結成の経緯
とある地方の歴史ある小さな町、倉野川市。かつてその中心であった日向美商店街は、巨大ショッピングセンターの進出により新興住宅街の客を奪われて、すっかりひなびてしまっていた。
そんなある日、商店街のレコード店の娘まり花は、幼なじみのイブとショッピングセンターの偵察に行ったときに人気バンドのライブに遭遇。『音楽の力』を目の当たりにした。
「ねえイブ、これだよ! バンドで商店街盛り上げるんだよ! ねえねえ、バンドしようよっ!」
かくして、商店街の女の子を中心とするガールズバンド『日向美ビタースイーツ♪』が結成された。
メンバー
14~17歳の中高生5人から構成されており、全員が日向美商店街の店舗を実家としている。
- 山形まり花 (メイン画像手前右)
CV:日高里菜
ボーカル/キーボード/リーダー・主人公/スイーツ/変態担当。実家はレコード屋。
持ち曲は「恋とキングコング」
- 和泉一舞 (メイン画像中央左)
CV:津田美波
ボーカル/ベース/ウッドベース/ハイテンションギャル/ツッコミ担当。通称イブ。実家は洋服屋。
持ち曲は「イブの時代っ!」
- 芽兎めう (メイン画像中央右)
CV:五十嵐裕美
ボーカル/ドラム/電波萌え/セクハラ/ゴリラ担当。フルネームが「めうめう」。実家ははんこ屋。
持ち曲は「めうめうぺったんたん!!」
- 春日咲子 (メイン画像奥)
CV:山口愛
ボーカル/アコースティックギター/エレキギター/ガットギター/ちくわ/清楚・優等生/修羅メイド担当。実家は喫茶店。
持ち曲は「とってもとっても、ありがとう。」
- 霜月凛 (メイン画像手前左)
CV:水原薫
ボーカル/エレキギター/アコースティックギター/DTM(cubase)/中二病/ツン・クーデレ/イジられ担当。実家は古本屋。
持ち曲は「虚空と光明のディスクール」
カバー曲
- 「凛として咲く花の如く ~ひなビタ♪edition~」
バンド内合作曲
「ちくわパフェだよ☆CKP」(まり花&めうめう)
「カタルシスの月」(イブ&凛)
「ホーンテッド★メイドランチ」(咲子&めう)
「走れメロンパン」(まり花&イブ)
「滅びに至るエランプシス」(咲子&凛)
「温故知新でいこっ!」(まり花&咲子)
「滅亡天使✝にこきゅっぴん」(めう&凛)
背景
日向美商店街は、昔「街おこし」という言葉が無かった時代に若者たちによる活性化のモデルケースとして雑誌で紹介されるほど有名であったのだが、商店街の守旧派との意見対立が深刻化した結果、その動きは衰退していった。
しかし、日向美商店街にはかつて存在していたジャズバンドの楽器と、何よりも音楽を愛するDNAがひっそりと眠っており、彼らを親とする世代は幼いころから音楽を聞いて育ち、楽器演奏のスキルを持っていた。
商店街の内部だけでバンドの楽器が全て揃ったのは偶然ではなく、かつての夢の再来とも言える必然であったのだ。
※親世代のジャズバンド『日向美ブルームーン』の編成は以下の通り。
ピアノ:山形滋 / まり花の父親
ボーカル:春日美沙 / 咲子の母親
アコースティックギター:橘辰巳 / 咲子の父親
ウッドベース:石川博 / 石川のおじちゃん
ドラム:小谷善郎 / 日向美商店街の会長
関連タグ
イロドリミドリ:日向美ビタースイーツ♪と類似している個所が複数存在する。