概要
春日咲子とは、Web連動音楽配信企画『ひなビタ♪』に登場するバンド「日向美ビタースイーツ♪」のメンバー(ボーカル/アコースティックギター/エレキギター担当)である。
年齢 | 15 |
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学年 | 日向美高校2年生 |
身長 | 158cm |
誕生日 | 2月4日 |
血液型 | A |
パート | ボーカル、ギター |
好きなもの | 動物、少女漫画、お菓子作り |
好きな音楽 | アコースティックポップ、メタル |
愛用楽器 | Ovation Celebrity |
特技 | 料理全般、勉学全般、雑貨作り |
声優 | 山口愛 |
人物像
商店街の春日咲子
清楚な優等生にして、純喫茶『シャノワール』の看板娘。両親は離婚しており、母親も多忙でほとんど家にいなかったため、母親が復帰するまではメイド服を着て純喫茶を実質一人で切り盛りしていた。
※両親の離婚については、前世代の町おこしの際に起こった守旧派との意見対立なども絡んでいるために、事情は複雑。
※咲子の父親は商店街を追われてからも1人で東京に行って勉強と経験を重ね、ふるさとグランプリの前後にチャスコの新エリアマネージャーとして着任した。現在は、これまで半ば分断状態にあったさくら野地区と日向美地区の関係改善、ひいては倉野川全体の発展を志向している。今は別姓の橘を名乗っており、ギタドラ仲間のめうめうからは「たっちん」と呼ばれている。
※シャノワールは、フランス語で「黒猫」という意味。TOMOSUKEはZektbach叙事詩に黒猫ニョアを登場させたり、黒猫ダンジョン名義で曲を出したりしているので、その延長線上のネーミングと考えられる。
「パーペキ」、「バッチグー」、「ナウヤン」などの昭和言葉を多用し、形容詞をふたつ重ねる口調で話す癖がある。
ちくわガチ勢の頂点に立つ味覚の持ち主で、ちくわパフェの考案者。チョコパフェをメニューから削ってまで導入した『ちくわパフェ(CKP)』は、主にまり花とめうめうに愛されている。
バレンタインデーには、「高級ちくわにチョコレートを詰めた『ちくわチョコ』をプレゼントする」など、ちくわスイーツにかけて右に出る者はいない。
バンド活動における春日咲子
店が終わると、小さい頃に父親から教わったギターを弾き語りして寂しさを紛らわせていた。
まり花はかねてからシャノワールの常連であったが、咲子にギター経験があることを知ると「日向美ビタースイーツ♪」に勧誘。咲子もこの誘いを快諾した。
好きな音楽は、アコースティックなポップス。
音楽理論をある程度は独学で修得しており、公式サイトの音楽理論講座「あのね!」では各種コードを絶妙なセンスの比喩で解説してくれる(例1、例2、例3)。
まり花と共同で日向美ビタースイーツ♪初のオリジナルチューン「恋とキングコング」を作曲。シャノワールでの初ライブを飾った。
ちくわ祭りで行われた路上ライブの際にはメイド服姿で演奏を披露。それ以来、さくら野高校の生徒も咲子目当てでシャノワールをちょくちょく訪れるようになった。
また「めうめうぺったんたん!!」でめうにエレキギターの演奏を無茶振りされるも、ロックの神が憑依したかのような超絶技巧を披露してイベントを乗りきっている。
※エレキギターの演奏時には人格が豹変する。その様は、「鬼の形相」とも、「色気を感じる」とも評される。
※この超絶技巧は凛からも「なぜか歪み系のギターの才能がある」と認められており、『虚空と光明のディスクール』で再びエレキを担当。重要な歪みギターの役を任される。
優等生からのカミングアウト、そして、「とってもとっても、ありがとう。」
咲子は私生活のトラブルで内心では荒んでいた。それでも、孤独になることが怖くて、家族や商店街のみんなとうまくやっていくために、幼いころからずっと良い子のフリを演じて、本当の自分を隠し続けてきていた。
「これ以上、バンドのみんなに自分を隠して、嘘をついて、騙し続けることは耐えられない。
本当のことを言うと、きっとみんなは優しくしてくれる。でも、私には、その優しさがとっても重くて辛い」
その想いが限界に達した咲子は『予餞会』の前後から練習を休みがちになり、遂には『ふるさとグランプリ』のライブを目前にしてバンド脱退を表明してしまう。
しかし、自分を心配して雨の降りしきる夜中にシャノワールの玄関先で立ち続けたメンバー達に心を動かされ、咲子は生き方を変えることを決めた。
「全部受け入れよう。自分に素直に生きることに決めた。
本当のことを言ってみんなに嫌われてもいい。
だって、みんなのことが本当に大好きだってわかったから。
生まれて初めて、本当の私を知ってほしい」
本当の想いと感謝の気持ちを、咲子は自ら作曲した歌『とってもとっても、ありがとう。』で皆に伝える。
その時こそが、春日咲子が真に日向美ビタースイーツ♪のメンバーになった瞬間だった…。
修羅メイドへの覚醒
心からバンド活動を楽しみ、日向美商店街に父親が帰って来て、エレキギターも買ってもらえた。自分で開発したちくわパフェが空前のブームを迎え、家庭環境もずっと幸福になっていった。
カミングアウトはしたものの、咲子の言動や行動は、ほとんど変化がないまま歳月が過ぎていった。
――ロックの魂が、表面化するまでは。
まり花とめうめう、イブと凛がそれぞれコラボで新曲を作っている間に、咲子は貯めていたお小遣いで、とってもとってもトゲトゲした禍々しい形のエレキを買っていたのである。
唖然とするイブを前に、「とってもとってもメタルさんなんですっ!」と嬉しそうに披露。
『準備中DEATH』という札がかかったシャノワールからは、朱雀の声のようなピギャーって音とともにRPGのラスボスのような声に混ざって、超高速のツーバスが地面が唸らせながら洩れ出すようになり、その様子は次第に尾ヒレがつく形で怪談化していった。
やがて生まれた新曲の練習時、チアゴ・デラ・ヴェガばりの超高速早弾きをして「このシュヴァルツ・トイフェル(漆黒の悪魔)に不可能など無いっ!」とか叫ぶその姿は、もはや修羅メイドそのものであった(†)。
それでいて、本人には演奏時の記憶がまったく無いらしい。どうもエレキギターを持っている時のみ修羅メイドとして覚醒し、アコースティックギターを持たせれば通常の咲子に戻るらしい。
なおこの覚醒の原因は、霜月凛が咲子にSlipknotなどのHR/HMなCDを貸したことにある様子。
「自分に素直に生きることを決意して、本当の私を知ってほしい」と願ってから7ヶ月、アコースティックとロックの二面性を同時に孕みながら、盛大なキャラ崩壊とともにその才能を開花させつつある。
その結果芽兎めうを巻き込み電波と融合したメタル『ホーンテッド★メイドランチ』が完成したのであった。
ポップンの春日咲子
『pop'n music Sunny Park』では他4人が既にポップンキャラ化していたのだが、咲子だけはキャラ化していない状態が長らく続いていた。
しかし、『Sunny Park』の稼働も終盤に差し掛かった2014年4月23日、ようやく咲子ソロ曲『グラティテュード / とってもとっても、ありがとう。』が移植され、担当キャラとして春日咲子本人がついに登場。
2Pカラーはなく、先行して登場した4人と同様にキャラクターポップ君では2P担当ラインにひなちくんが降ってくる。
ただしデフォルトでは咲子は使用できず、このためには隠し曲である芽兎めうとのデュエット曲『メイドメタル / ホーンテッド★メイドランチ』を解禁する必要があった。
条件は1プレーで「とってもとっても、ありがとう。」と「めうめうぺったんたん!!」を2曲ともプレーすること(順不同)。
条件を満たすと3ステージ目に隠し曲が現れるため、それを探してプレーすればいい。
(曲を探す場合、アーティスト名で探す→「ヒ」→日向美ビタースイーツ♪ が確実)
ホーンテッド★メイドランチを一度プレーすれば咲子が解禁される。さらにこの曲の担当キャラは通常は咲子だが、
咲子を使用してこの曲をプレーすると相手キャラがめうに変わるという特殊仕様になっている。
また、さらにもう1つの隠し曲として霜月凜とのデュエット曲『浪漫歌謡 / 滅びに至るエランプシス』があり、こちらは通常の担当キャラは凜だが、凜を使用すると相手キャラが咲子に変わる。
以上のような条件のためか、咲子のアクションにはメイドランチやエランプシス仕様も一緒に盛り込まれており、
MISSアクションでは「ホーンテッド★メイドランチ」のメイドになってひなちくんを踏みつけながらめうと一緒にエレキギターを激しく演奏したり、
FEVERアクションでは「滅びに至るエランプシス」の衣装に変身したりしている。
また、先行して登場した4人同様に、同作のプレイヤーマスコットキャラ「ポップル」用の着せ替えセット(クプロパーツのようなもの)もある。
『ラピストリア』では曲・キャラともに無条件解禁された。
対戦セリフ
攻撃 | ごめんなさい | ダメージ | すごいっ…! |
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GOODプレー | 楽しいですっ | BADプレー | 不安ですっ |
WIN | ありがとう。 | LOSE | やっぱり… |
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