概要
だが、その存在自体は2年前の2019年に発売された『東方鬼形獣』にて、剛欲同盟の組長の名前として饕餮と言う種族名だけが先に出ており、具体的なキャラクターデザインは未発表だった。
その後、『東方剛欲異聞』の発表を受けて当作品で登場する物と思われていたものの、発売の延期によって正式な姿を目にする機会は2021年の秋季例大祭までお預けとなり、都合2年以上の間、存在だけが示された状態のキャラクターであった。
魂魄妖忌やレイラ・プリズムリバーのように名前だけ言及され登場はしない存在の可能性も否定はできなかったため、その間多くのファンが様々な姿の饕餮を想像し、イラストとして形にして来た。
中には男の饕餮を描いた絵師もいたが、原典の饕餮が羊の姿をした怪物である為、何れのキャラクターデザインも共通点は羊を擬人化した姿である。
関連イラスト
実際に登場した饕餮尤魔も羊のような角や饕餮文などの意匠を備えており、中には近しい姿のイマジナリー饕餮もいた。
流石に原作で本人が登場してからは勢いは弱まっているが、中には別人だったという設定でオリキャラとして引き続き使用されているものもいる。
この場合主に、『剛欲異聞』の異変に繋がる尤魔の活動による留守中に、同盟長としての代理や影武者を勤めていた部下がイマジナリー饕餮の正体だった、というふうな設定で二次創作としての整合性が取られている。
実際一部で、同盟長代理を任されたヒツジ霊であったり、あの時の姿は何だったんだと追及する話ができたりと、本人が登場したからこそのネタが色々と生み出されている。