか魔物をグリムと呼んでいる。
ゲーム中に登場する場所
グリムバスターズのひなビタ♪コラボイベントは、日向美ビタースイーツ♪メンバーがお台場に来たところ、イナリとアカデミー女子生徒の戦いに巻き込まれるという内容で、戦闘後の会話でシャロンはこの場所を「『トーキョー』の『オーダイヴァ』であると聞いている」と答えたが、「トーキョー=東京」なのかよく似た別世界なのかは不明。
シン・ジュク(新宿)
新宿中央公園(トーナメント・NEO予選)および歌舞伎町入り口付近(グリムバスターズ)
セン・ソー(浅草)
浅草寺の風雷神門(トーナメント・NEO準決勝)
オーダイヴァ(お台場)
お台場海浜公園付近(グリムバスターズ)・レインボーブリッジ付近(トーナメント・NEO4位決定戦)
アキバ(秋葉原)
電気街(グリムバスターズ)
ウェノ(上野)
上野公園付近(グリムバスターズ)
その他、地名不明ながら東京駅(メンバー発表画面)、東京大学安田講堂(検定クイズ)、六本木高層ビル(トーナメント・NEO決勝、4人対戦、全国大会)など23区内をモデルにした場所が登場する。
ウェブコミック(トーキョーグリモワールQMA)
2016年9月より、デンシバーズにて松原剛の漫画が連載されている。コミックオリジナルキャラ源コウタ(トップ絵中央)とアカデミー生徒との交流やグリム討伐などを描いている。なお、ゲーム本編で誕生日記念で獲得できる新通り名(一部キャラを除き日本人風の名前)は、作中では世を忍ぶ仮の名前として使われており、コウタもアカデミー生徒らをこの通り名で呼ぶ。
書籍版1巻の発売記念として帯についている応募券を編集部に送るとコウタになりきれるカスタマイズアイテム(制服・剣ともに男女共用)とカバーの壁紙がもらえるキャンペーンを実施。2017年5月18日に配布された。第2巻は電子コミックとして配信。
コミック内で登場した地名としてルキアとシャロンの合流地点としてイケヴクロ(池袋。マロン先生の誕生日イベントでもヴクロに行ったことがあると語っていた)とアロエが休憩していた場所にナッカノ(中野)がある。
続編
第13作・QMA THE WORLD EVOLVE(以下EVO)が2017年3月15日稼働開始。イナリ・ムジナが召喚した最後のグリムを封印したあと、トーキョー世界に再び瘴気が発生したので鎮圧に向かうストーリーで、ヴァニィもプレイアブルキャラとして同行する。
トーナメント・NEOや4人対戦のステージはTGと同一だが、グリムバスターズ・EVOでは他の道府県をモデルにしたステージを含めてエボルグリム(生徒キャラにそっくりなグリム)と対戦する。
さらなる続編
- 第14作MAXIVCORD(マキシブコード)が2018年4月23日稼働開始。魔法樹が復活したトーキョー世界でエボルグリムたちがマナを扱う術を覚え世界の守り人となるべく切磋琢磨する。協力モードは一旦撤廃されたがイベントとして復活(QMA天の学舎以前のボス戦部分のリメイクに近い)。
トーキョー世界での生徒の活動は本作で終了。続編はアカデミー世界に帰還し制服を一新し新要素を盛り込む。なお、セイメイやエボルグリムらはトーキョーに残っているため、ストーリー上アカデミー世界との繋がりもある。