『クイズマジックアカデミーEVO』でトーキョー世界に再び現れた瘴気を祓うために訪れた暁の賢者の敵となる存在で、暁の賢者(エボルグリム側からは、自分の元になった人物を「オリジナル」と呼んでいる)とそっくりな外観であり、戦闘時には動物やメカのような姿に変身する。声優はオリジナルと同一。
ゼンコクに瘴気の源となる「クサビ」を打ち込みその守護を担当する。「あの御方」と呼ばれる人物がバックについている。
QMAEVO
対戦相手一覧
対戦順・初登場日 | 対戦相手 | 戦闘時の姿 | ステージ名 | モデル地と思われる都道府県・場所 |
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1・2017/3/15 | グリム・レオン | ライオン | アラクラヤマ | 山梨県富士吉田市・新倉山浅間神社 |
2・2017/4/7 | グリム・サンダース | 牛 | オーダイヴァ | 東京都・お台場レインボーブリッジ上 |
3・2017/4/21 | グリム・メディア | 豹 | ヒメッチ | 兵庫県姫路市・姫路城 |
4・2017/5/19 | グリム・リエル | 犬 | ヤマシタパーク | 神奈川県横浜市・山下公園 |
5・2017/6/16 | グリム・アイコ&グリム・マヤ | アライグマ、カラス | ニャーゴヤ | 愛知県名古屋市・久屋大通公園 |
6・2017/6/23 | グリム・カイル&グリム・ユリ | 竜、鮫 | オーダイヴァ | 上述 |
7・2017/7/17 | グリム・ミュー | イルカ | オキナー | 沖縄県・不明、何処かの海中 |
8・2017/8/11 | グリム・ヴァニィ&グリム・ヴァネッサ | 巨大ロボ | (無し、宇宙空間) | |
9・2017/8/18 | グリム・ルキア | 牛(ホルスタイン) | センダイン | 宮城県仙台市・仙台城 |
10・2017/8/25 | グリム・アロエ&グリム・マラリヤ | 蝙蝠、蛇 | オーダイヴァ | 上述 |
11・2017/9/15 | グリム・ユウ | クリオネ | ホッカイ | 北海道札幌市・大通公園(さっぽろ雪まつり中のイメージ) |
12・2017/10/20 | グリム・タイガ&グリム・リック | 虎、狼 | カンサイ | 大阪府大阪市・通天閣付近(新世界) |
13・2017/10/27 | グリム・セリオス | 鷲 | オーダイヴァ | 上述 |
14・2017/11/17 | グリム・ラスク&グリム・ヤンヤン | 蟷螂、パンダ | シューキュウ | 九州(詳細不明だが、長崎県佐世保市・ハウステンボスという説が有力) |
15・2017/12/22 | グリム・ハルト&グリム・クララ | 蜘蛛、梟 | カナザウアー | 石川県金沢市・金沢駅 |
16・2017/12/29 | グリム・シャロン | 蜂 | オーダイヴァ | 上述 |
補足
2人で登場するエボルグリムはどちらのキャラがカットインや音声で登場するかはランダムになっている。
ステージがオーダイヴァ(公式サイトのストーリーではナナイロブリッジと呼ばれている)となっているエボルグリムは新要素・エボルブタイム(制限時間が7秒になり4人で規定問題数を正解するミッションがある)を加えた「防衛戦」となっている。
イナリとムジナの従兄妹はグリム・リエル戦の際にこの辺り(ヨコハマー)に住んでいるという情報がある。
グリム・ユウには(QMA5以前の設定)のように「お姉様」が幽霊の状態でついている。
封印
グリム・レオンの初登場時には対策がなく、倒してもすぐに回復するため撤退するしかなかったが、クサビより遠くへは行けないという弱点がある。
グリモワールのアップデートで封印機能が追加され(グリム・メディアが最初に封印されており、それ以降は一部キャラを除き2回目の対戦で封印する流れとなっている)、その時の形代からイナリたちを訪ねるきっかけにつながり、グリム・リエル一回戦でシャロンが「進化したグリム」という意味でエボルグリムと命名した。
イナリやムジナによれば「形代を用いて陰陽の力で人為的に造られた存在で中身は瘴気そのもの」とのこと。
外部リンク
公式サイト内ストーリーページ(ネタバレあり)
続編
QMAXIV
誕生日イベント(生徒キャラの誕生日の場合はオリジナルと一緒に登場する)やストーリー・リコードとしても登場する(一部エボルグリムは新規イラスト)。また、ボンバーガールとのコラボイベントで通常はトーキョー世界での通り名で登場するWANTEDキャラの代わりにグリム・アロエが登場した。
QMAXV以降
舞台が暁の鐘以前のアカデミー世界に戻ったせいか、ストーリー上での登場は基本的にはないが、公式サイトにはキャラクター紹介があり、またXIVのトーナメント・WANTEDのように期間限定でエボルグリムが登場(SDキャラは新規追加)することがある(初期はCOM枠があっても必ず登場するわけではなかったが、アップデートによりCOM枠がある場合は必ず登場するようになった)。登場した場合倒さなくてもアイテムがもらえる(魔法石・Qメダル・カスタマイズアイテム。カスタマイズアイテムはXVがキャラがデザインされたTシャツ・輝望の刻がそのキャラにちなむアイテム。またキャラクターうちわがQメダルと交換可能。夢幻の鏡界は一巡目がヘッドール、二巡目はパネルである、キャラクターお面がQメダルと交換可能)。
タグ付け時の注意点
エボルグリムたちの名前はゲーム上では「グリム・レオン」のようにナカグロ(・)が入っている表記が正しい。完全一致検索などを活用する場合などを考慮し、「グリムレオン」などナカグロの無い表記は避けるべきである。検索する場合はOR検索を活用するとよい(ボンバーガール出演時のグリムアロエは例外だが、こちらも併記あるいはナカグロ付きのみが望ましい)。
ネタバレ閲覧注意
この先、QMAEVOの結末を含む重大なネタバレ 閲覧注意
エボルグリムを造った「あの御方」の正体は前作のラスボス「アヴェノセイメイ」であることが判明。(のちにセイメイは「瘴気から生み出された存在が生命を持てるか」という実験的な意味合いもあったと言っている)
グリム・レオン二回戦で「(セイメイに)利用されるぐらいなら封印されてやる」とレオンとともにアラクラヤマのクサビを破壊。(その後封印される)
しかしこれこそがセイメイの狙いであり、トーキョーに帰還した直後レオンの体とグリモワールから瘴気があふれ巨大な樹(アカデミー世界の魔法樹に酷似)が現れる。(仕掛けたのは封印される直前のグリム・セリオスの仕業。グリム・ラスクとグリム・ヤンヤンが奪ったグリモワールを解析してセイメイに報告していた)
ムジナによると「セイメイ自身ごと封印したもの」で、これがトーキョー世界に魔法が存在しない理由である。
アヴェノセイメイの目的は「トーキョーを瘴気で満たす」ことだが暁の賢者はセイメイの野望を阻止すべく奮闘するも瘴気で回復して埒が明かず「諦めて受け入れれば(わらわのように)馴染む」と言い張るセイメイに対抗するが退かない暁の賢者の思いに「手を貸してやる」と応えるかのようにグリモワールからエボルグリム全員が復活。驚くセイメイに対してグリム・レオンは「あんたが正しくないからだ」と一蹴した。その間にムジナが用意した最終兵器「反極珠」が揃いレオンとグリム・レオンがセイメイの体に打ち込んだ瞬間、善のセイメイの意識が表れ「瘴気に耐えたことに意味はある」と諭しグリム・セイメイは眠りにつく。
これによりトーキョー世界の魔法樹が復活。
復活したセイメイは子孫のイナリとムジナ及び「我が子」エボルグリムに過剰ともとれるスキンシップをとりグリム・レオンらを呆れさせる。(TGの決戦後に生み出したときに瘴気の状態では非常に不安定でエボルグリムの善の意識にバラツキがあった、リエル曰くそれぞれ苦悩していたのはこのためであり、イナリ曰くセイメイの意思が一番強く反映されていたのがグリム・レオンである)
そして「魔法と陰陽が失われたこと自体はこの世界の有り様として受け入れる」との一方で「マナの扱いに不得手な我が子たちを導いてほしい」と懇願。
校長とちゃっかり連絡をつけていた。
この先、QMAXIV終盤の重大なネタバレ 閲覧注意
マキシブコードの事象改変を目論む歪みの集合体「インフェノメナ」(ムジナが命名)が現れ修行もそこそこに世界を守る任務に向かう。
「事象の蓄積は時間に比例する」ために生まれてあまり時間がたってないエボルグリムたちは優先的に狙われた。
しかしグリム・ルキアはそれを逆手にとって「インフェノメナに対抗できるのは『変わらない事象』だけだ、頼んだよ」とヒントを告げて囮になる。
これによりインフェノメナをまとめることはできたが暁の賢者たちは「また戦わなければいけないの?」と苦悩するが、ルキアの閃きにより「エボルグリムのリコード」を使って元に戻すことに成功し片はついたかに思われたが…