ウルフ(ウィッチウォッチ)
うるふ
漫画『ウィッチウォッチ』の登場人物。
真神圭護の狼男としての姿で、圭護が三日月型と認識したものを見る事で変身できる。
ちなみに、護衛としては圭護自身に戦闘力はないのでウルフ頼り。
通いネコの正体が宮尾音夢であることを唯一知る存在。
月に一回、定期的に表の圭護に三日月を見せて変身させる事を条件に、音夢の秘密を黙っておく取引を行っている。
欲望に忠実な性格で、三大欲求が強く、よく寝、よく食べ、よくモテる。そして闘いこそを生来の欲求とする戦闘狂。
「犬と雨滴」編では計画に関する行動を全て引き受けており、守仁との一対一での戦闘に発展。型の無い自由な動きで守仁を翻弄するが、ニコや監志のサポートを生かした守仁の猛攻を前に敗れた。
以降はニコの新たな使い魔として、守仁・監志と共に護衛となる。
誰に対しても自由を束縛する事は許さない態度を取るが、狼の習性により自分を負かした守仁の言う事だけは(次に守仁を倒すまでは)大人しく聞く。
そのため、守仁の話せる猟犬であり、追跡と戦闘をこなす。
表の記憶は裏に引き継がれるが裏の記憶は表に引き継がれないため、表の圭護とはスマホのメモを通じてやり取りを行っている。圭護としては別人のつもり。ウルフにとって圭護がなんなのかは不明。
記憶が繋がっている以上、圭護の抱いた感情には影響されているようだが…?
顕現したのは3年前で、当時は表の圭護をいじめる同級生やカツアゲする不良、母親の車椅子を邪魔扱いしたサラリーマンに報復をしていた。…自分勝手ではあるが、凶暴になるなら理由があるらしい。
圭護としてはそういう自由と強さにあこがれがあり、ウルフを悪いように扱う気は無い。とはいえ欲深いウルフになると勝手に金を使われたり、女性といつの間にか付き合ってたりと迷惑掛けられっぱなしなので、あまり変身はしたくない。
ただ、ウルフとしてはずっと変身しないとなるとストレスが溜まり、身体も鈍る。そのため、できれば定期的に変身してほしいようだ。